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三田のいのしし 見て歩き日記

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2015年08月03日
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カテゴリ:花と園芸

ウバユリとはこんな花
 ウバユリの花
 ほぼこれがこの花の満開状態です。

 1. 科 名  ユリ科ウバユリ属     多年草
 2. 学 名  Cardiocrinum cordatum(Thurb)Makino
 3. 別 名   カバユリ、ネズミユリ、水百合 
  4. 特 徴  花びらが半開きのまま終わるのが特徴。
          ※  「季節の野草・山草図鑑」から抜粋  

さて、孟宗竹がみっちり茂り、ほとんど日が差さない環境でも平気へいき!

    蕾が茎に対して直角になるまでおれて来た。これで開花への準備完了
    真横の蕾
    真上に向かって伸びていた蕾が日に日に下がり、横を向く姿勢に変わって来てこの姿です。
   

    7月29日(水)  だいぶ開いてきた様子。 雌しべ雄しべが真横に見えている。
    7月29日にウバユリ2輪
    2輪の花の下に葉の痕跡らしい物が見えるが、葉は地面近くでハ-ト型に近い形状。

    背の低い(若いウバユリ?)ウバユリに咲いた花と特徴的な葉
    背の低いウバユリ
    こんな広いハ-ト型の葉の付く茎に支えられて伸びた先に花が付く、開花寸前まで直立している

    畑などの往復でもつぼみの直立から観察していて、次第に下がる様が分かりやすいので

    有難い姥百合。 花びらが何故反り返らないのか???


    7月31日(金) 3株合計4輪が一斉に開きました。

     ウバユリ開花-1
     もう少し開くのだろうが、反り返ることはない。

     2輪目の姿 同じ日、狭い場所に4輪もさいたので有難かった。
     2輪目開花

     背の低い株に咲いた花
     背が低い花


    9月1日(土) さらに花びらがどこまで開いたか? 観察
     2番目の花
     ここまでで精一杯開いた花?

     種が出来る仕組みの雄しべ雌しべが写真写りが悪いので、こんな具合に撮ってみた
     雄しべ雌しべ
     一つの柱頭と5個の葯が在るように見える。

     専門的かつ確実なことは分からないが、雄しべ雌しべが花の奥に格納されているので

     それでもそこに近づける蛾などが存在するのかもしれない。

     或いは、これ自体が閉鎖花的な仕組みかもしれない。

     想像は何処までも広がり際限がありませんが、細長い花びらの横から見えるのも奇妙だ。

ウバユリ(姥百合)と命名された由来:

   花の下から下の方に数十センチ、葉が無い。

   姥は歯がない ⇒ 葉が無い百合 ⇒  姥百合と命名しよう 

   このウバユリはハ-ト型の葉で出来ていて、ユリ科ユリ属の百合とは大幅に違う姿です。
    

ヤブカンゾウなどユリ科ワスレグサ属などは種が出来ず根茎での増殖ですが、このウバユリは

立派に種が出来て、種の周囲にある羽根で飛翔して(あまり飛べないそうだ)着地して

発芽、数年して開花期を迎える。

この繰り返しで子孫へつないでいくそうです。

花が終った後の姿 :

      まずはこんな姿
      ウバユリの種袋とセミの抜け殻

すこし横道?にそれましたが:

※ 今年は道路際に3株が集中していて、花の開花時期もソロたので観察や撮影も便利な

    状態です。

※ 不思議なのは道路際から5mほどの半円状の地域に数か所あった株が今年は見つからない

     種から発芽しても開花まで4,5年の時間がかかるので、行方の分からない株が気がかり

     です。

派手ではありませんが、楽しく鑑賞できるので今後さらに新株が増えることを期待して

居ります。

尚、いつも注意することですが、この辺りもマムシの巣、沢山おりますので藪に近づき

中へ立ち入る時には少なくとも長靴をはき、地面に触れる際は周辺に気を配り、かつ

音を立てるなどをしてマムシが吃驚しないように心がけ願います。

畠の側の農業用水の谷川にも沢山マムシが居りますし、お目にかかる機会も多い。

溝の生えているミゾソバは「マムシの寝どこ」 の異名?がつくくらい。

カサブランカ、トライアンファイタ-、ヘメロカリスなどとは住む世界が大いに異なり

ますが百合の花、お楽しみください。






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最終更新日  2015年08月05日 10時11分15秒
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