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カテゴリ:花と園芸
7月2日(木)お屋敷の庭で見られた半夏生 幸い知人のお宅だったので3日(金)お訪ねして育っている地面を見せてもらった。 垣根の内外に進出して密集していた半夏生の株 同じドクダミ科の植物が並んで仲良く育っていたので、ここの奥様とひとしきり話し合った。 ドクダミも変な匂いがするでしょと私、そういえば半夏生も変な匂いと奥様。 奥様は「次々に新芽が出てきて増え続けるので困る」と言って水遣りなどしてない様子だった。 この花は種が出来ないタイプなのですが、根茎で殖えていくこともご存じだった。 石で囲ったお庭には沢山の植木があるが、池は無くて半夏生好みではないが、これまでに 増えすぎる株を引き抜き捨てるのにかなりのご苦労があった由。 どうやら湿地でなくても平気らしい。 7月3日(木)大原の小池 半夏生の生息地にて 半夏生の英語名でもトカゲのシッポ「lizard`s tail」と呼ばれる花穂は開花後に立ち上がる との情報があったので、大原の畠に出かけた際この小池にも立ち寄った。 花穂はまだ完全には立ち上がってはいなかったがこんな風景だった。 立ち上がった花穂-2 昨日2日からの5日間が半夏生と呼ばれる節季であり、NHKの番組でも紹介されたのでこの 言葉と「植物の半夏生」の事を目にされた方も多くなったことだろう。 ネット検索でも、やはり寺院や庭園の池畔などに育つ半夏生が紹介されているが、さすがに ※ この大原の旧小池の半夏生を改めて観察したら、水の無い岸辺へ新株がどんどん進出 ◎ ☆ ★ ヘメロカリスの話 : ノカンゾウと言っても良いのかな? その前に既報のヤブカンゾウ(八重咲) これもヘメロカリスか? その仲間に一重の花「ノカンゾウ」があることも知っていはいるが、庭育ちの花に出合った。 2日(木)同じ町内で園芸品ですが、一重の花「ノカンゾウ」らしい鉢育ちが目立った。 改めて3日にこの花を撮影。 1個1個の花が分かりやすい写真を心がけた。 やや斜めに咲いていた一輪 この花も素人がブログなどで紹介するとき苦労するタイプのひとつで、ヘメロカリス。 そのヘメロカリスとは:園芸の呼び名で。 ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ユウスゲ等から改造された園芸品を「ヘメロカリス」と呼ぶ (ヤサシイエンゲイ「ヘメロカリス 抜粋) ことが分かりましたが、野草の百合や園芸品の百合の花が様々な姿で見られるなかで、 一重の花である「ノカンゾウ」がヘメロカリスであることが分かりました。 ノカンゾウに野原などで出合うことは無いのもちょっと疑問ではあります。 また、まるで園芸品にも見えるヤブカンゾウはヘメロカリスの中には入らないでしょうか。 実は、これも元々園芸品であったこの花が逸失して今では野草の如き存在に化けて? 谷川の縁や岸で見られる・・・との情報に出合い納得、納得しました。 ◎ ★ 今回であったヘメロカリス「ノカンゾウ」は大変良い育ちで、しかもこの庭が少し高台に なっているのでまるで女優さんの横顔の撮影みたいな印象でした。 科名もユリ(ススキノキ・ワスレグサ)科 とあって、どこまでも説明がほしい存在でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月05日 05時53分52秒
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