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カテゴリ:花と園芸
4,5月のシ-ズン時のタツナミソウの花 大原の谷川の土手に毎年きまったように花をつけます。川の東側の土手面で一定の方向 のみ花を揃えて咲く様が海の波が立ったように見えるところから「立浪草」と名付けられた。 仲間が多いので注意して見分けることともあります。 今回、稲作が終った田んぼで、家庭菜園の前にひろがる田園を少し横に歩きました。 1. そこには、キツネノマゴが群れを成して今も花をつけているほか、タカサブロウが咲き、レンゲも 花を付けていますが、だれも立ち入らないので静かに時が過ぎていく感じです。 2. その岸で出合ったタツナミソウ ここは、すでに少しふれたように谷川の水を利用した田園ですが、詳しくは山間の隠れている 溜池(5,6個)の水を利用しており、国道176号線の下をくぐり、福島大池から誘導される 農業用水の水路へ流れ込んで終る全長1kmあまりの谷川沿いの平地です。 いたと思われますが、更に場面を広げて有馬富士山の麓などから我々の住まいである 友が丘なども含めて古墳が沢山出ております。人が住みやすい土地でもあったらしい。 相当古くから開けてた地域だと思われます。 そこにはタツナミソウや鬼百合、ウツボグサ、ミゾソバ、など野草が咲き乱れていたことだろう。 ウツボグサ ウツボグサの生える田んぼの岸に近い所で咲く鬼百合 ですが、草原時代には強い数が吹けば種が飛んで行ける距離でしょうね。 タカサブロウ ゲンノショウコやアキノタムラソウなどもこれらに交じってこの平地で毎年花をさかせていた そんな想像も成り立ちますね。 今は田んぼで区切られて、それぞれの土地が細切れですが、このようにこの地帯が林縁の 草原であった頃を考えますと、草花にとって豊かな自然が浮かび上がってきます。 今、熟れて美味しい時期を迎えた富有柿はその頃もあったのでしょうか。 タツナミソウとは; ※ シソ科の仲間が多いが、とにかくさまざまな野草が育つ場所。 なども競って咲きます。ノササゲ、ヤブマメなどつる草も。 シソ科が多いとの印象ですが、ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)も草地を埋めるように 沢山咲く景色が見られます。 わざわざ出かけるのではなく、畑の往復の中で自然に触れている所が有難い。
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最終更新日
2014年11月02日 06時36分05秒
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