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三田のいのしし 見て歩き日記

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2013年12月28日
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カテゴリ:花と園芸

5月7日 出かける動機は忘れたが、市内永沢寺のシバザクラ見物に出かけた。

シバザクラ
シバザクラ

その一画にあるボタン園の牡丹も満開だったので楽しませてもらった。
牡丹・ピンク

その山側に見られたのがミズバショウだった。
ミズバショウ-1

単なる推測にすぎないが、水芭蕉の花期としては終わりかけであったと思う。

ラッキ-にも数輪の花が残っていたので「仏炎苞」と名付けられている大きな「苞」を

背景にした緑色の花が咲いているのを見ることが出来た。

たいがいあの純白の苞を花、或いは花の一部とみるらしいが、花とその割合には小さ

な物だった。

もう少し早い時期に出かけたらさらに生きの良い、シ-ズンのミズバショウの花が見ら

れることだろうがここにミズバショウがあることを知らなかったので仕方がない。

ネット検索でも咲き始めの頃はあまり葉っぱは無いが、開花が終わる頃から葉が大きく

ちやがて1mほどにも伸びていわゆる”芭蕉”に似た姿になるそうだ。

今回の写真でもその葉はかなり大きくなっている。

湿地に自生する植物なので、ここでは林間から湧き出る水が傾斜地を流れ下る溝に

ミズバショウを植えている感じだった。

ミズバショウ-2水上に見える部分が苞であり
直立している緑色のものが花だ。

ミズバショウ-3
ミズバショウ-3両性花だが
雌性先熟で、雌しべが花粉の受け入れが整った頃に雄しべが出てくるらしい。
 

ミズバショウとは:
1. 科 名 サトイモ科ミズバショウ属 多年草
2. 学 名 Lysichiton camtschatcense Schott
3. 別 名 べコノシタ、ヘビノマクラ、バラマキ、ウシノクチャ
4. 原 産
5. 背 丈
6. 花 期 4月~5月
7. 特 徴 (1) 雌性先熟

        (2) 種による繁殖の他、地下塊茎から細長い茎が生じて栄養繁殖する
           事がある。
           親株の側で育つので株が林立する傾向らしい。

この日は、永沢寺(この場合、ようたくじと発音するらしい)の宝物殿で、拝観したり

椿の陳列を眺めたりで、考えようによっては、欲張り過ぎで気が散った一日であった

かもしれないが、このミズバショウの花に出合ったことで十分満足できた。






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最終更新日  2013年12月29日 06時39分44秒
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