4006991 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三田のいのしし 見て歩き日記

三田のいのしし 見て歩き日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

さんだのいのしし

さんだのいのしし

カテゴリ

コメント新着

ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
青木 考@ Re:睡蓮の花とネナシカズラの話です。(09/14) ブログ主様、 (ニホン)ネナシカズラが生え…
く~ちゃん@ 心配してました 長らく更新されなかったので、心配してま…

フリーページ

お気に入りブログ

乾燥防止と保温(?… New! グランパ3255さん

「しろうと自然科学… しろうと自然科学者さん

山野草 則利写真館 のりちゃん4752さん
猫のひたい nemuricoさん
路上観察 タマ君1144さん

カレンダー

ニューストピックス

2014年12月02日
XML
カテゴリ:花と園芸

ヤツデの花は雄性先熟のタイプであり,前期は雄性期と呼ばれ雄しべを小虫に供給するのを

任務とする役目を持って咲き誇るが、残念ながら自分の雌しべは見えない。

         雄性期の花
         雄性期の花2014.11.27
         他の花に花粉を運ぶ任務の小虫は蜜で誘う。 その蜜が見えている。
 

その後期が雌性期で、この時期には5枚の花弁も雄しべの葯なども全く落ちてしまって無い。

同じ花の上では雌雄の交配が起きない姿の雌性期で柱頭が伸び、花盤に蜜が溜まる。

         雌性期の花
         雌性期の花2014.11.282014.11.28
         この写真の程度だとその花盤に蜜の姿は読めないが、多分蜜も出ていると思う。
         
         花弁も葯も全くない姿で、柱頭がまっすぐに伸び、花盤に蜜があふれると言う。

     (但し、円錐花序と呼べれるヤツデの花自体は、雄性期、雌性期が同時進行で賑やか。)

この情報は様々なHPやブログでもご報告があり、わがブログでも触れてきました。

私個人の残る宿題は: 次の2点でした。

1: 雌性期の花(花盤)に溜まる蜜の写真を確実に撮りたい

2: 雌性期の花に蜜を求めて集まる小虫の正体は何か?写してみたい。

      砂糖の40倍とか言われる?(あるいは雄性期の花盤よりも)雌性期の花盤に吹き出る蜜に

      小虫が来ることは情報としてハッキリしていたがここ数年の撮影でもその確認が出来ていな

      かった。

      今年こそはと意気込んだ次第でした。

      この雌性期の花には小虫を惹きつける魅力は何もなくて、蜜の
濃さとそのボリュ-ムが交配が

      出来るか否かの鍵を握っているのではないでしょうか?

(1) 雌性期の花に見られる蜜。 2014.11.27 多分これが花盤に溜まる蜜であろう物が
         雌性期の花2014.11.27
       写真に写り、正直ほっとした。 実際はピンボケでした。それらしきものが写っている。

        さらに拡大して見ると
        蜜 2014.11.27
       花盤の上に見られる盛り上がった物が蜜であれば、凄い量で小虫にとっても魅力

       あふれる蜜だと思う。

      さらにマクロの練習をしてさらにはっきりと雌性期の花の蜜を写したい。

      兵庫中央病院構内の一画にヤツデの大きな株が集まり、花の数も半端ではない。
      ヤツデの株
      この株であれば、雌性期の花のマクロ写真も練習できそうだ。 

      これまでなんでこんな蜜のあふれた花盤の写真が何故撮れなかったか不思議なくらい。

      くだらない事を付け加えれば、こんなに蜜があふれるヤツデの雌性期の花にこの日は

      小虫が見られなかった。

       小虫が来て騒がしいのは我が家のヤツデの花。

2.  雌性期の花に来た小虫 ここではハナバエらしい
      蜜をなめるハエ2014.11.30
      はっきりしないが、ハエの足が柱頭と接触しているかに見える。

      いつもは蜂はアブ、ハエが入り混じって飛び、とまり吸蜜に忙しいが、この日はほとんど

      このハエの仲間が目立った。このハエは普段庭などでお目にかかることは無い。

      吸蜜中2014.11.28
      花盤にしがみついて吸蜜するハエ、他の花で足に付いた花粉が柱頭に移る機会が

      ありそうだ。

      昨年までこの現象に気が付かなかった。

      多分タイミングが悪かったのだろう。上述の病院のヤツデもハエなど見なかった日もある。

      このヤツデは花数が半端で無い割には、その実が生り来年の5月頃まで維持されている例は

      我が家のヤツデでは見たことが無いし、この町内でも1か所だけでした。

      雌性期の花が交配が実現して実が成り立つことは、想像以上に厳しいと思われます。

      だから花数が多いんだと割り切ることはできませんが、今は不思議だと思っている段階です。

ヤツデは、小虫が沢山集まるように、その開花期を秋冬を選び実行したと言う。

秋に篠山や京都府の美山かやぶきの里などを旅行したら沢山のヤツデの花に出合った。

そこで沢山の蜂やハエ、アブなどにも出合ったが、スズメバチも沢山飛んで来て迷惑した。

我が家でも兵庫中央病院の庭でも同じえ、しかも最も大きいのに出合ったので、素直に

身を引きました。

 







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年12月05日 07時06分13秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X