三田のいのしし　見て歩き日記

市内城山運動公園下のバス停からバスに乗る際、左側にある土手で茂る野草に交じっ

て赤味を帯びた花が一輪咲いていた。

確かなことは分からないがナデシコ、それもカワラナデシコであるかもしれない。

一輪の花が咲き終わりの時期で内側に巻き込みがかっていた。

自宅に帰って写真をパソコンへ取り込んでみて、やはりカワラナデシコであろうと確信

めいた気持ちになった 。

【】
その株の根元

1本の株も見えている株元の姿。

このカワラナデシコらしい野草が、湿気のある平地や河原であれば理解しやすいが

かなり高い土手の草原なのでやや理解しづらい。

とも角これがカワラナデシコであれば、ここ数年の野草への接触で初めての出合いで

あり、大変うれしい。

ここのところ「ウバユリ」、「ウツボグサ」「ヤブミョウガ」など未知との遭遇、出合いで

喜びが重なっているが、カワラナデシコは写真と名前は非常によく知っていたが、実物

に出合えるのが初めてのケ－スだ。

城山運動公園下のバス停は、その背中に大きな駐車場と沢山のテニスコ－トがあり

そこから一段高い所にグランドや硬式野球場があるのでその辺も歩き、この株の元に

なる群れに出合えることを期待しております。

※　秋の七草の一つ

※　直立した茎は上部で分岐する。葉は長さ３～10cmの線状披針形で対生しその
　　 元は相接して茎を抱き関節を形成する。
　
　
　　 茎葉は粉白色を帯びている。５枚の花弁は桃色で、縁の先が細かく咲けている
　　 （季節の野草・山草図鑑から抜粋）

１７日（土）早朝にこの株の観察に出かけたが、上に記載の説明通り直立した茎の

上部で分岐しており、咲き終わった花とは別に新しい花の蕾らしいものが出ていた。

カワラナデシコとは：
1.　科　名　ナデシコ科ナデシコ属　多年草
2.　学　名　
3.　別　名　ヤマトナデシコ（大和撫子）、ナデシコ
4.　原　産　日本、東アジア
5.　草　丈　30～80cm
6.　花　期　7月～10月
7.　環　境　山野、日が良く当たる河原のふち