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カテゴリ:花と園芸
丹波栗の花に関する話題です。 大原町の丘な育つ栗の木と満期の花の全容
雄の花 2015-06.13 雄の花の細部 撮影中dも度々見える小虫がこの軟毛の間を動く間に花粉がその身に付くことだろう。 栗の木は「自家不結実性」である為、こんなに沢山に花が咲いても同じ木に付く雌の花との交配 厳しい世界ですね。今回撮影した場所にも3株が在るので、交配の役に立っているかもしれない。 雌の花 (普通の花のような花弁はありません、小枝に子房と言うのでしょうか、育ちその先端から 通常3個のお雌しべが姿を見せている。 雄しべの房がこの雌花の上にのしかかるよう接触しておりますが、交配が出来ないのだろうか しょう。 通常雌花は3個の子房を含む。その内受精した子房のみ実になる。 形となる。(写真の撮り方がこの目的にしては不適切ですが、3個の雌しべが並んでいることを 推測できる状態。 クリノハナは「虫媒花」であり、非常に多くの虫が来ている。 開花した雄花と受精を待つ雌花、これから成長する雄花が見られる小枝 ★ ◎ ☆ 近くを走る道路から見たら白い房状の花の密集ぶりが目立つ中でこれまで見たような姿で 交配が進み、やがて雄花の房は落下したり、茶褐色の姿で見られるがここからは栗の実が 大きくなる姿のみとなり、間もなく道路を通る人々にもその成長ぶりが見られることとなる。 7月8日 その後の雌の花の成長具合 2011.09.12の写真でもそのまま付いているから生き続けたのだろう。 鬱陶しいほどの雄しべの房状の花が何故必要なのか、不思議ですが、読窒した形の雌花には 秘密はまだまだありそうですが、それはこれからの勉強です。 栗に関する小話: 1. 私は篠山市に近い三田市の住人なのでもっぱら「丹波栗」が栗の代表品だと今の今まで 思って来た。 丹波栗の品種 「銀寄」 2. 品種としては国内でも40種類以上が存在し、その終了も丹波栗以上に多く収穫される 品種が5,6種類ありそれぞれの特質に応じて利用されているらしい。
沢山取れて沢山移出され売り上げが多かった、そんな歴史秘話もあるようです。
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