イヌホウズキの仲間について: ナス科ナス属 別名 「バカナス」
イヌホウズキの花 白い花びらで、切れ込みが浅いので見分けが付きやすい。
ウイキペディア所蔵
三田で見つかってないのでお借りした写真です。有難うございました。
その花あるいは実の付き方。 ; 花柄のずれ。
お借りいたしました。有難うございます。
三田市内ではいまだイヌホウズキに出合いませんが、他の仲間との違いを理解するのには
この部分の理解が無いと困る感じです。
※ 写真は様々なネット検索で上の2枚などを頭に置いて市内を見て廻った。
2012年頃から友が丘3丁目と友が丘と大原の境の山際で出合い、写真にも写しているが、
その一族であるアメリカイヌホウズキなど多数の帰化植物又は帰化植物にかんする知識が無かった
ので「イヌホウズキ」ときめこんでいた。 ⇒ 今回初めて訂正。
日陰で、そんなに大きくない株ですが、その葉や花柄から分岐して塊りの実の付き方が見られる。
花柄の1か所から分岐して塊りの実。 これらから少なくともイヌホウズキでは無さそうだ。
友が丘と大原の境、山際の野草。花弁から今ではアメリカイヌホウズキだと推定。
☆ ◆ 〇
すぐ上の場所が始まりで、ともかく今回イヌホウズキとその仲間について可能な限り、観察して
廻った。
結論として:私が見て歩いた箇所の個体は「アメリカイヌホウズキ」だと思った。
その花
その実 : その一 花柄の1か所から分岐して塊りの実
その二 花柄の1か所から分岐するが一部は少し離れている例 別の株です。
ピンボケですが、花柄から分岐品がまとまった部分とかなり離れた例。この株はこの例が多い。
純粋のイヌホウズキと異なり、3個は纏まり1個だけかなり離れている。
イヌホウズキかアメリカイヌホウズキのがら混血かもしれない例。
その黒い実 艶の有無 これは艶がある。
けっこう艶がある。ムラサキイヌホウズキは光沢ありとされてるので、あるいは?
ともかく一度の観察で渡来品の区別は難しい。
その枝や茎など
『』
仔細に眺めて観るとこの一枝の実の付き方は、花柄にずれがある。
やはりこの株は純粋の「イヌホウズキ」かもしれない???
こんな例もあった花柄のズレと花柄付近
こんなに纏まって生えている例、2か所でこんな例を見ました。
ここはその花柄の1か所から分岐し塊りの実からアメリカイヌホウズキ、或いは渡来品
と考えて差し支えないと思った。
今回見て廻った地域
1. 友が丘と大原の間、山際の空き地 数株。 日陰で育ちは悪い。
2. JR新三田駅左前方の駐車場の溝と岸 溝に沿って相当数の個体
3. JR新三田駅左前方、家庭菜園敷地で現在空地 かなりの群生ぶり。
4. 下井沢の溜池外側、道路に面して。 数株
6. 三田工業団地の外周道路DE,JR新三田駅近くの空き地 数株
7. 三田工業団地内 個体数は少ないが、その繁茂ぶりはかなりな勢い。
8. 大原の山蔭、家庭菜園内空地。かなりの数で栄養がよいせいか、勢いつよし。
◆ ○ ☆
アメリカイヌホウズキと推定した理由。
1. 花弁が基部近くまで切れ込んでいること
2. 花柄1か所から分岐し、塊りの実の様子から。
しかし、沢山の箇所にイヌホウズキ類の株はみつかりましたばが、写真とネット検索
情報からは、素人はとても断定できる相手ではなさそうですね。
三田にもこんなに多くの場所にイヌホウズキの仲間が生えているのだなとご認識いただければ
幸いです。
アメリカイヌホウズキを含め、イヌホウズキの仲間
1. アメリカイヌホウズキ 渡来品
2. オオイヌホウズキ 渡来品
3. ダグラスイヌホウズキ 渡来品
4. ムラサキイヌホウズキ 渡来品
5. カンザシイヌホウズキ 渡来品
6. イヌホウズキ 先史渡来品らしい、