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カテゴリ:花と園芸
ヤツデの花は雄性先熟のタイプであり,前期は雄性期と呼ばれ雄しべを小虫に供給するのを その後期が雌性期で、この時期には5枚の花弁も雄しべの葯なども全く落ちてしまって無い。 (但し、円錐花序と呼べれるヤツデの花自体は、雄性期、雌性期が同時進行で賑やか。) この情報は様々なHPやブログでもご報告があり、わがブログでも触れてきました。 私個人の残る宿題は: 次の2点でした。 1: 雌性期の花(花盤)に溜まる蜜の写真を確実に撮りたい 2: 雌性期の花に蜜を求めて集まる小虫の正体は何か?写してみたい。
さらにマクロの練習をしてさらにはっきりと雌性期の花の蜜を写したい。 兵庫中央病院構内の一画にヤツデの大きな株が集まり、花の数も半端ではない。 これまでなんでこんな蜜のあふれた花盤の写真が何故撮れなかったか不思議なくらい。 小虫が見られなかった。 2. 雌性期の花に来た小虫 ここではハナバエらしい いつもは蜂はアブ、ハエが入り混じって飛び、とまり吸蜜に忙しいが、この日はほとんど ありそうだ。 昨年までこの現象に気が付かなかった。 多分タイミングが悪かったのだろう。上述の病院のヤツデもハエなど見なかった日もある。 このヤツデは花数が半端で無い割には、その実が生り来年の5月頃まで維持されている例は 我が家のヤツデでは見たことが無いし、この町内でも1か所だけでした。 雌性期の花が交配が実現して実が成り立つことは、想像以上に厳しいと思われます。 ヤツデは、小虫が沢山集まるように、その開花期を秋冬を選び実行したと言う。 秋に篠山や京都府の美山かやぶきの里などを旅行したら沢山のヤツデの花に出合った。 そこで沢山の蜂やハエ、アブなどにも出合ったが、スズメバチも沢山飛んで来て迷惑した。 我が家でも兵庫中央病院の庭でも同じえ、しかも最も大きいのに出合ったので、素直に 身を引きました。
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最終更新日
2014年12月05日 07時06分13秒
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