三田のいのしし　見て歩き日記

5月25日（土）　

コモチナデシコの花

娘と孫が来るまで遊びに来るので、車庫の道路側などを利用しているプランタ－置

き場を整理していたらその最も目立たない場所の小プランタ－で1株見つかった。

その根元の姿

茎は分岐して高さ20ｃｍほどになる。ヨ－ロッパ原産の帰化植物、アメリカ、オ－ス

トラリアなどに帰化している二年生草本（日本帰化植物写真図鑑より）

その花

早朝なのでまだ十分開き切っていないらしい。冒頭の写真と同じ花です。

イヌコモチナデシコとほとんど同じ花の姿だろうと思います。

対生する葉で出来る鞘の姿

この部分が茎の幅と鞘の幅（長さ）がほぼ同じのが「コモチナデシコ」、鞘の方が

長いのが「イヌコモチナデシコ」、この写真からコモチナデシコと見ました。

イヌコモチナデシコの例
茎の幅と鞘の長さを比較すると
鞘が2倍以上にも見えるくらい長い。

次は、茎に見られる腺毛の有無⇒　腺毛があれば「イヌコモチナデシコ」
イヌコモチナデシコの線毛のある姿
毛の先に粒らしいものが見える
腺毛が沢山見られるイヌコモチナデシコの茎。

今回撮影したプランタ－の茎

腺毛も毛のみられません。若い茎の上部の確認が必要らしいが出来ていない

この点のみであれば？

多分、鞘の部分の長さから見て「コモチナデシコ」と見て良いと思います。

その理由：

1.　我が家のプランタ－の花の種がどこから来たか

　　 昨年7月、市内の武庫川縁で瀬戸大橋左岸で河原に近い場所で初めて見た

　　 このコモチナデシコかイヌコモチナデシコか分からなかったまま撮影したその

　　　終わりかけの株を度々見た際、その種側が衣服あるいは靴に付着していたも

　　　のらしい。　

2.　 イヌコモチナデシコか コモチナデシコ　か知る為の参考資料として作った写真