11月8日(土)
久しぶりに市内の広野市民センタ-へ向かうことになり、途中の花に目を向けながら自転車を
走らせた。シロバナセンダングサ、野生のカラシナ?の花などすっかりお馴染みです。
〇 ☆ ◆
アメリアカイヌホウズキらしい野草がJR新三田駅から広野へ向かう道路沿いに沢山見つかった。
ナス科ナス属のアメリカイヌホウズキ
北アメリカ原産の帰化植物、今や何処にでも生えている…とされている。
単純には言えないが、花が白いのは単にイヌホウズキと呼ばれる種類らしい…と言う
情報をうのみにしていたが、じつは極めて識別困難。しいて言えば枝分かれが揃ったのが
アメリカイヌホウズキで、わずかにずれているのがイヌホウズキらしい。
アメリカイヌホウズキの花の横顔
このアメリカイヌホウズキも名前で損をしていると思われる花。
あまり役に立たないからと言って、こんな名前は付けないほうが良いと思う。
アメリカイヌホウズキの青い実(熟したら黒くなる)
☆ ◆ ◎
イヌガラシもそんな損をしている名前の野草です
写真の下の位置に見える花は綺麗ですが、全体としてそんなに見場が良くありません。
横から見たイヌガラシの株と花の様子
真上から見た株の様子
アブラナ科イヌガラシ属
この野草は家庭菜園の土手に多く見られる野草で、少し前に撮影済みでしたが、力作??
を書く都合で後回し。
名前の損がこんなところにも出てきているか。
☆ ◆ ◎
JR福知山線の線路沿いの土手には野生のカラシナらしい物が沢山生えている。
野生のカラシナの花
すぐ上のイヌガラシと同じ仲間だと思います。
こんな葉っぱのカラシナ
長い土手のいたる所にこの野草が今ごろ、元気な葉を茂らせます。その割には花は
数多くはありません。いわゆる菜の花の群生のイメ-ジは無し。
この土手の一端はJRの車庫になっているが、野生の草の宝庫でもあり、例えば
ヤブツルアズキという昔のあずき
長い長い群生ぶりで、今でも元気にその花を咲かせ、可愛いアズキの実がみのります。
シロバナセンダングサがJRの土手沿いに沢山咲いていた。
いわゆるひっつきむしの花 白い舌状花が綺麗だからこの花は得をしている。
今でもこんな感じでこの沿線で沢山咲いている。
アイノコセンダングサも見られた。
舌状花の白い花びらが少し残っているのが特徴。少しぶざまです。
このJRの線路沿いの土手はアメリカセンダングサも沢山見られるが、今は花が
咲き終わり、いわゆるヒッツキムシ(ヒッツキ虫)が、”ぎょうさん”見られた。
☆ ◆ 〇
下井沢の家庭菜園の縁に、一見栽培品種の菊の花らしい花が綺麗だった。
畑の縁でもったいない。綺麗なうえに花が大きいから目立つ。
しつこ色でないから品よく見える。
こんな株の上にその花があった。
【
専門的なことはよく分からないが、盆栽型と言うのか菊花展などに出品されるタイプ
とは異なり、ご家庭の縁先などで楽しむお花かな。
都合で横倒しになっているが背の高い株かも。そんな印象でした。
爽やかな黄色で、畑の縁ではもったいない感じ。
(この項を書いている内に菊の花かどうかわからないのでさんざんネット検索したが
分からなかった。花の種類の多い事、多様な人の心を感じた)
この家庭菜園の右横にはクルメケイトウの花つきの株が切り倒されていた。
久留米ケイトウと畑(我が家の畑)
きっとこの畑のご主人もこんな感じで花と付き合いながら野菜を佐だてた事だろう。
〇 ☆
今日の花の散歩はこんなことでした。