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三田のいのしし 見て歩き日記

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2015年08月10日
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カテゴリ:花と園芸

オオマツヨイグサの花の開花場所が武庫川の中岸にしか出合えない時期があって

近年オオマツヨイグサ観察の機会がかなり減っていた。

青野川の土手道の端に復活というか、ぐうぜんに出合えてラッキ-だった。

オオマツヨイグサとその付近 アカバナ科マツヨイグサ属
オオマツヨイグサの風景

今年は久しぶりに青野川の川岸の田んぼ側、しかも幾分撮影しやすい土手上に株が

移動しつつ
あることも分かった。

但し、メマツヨイグサの集団が近づきつつあるのが心配の種だ。

オオマツヨイグサ一輪

この場所で久しぶりにメマツヨイグサなどの仲間に比べて大ぶりの優雅な花の

写真
撮りに通えるとあって幸いです。

これが現在残っている株のほぼすべて

すべての株・オオマツヨイグサ
写真の外にある株は2、3株。7,8年前から増えていない。

田んぼに近い岸にあった株は、稲の育成や虫、病気の駆除のため綺麗に刈り取られて

しまった時期が続いていた。花の終わる9月ごろまで残ってくれればありがたいが・・・

◎ 〇

このタイプの花の写真撮りはむつかしいので、同じような写真を何枚も撮った
オオマツヨイグサ一輪-B

オオマツヨイグサ一輪-B-2
長く伸びた柱頭の先端に4烈した柱頭があり、その下に8本の雄しべが見える。

◎ ▲ ×

生活習慣を180°変えました(おおげさ)。

早朝が見ごろ、撮り頃のこの野草の為に平素早朝にブログの準備をしていたのをやめて、

起きると青野川の岸まで自転車でひた走り、4kmあまりか。

このような黄色い花の撮影は非常に難しい。マクロ撮影となるといっそう難しい。

パソコン検索でその「上手な撮り方」を見ると次の情報などに出合った。

1. 一般に花はどの花でも日中の好天気の下では上手に撮れない

2.   どうしても写さざるを得ない時は :

      1)  例えば傘をさす。マクロの場合は雨傘(の大きさ)でも間に合う
      2)  早朝、夕方のような太陽光線が和らかな時間などを狙う。
      3)  露出補正、-0.7など

このオオマツヨイグサとメマツヨイグサの花に出合って以来、このようにカメラの

こまめな対策をして撮るのが常識らしいのに知らなかったので失敗の山をパソコンの

写真倉庫に積み上げました。

オオマツヨイグサ一輪
露出補正-0.7 f/8(背景をぼかしたく無いので) iso 400

(技術のメドがつかないのであれやこれやと試みての一例)

しかし、そんな個人ごとはさておき、竹久夢二さんが宵待草と名付けたのはこの

オオマツヨイグサであろうと最近の情報で見ました。

メマツヨイグサに比べて大きくて優雅なこの花が消滅しかかっているなんて残念です。

何とか生き残ってほしいものです。

◎ 〇 ▲

三田のいのししの生活態度180°変更の理由にはもう一つあります。

  家庭菜園の黒豆が育ち、花芽を付ける時期が来たので。
  黒豆の畝
      10リッタ-入りと6リッタ-入り如雨露を使って毎朝水やりに入った。

  この時期にはたっぷり水遣りが求められるようです。

  如雨露に水を入れて1,2時間谷川と畑の畝を行ったり来たり。

そんなんでオオマツヨイグサ、メマツヨイグサだけの早朝お出かけではありませんが

これからも観察の機会を増やして
さらに見栄えのする写真に近づきたい。


2015.07.26 07:55  朝日に向かうこの日終わりかけの花
オオマツヨイグサ・朝日

晴天の元、朝日が輝きだした07:55 露出補正など一切なしの写真。

こんな補正なしと様々な工夫をした写真の撮り方の間に正解がありそうです。

☆ ◆ ◎

メマツヨイグサの花 アカバナ科マツヨイグサ属
メマツヨイグサ

マツヨイグサの仲間が多くて自信はありませんがメマツヨイグサらしい。

この野草は市内の至る所、道路の路肩など場所を選ばないしたたかな野草?

この武庫川でも沢山繁茂しており、ここしばらく武庫川の道路を忘れていた間に

さらに密度と範囲が広がったようです。
メマツヨイグサと風景
最も背の高い株は150cmを超えているかもしれません。

こんな茂みにしばしば出合います。武庫川の土手ではずいぶん増えました。

咲き終わりメマツヨイグサ

群落

武庫川や青野川の川岸には危険防止の為鉄柵が延々と連なっておりますがその頂にのし上がり

越えて、丸で葛の堤防見たい。

オオマツヨイグサの花の撮影初日、その堤防の如き葛と隠れながらも綺麗な花に感心して

撮影 : 葛の花

葛の花

余談ですが、この獰猛と言うべき葛にさらにその上前をはねる獰猛狡猾な奴がある。

ネナシカズラ

一見平和に見えるこの土手道、熾烈な生存競争の中で生きていることもわかります。

ぼわ~とした雰囲気であり、撮影してもすっきりした姿にめったにお目に掛かれない。

勿論その失敗はカメラのせいでは無くて、もっぱら勉強不足の三田のいのししが原因。

ともかく難しい。

オオマツヨイグサとは:

     1. 科 名 アカバナ科マツヨイグサ属
     2. 学 名 Oenothera erythrosepala
     3. 別 名 宵待草 月見草
   4. 原 産 中南米
     5. 花 期 6月~9月
     6.   草 丈 50cm~150cm

   ※ Oenothera grandifloraとOenothera elataを基に作り出された園芸品。
 
           野生化したもの、メマツヨイグサなどに押されて減少傾向とか。 

◎ ▲ 〇

ウインドウズ7からウインドウズ10への無料切り替えに当たって:

ともかくウインドウズ10を導入致しました。

もうパソコンソフトの進化に敏速に対応できる年齢ではありませんので、

ウインドウズ8 その進化改良タイプ

などを全く知りませんでしたので、この変化に関して驚いております。

ブログへの書き込みとともにウインドウズ10の進化を学びたいものです。






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最終更新日  2015年08月14日 11時24分59秒
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