4月のある日、城山運動公園下の道路を三田市内へ向けて歩いていて何気なく歩道に
ある花壇を眺めたら、異様な物が目にはった。
フッキソウ
花の上部が雄花であり、下が雌花だそうですが、この写真では判然としませんね。
名前の由来は、冬も枯れることなく繁茂することから。
白い花のように見える部分は、雄しべの花糸だそうです、その先に葯があります。
とにかく不思議な植物ですが、草ではなくて常緑の低木だそうです。
富貴草とも書くようですが、とてもこれが花だとは思わないでしょうね。
よくご存知の方々からすれば歩道に設置される花壇などでは最適な植物の一つだと
思っているのではないでしょうか。
茎が地上を長く這い、緑の葉が良く繁茂するようです。
この花の特異点:
雌雄同株で花序の上部に雄花が、下部に雌花が咲く。
写真の右下、葉の上に小さな白い花が雌花の
様です。(しろうと自然科学者さんのブログからお借りしました。)2013.12.18
雌雄同株で雌雄が別の花の場合、雄性先熟でその花の花粉が別の花経利用された頃、雌花が受粉可能にる。
また、アケビも雌花が1つに対して雄花は房状に沢山見られます。
この富貴草も上から見ると雄花だらけの印象になりますね。
どちらも花弁が無く、4個の萼片があるのみ。
葉は卵状楕円形であり互生し、厚く光沢がある。上半部の荒いギザギザ。
富貴草とは:
1. 科 名 ツゲ科フッキソウ属
2. 学 名
3. 別 名 吉祥草、キッショウソウ
4. 原 産 日本、東アジア
5. 草 丈 20~30cm
6. 花 期 3月~5月
7. 環 境 山地
※ 富貴草に関する情報はほとんど 「季節の野草・山草図鑑」日本文芸社
から抜粋、転記させて頂きました。
全く馴染みが無い花なので、自分の力でご紹介できる部分は写真のみ
でした。
有難うございます。