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カテゴリ:花と園芸
2日続けて神戸・南京町のご紹介文を書きました。引き続き三宮にある生田神社のご紹介と 思ったのですが、今回はふと出合ったブログでキキョウの雄性先熟という興味深い性質について ご紹介されていたので、キキョウなどの保存写真を活用して自分なりに勉強してみました。 その概要をご覧いただければうれしい。 ◆ ◎ ☆ しろうと自然科学者さんのブログ「しろうと自然科学者の自然観察日誌」 02.23の記事 掲載情報として、両性花の中で「雄性先熟」の花について興味深いお話が見られます。 2015.02.23日分はキキョウやリンドウなど6個の花に関することでした。 ◆ ◎ 私の写真保存倉庫を開くとキキョウ、ツリガネニンジンなど関連の花が分かりました。 柱頭が開き、雄性先熟の雄しべが終わったキキョウの花 柱頭が開いて、別の花の雄蕊(花粉)を受け入れる準備が完了している姿。 勿論この写真撮影のころはおろか、昨日まで雄性先熟の花であることを知りませんでした。 ◆ ◎ 元に戻って、雄性先熟の花ですから、雄しべのみが見える花がまず開花します。 その間は雌しべの柱頭は閉じられているらしい。
※ ちょっと寄り道 畑の地主さんのお宅の前、このキキョウの株が幾つかあり例年元気に咲きます。 ※ 昨秋、庭の鉢に埋め込んだユリの花トライアンファイタ-の新芽が出始めたのでこれからの 雄性先熟の雄蕊が出ている時には、雌しべの柱頭をしっかり抑え込んで開くことを許さない。 同一花での交配による劣性遺伝を避けたい意思?というか本能が考えられます。
雄性期の花
今年の開花期には、雄性先熟の花の状態としっかり意識して撮影したい。 又、キキョウソウに関しても同様です。 キキョウソウ 終わった花であろうか。 このダンダンギキョウと呼ばれる別名を持つキキョウソウにも同じ性質がありそうです。 ◆ ○ ☆ 尚、しろうと自然科学者さんのブログでは、桔梗の花とリンドウなど同一花における雄性先熟 について紹介文と解説分が示されておりますので、この分野に興味をお持ちの方々は 次のブログをご覧願います。 しろうと自然科学者の自然観察日誌 また、2015.02.24のブログにて 8種 アメリカフウロ、ネムノキ 2月25日記載分: 7種 2月23日に載せられたしろうと自然科学者さんのブログをヒントにして「雄性先熟」の植物をことを 学びましたが、25日に編集が及びましたのですべての雄性先熟の植物の名前を取り上げる ことが出来ました。 それぞれの花が開花後雄性先熟から雌性期へ移行する様子の興味が及ぶ方は、これからの シ-ズンをお楽しみください。 かなりの品種はこの三田市内などにもありますので、私も大いに楽しむつもりでおります。 アンダ-ラインの花は私も観察できて、写真撮影済みの花ですが、雄性先熟の事までは 気が付かなかったので観察が不十分でした。 14種あり、今年の観察のポイントが増えて楽しみ倍増の感がします。
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