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三田のいのしし 見て歩き日記

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2014年01月22日
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カテゴリ:広く・深く・学ぶ

1月22日(水) 曇り 今早朝も雪が降ったらしい。

最近は朝日新聞の投書欄「声」をほとんど読まないが、今朝ふと見てしまった。

「お国ことばの大事さ 英で学ぶ」 大阪府 納屋さんの投稿

  1. 納屋さんが若き頃英国の職場で、英国人からその英語について何故アメリカ英語

    をしゃべるのか質問があった。
  2. それなら標準英語を学ぶと言ったら、「イギリスには標準英語なんて無いよ」と

    言われたそうだ。
  3. 標準英語は差別を助長するだけだと英国人が答えたそうだ。

    日本人はジャパニ-ズイングリッシュ(日本英語)をしゃべれと。

 

   4. 納屋さんが気が付いたら、世界から英国へ来ている人たちは独特の訛りのある

    英語をしゃべっている。

    さて、日本ではどこでも標準語が通用する。

    英国のようにお国ことばに誇りが持てる社会になってほしい。

以上が投稿の趣旨ですが、

1. まず私は78歳の今日まで英語と言えば英国人が操る言葉が標準語だときかされて
 

   いたので、標準語が無くてどこでも訛りのある英語が流通しているらしいとなると

   その生活ぶりは想像が出来ない。

2. 国語である英語の教科書はどのようになっているのだろうか?

英国の言葉については、今日だけでは納得のいく理解にはなりそうにもありませんね。

沢山の方々が英国に留学され、或いは働く形で生活して来られているわけですが

納屋さんが感じられた英語への思いについてのどのようにお考えでしょうか。

さて、標準語についての想い出

1945年8月15日 第二次世界大戦の終結があって、

1946年か1947年(昭和22年度)、小学校の4年生の頃、学校への通達

「標準語を正しく使いましょう」

こんな通達が出た時、我々は100%土佐のお国ことばでしゃべっていたのに、しゃべっ

は行けないと言うことだった。

これはその時に真面目に流通した小話ですが;例えば喧嘩をしたとして

「おんしゃあ、やるかえ、負けるにきまっちゅうよ」

「何をぬかすか・・・ 」なんてやりあうとしますか。

これを標準語で喧嘩をすると

「貴方 喧嘩をされますか、 きっと負けると思いますよ」

「何を言われますか・・・」

なんて言葉になって、多分喧嘩は起きないでしょうね。

一語一語は当時のままではありませんが、当時配布だれた国語の教科書と共に

普段の語り言葉も教科書通りの標準語で行いましょうと以上のような小話をれいにされ

て標準語の大切さを指導してくださいました。

これが指導要領だったのでしょう。

当時、この小話が大分みんなの間で流通したと記憶しております。

個人的には母方の伯父の奥さんが東京の麻布界隈の育ちで、100%標準語しかしゃ

べっていなかったので標準語とはどんなものかということは理解できたが、教科書の言

葉は勉強の上では学んで行けたが、おしゃべり言葉としては、何とも言えない混合語

を習得してきたと思います。

このブログをご覧の方々の中で、何方か昭和22,23年頃に小学生であった方が身内に

居たら、私たちと同じような場面に遭遇されたことでしょうね。

今日は、納屋さんの投稿の内、英国には標準語がないことと、その派生である日本人は

日本訛りのある英語をしゃべるべきだと主張された英国人の発想に考えさせられる点が

多々生まれてきたことをお伝えして終わりにします。

 



   

   

  

   

 

 

  

  

  
  

 






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最終更新日  2014年01月22日 20時32分31秒
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