トウオオバコは漢字では「唐大葉子」と記すらしい。
オオバコ「大葉子」がユ-ラシア大陸が原産なのに対して、トウオオバコは唐の字
があてられながら原産地が不明であるとのこと。
城山運動公園下空地のトウオオバコ
数日前に城山運動公園下のツツジなどの撮影の帰りに、ブタナの生えている空地
に同じような姿勢で地上から根生葉と花の茎がヒョロヒョロと伸びていた。
その次に出合ったのが大原の墓地で家庭菜園の行き返りに自転車に乗っていると
目に付く。
写真は出しませんが、この敷地の中で、沢山の仲間があり、まるで林みたい。
その花・部分
この野草は雌しべが先行完熟型との資料がありましたので、どうやらこれは雌しべが出てきた段階らしい。
次にご紹介する「オオバコ」の花の2枚の写真でその辺に理解が及ぶのではないでしょうか。
この根生葉と花茎しかない植物の観察から「ムラサキカタバミ」の生態も理解ができ
ていっそう根生葉と花茎しかない植物の事に関心が出始めました。
そのせいか、昨日19日(日)畑で「ソラマメ」の根元にある草を除草したら、そこに大
きく育った「オオバコ(大葉子)」(オオバコ科オオバコ属)がありました。
そこで花の写真も写してみました。
(1) 雌しべが開きだした花
どうやら雌しべの花が開 いた状態らしい。
その後、追随型の雄しべの花が出てきて受粉体制にある状態だろうか。
何か入り乱れている感じですが、雌しべの周辺にオシベが見える
上のオオバコの写真に置いて、3,4本花の茎が出ており、色が違うので
花の咲く具合が違うだろうと推測した結果、この写真2枚となりました。
このトウオオバコも花茎とその上の花の部分を合計するとなんと40cm~80cmに
も達する例もあるようです。
オオバコも知っているつもりで知らない例の一つですが、トウオオバコは先日まで
全く気が付きませんでした。
おそらくどこにでも生えている野草でしょうからこれからは度々出合いそうな野草で
すね。
尚、トウオオバコに関しては、ネット検索などに出てくる話などでは、海岸端に自生
するとあります。
こちらは遠見には同じトウオオバコですが、こちらは三田市内だし、葉の色つやが
違うので同属ながら別の野草かもしれません。
その点に関してお気づきの方はお知らせください、感謝します。
トウオオバコとは:
1. 科 名 オオバコ科オオバコ属 多年草
2. 学 名
3. 原産地 不明
4. 別 名 唐大葉子
5. 草 丈 40~80cm
6. 花 期 7~8月 (この点で写真の野草はトウオオバコかどうか疑問もあり)
7. 環 境 海岸 三田で育つ写真の花はこの点でも違うかもしれない。
オオバコとは:
1. 科 名 オオバコ科オオバコ属 多年草
2. 学 名
3. 別 名 車前草
4. 原産地 ユ-ラシア大陸
5. 草 丈 10~50cm
6. 花 期 3月~9月
7. 環 境 路傍、野原、畑地