三田のいのしし　見て歩き日記

本年4月16日　高知県高岡郡四万十町にある実家へ帰省した際、その庭の隅でこの

花が絨毯を敷き詰めたように、しかものびのびと繁茂していた。

地元の者に「肥後のスミレ」或いは九州のスミレと紹介された花

大きな葉で純白の花、スミレ特有の紺色に筋が見られない花弁。

同行していた妹もびっくりしてお互いに数枚ずつ写真撮影を行った。

大きな葉っぱに大きな花、しかも柔らかな葉っぱは食べられそうな感じ。

野生のスミレの花っ随所に咲く農村地帯で、これがどんなスミレか調べるとなると

大変頭を悩ますスミレだなどと、後日の大きな宿題を与えてもらう菫の種類だとは夢に

も思わなかった。

昨日6日にゴマノハグサ科の松葉海蘭に似た園芸品の姫金魚草の花と名前をご紹介

させてもらった際、スミレには距があるとの情報からこの「シロバナアメリカスミレサイシ

ン」にも距がみられるかどうか・・・3枚の写真をしげしげと見ましたが写っておりません。

それもそのはず、スミレだったら距があるかもしれない…なんて識別に関すり知識の

持ち合わせがゼロでしたから。昨日からサギソウなど距が見られる花を少しはしりまし

た。

そんなわけで、スミレのシロバナアメリカスミレサイシンと呼ばれる花らしいことがわかり

ましたが、シロバナアメリカスミレサイシンといっても白色以外の花もあるらしい。

とにかくネット検索していても頭が痛くなりました。

ここでは：

1.　シロバナアメリカスミレサイシンと呼ばれるアメリカのスミレがあるらしいこと。

2.　同様に園芸品でシロバナのスミレがありそうでした。

3.　この高知県の実家の庭の花はそのいずれかの花であって、地元の者が九州、或い

　　 は肥後のスミレとしてくれた話とは違っているかと思います。

　　 九州、或いは肥後にも白い大きな花のスミレがありましたが、その葉は小さくて切れ

　　　込みがあるものでこの写真のように天狗のウチワみたいな葉ではありません。　

そんなわけで今回の今年初めて出合った花　その2　はやたら純白の花びらを誇る

スミレですが、どうやらシロバナアメリカスミレサイシンかそれに近い園芸品の花らしい

と自分で結論付けをした花でした。

◆

この写真の花をご覧になってスミレの中のなんという花か特定できる情報をお持ちの方

で、その情報をお寄せいただければこれ以上の嬉しさはありません。

よろしくお願い申し上げます。