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三田のいのしし 見て歩き日記

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2015年04月17日
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カテゴリ:花と園芸

さくらウオ-キングのタイトルが今年はちょっと残念でした、染井吉野は殆ど散っておりました。

ひとり 気を吐いていた枝垂桜
枝垂れ桜

参加者のほとんどに注目されませんが、この藍本からダムサイトまでどこでも見られたのが

キランソウの花 薬草でもある。
キランソウ

ムラサキサギゴケも多かった。
ムラサキサギゴケE-PL1
人の目ではもっと小さく見えますが、群がりながら思い思いの方向でかわいい。

◆ ◎ ☆

さて序論はこのぐらいにして置き、ムラサキケマン(ケシ科キケマン属)

枝の先・紫華鬘
まったく予想外だった。

更に拡大してみると: ホルンの如き花の先端に口が開いていた。
拡大・ケマン

さらに花の先端、口唇形の様子を見ると:
花の先端
花の先端の様子が少しわかりました。

少し茂って生えていたムラサキケマン
木の下

すぐ上の写真の1群れの全体 茂った藪の根元だった。
茂み
2か所目ですが、この地区でどのぐらいムラサキケマンが広がっているかは不明。

11回の開催の中で、”ムラサキケマンに出合えればいいなあ”と思ったのは今回が初めて。

何故か?

朝日新聞の定例的な囲み記事で、ご夫婦がスケッチと文章を綴る花の特集が在り、最近

この「ムラサキケマン」が取り上げられたので、急に刺激をうけたのが理由だった。

2012.04.13 福井県一乗谷 朝倉義景公の遺跡でヤマエンゴサクに出合った。
ヤマエンゴサク   ホルンそっくりだ!
ヤマエンゴサク
何故か色が今一ですが、同じケシ科キケマン属です。

この一乗谷での出合い以来三田の市内でもこのヤマエンゴサクを探し続けていたからです。

トランペットかホルンを吹いているみたいですね。

本論へ戻って、今回であった花: ムラサキケマン 紫華鬘

同じ地域の中で、2か所見つかりましたが、元来この地域でどのように広がっているか。

その辺は今回の出合いだけでは不明です。

ムラサキケマンとは:
1. 科 名 ケシ科キケマン属 2年草
2. 学 名 
3. 別 名 紫華鬘、ヤブケマン(藪華鬘)
4. 原 産 日本、中国、台湾 
5. 草 丈 20~50cm
6.  花 期 4月~6月
7. 特 徴 花は長さ12~18mmの筒状で尖端が唇形。茎の上部に蜜に付く。

大変な余談ですが、畑でソラマメの花が満開ですが、このマメ科の花もかなり似ております
空豆の花

ヤマエンゴサクも三田の市内に生えているかどうか、ムラサキケマンのここ以外の生息地は

無いか、今後の楽しみがぐ~んと盛り上がってきました。

※ 名前の紫華鬘(ムラサキケマン)関連 : ケマンソウ(華鬘草)(別名 タイツリソウ)について

     この花もケシ科ケマンソウ亜科ケマンソウ属
     タイツリソウ

     ケマンソウ(タイツリソウ)の命名の元となった華鬘の形によく似ている花の形
     タイツリソウ 一輪
     仏寺の飾りに華鬘(ケマン)があり、確かによく似ている。

    ※ ムラサキケマンが、そのように命名された理由としてはこの写真の花に似ているからとの

         情報もあったが、ムラサキケマンとケマンソウの花はあまり似ていない。

         さらに続けて、そもそも華鬘とは、透かし彫りの事であり、お寺の欄間に見られる飾り、

     華鬘も透かし彫り。この華鬘がいわばハ-ト型であってタイツリソウがそれによく似ている

         ところからケマンソウの名前が普及したらしい。
    

◆ ◎ ☆

クサノオウ(瘡の王)の花
クサノオウ-1

緑色をしている雌しべが独特であり、ここが見分けのポイントらしい
クサノオウ-2


雌しべの特異性を知っていれば、この写真で言えば上の花の姿を中心の撮ったのに残念。

話題の一つはこのクサノオウ(瘡の王)の名前です。

とは:きず、かさ⇒かさぶた、ふきでもの総称

名前の由来: 皮膚病の民間療法に使われることから。(王の字が付くことから、皮膚病によく

効くと言う意味合いがありそうです。この注釈は私、三田のいのしし)

クサノオウ(瘡の王)とは;
1. 科 名 ケシ科クサノオウ属
2. 学 名 
3. 別 名 
4. 原産地 日本
5. 草 丈  30~80cm
6. 花 期  5月~7月
7. 特 徴  生薬名 「白屈菜」 非常に毒性が強い、民間での内服は禁止


◆ ◎ ☆

フデリンドウ(筆竜胆)

フデリンドウ-A
筆竜胆の名前は 一つの茎に何個も花が付くことからと聞きましたが、なんだかこの蕾も
筆に似ていますね。葉も密集して茎が見えない。

リンドウは漢字で竜胆と書き、リュウタンが元来の正しい呼び名だったらしい。

いつの間にかそれがリンドウとなまり、すべてに通用することになったとか。

ここでは草丈10cm程度、根元が分かりにくいので重ねてやや横から撮った。
筆竜胆-C 葉が多く見える
これでも一株、根生葉も見えない。 ハルリンドウは1株に花も1個で比較しやすいらしい。

この花の注目点:

1. リンドウの仲間は: 雄性先熟の花であるらしい(ハルリンドウも含まれる)

     その中でこのフデリンドウだけ、雄性期の花が咲いているのに雌しべも育ち、両性期の

      形をとるに至るらしい。
   
      結局、同じ花の雄しべと雌しべが結合すると言うことであろう…と思います。

2. リンドウは秋の花と思い詰めていると、意外や意外フデリンドウ、ハルリンドウなど3種類

     春咲があるとあって驚いた。

     上から見たフデリンドウの花
     フデリンドウの花-D
     素人にはこの写真の中の花のどれが雄性期であり,どの花が両性期になっているのか

     指摘できませんが、チャンスが在ればマクロでその辺を見極めたいところです。

◆ ◎ ☆










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最終更新日  2015年04月21日 05時57分06秒
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