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カテゴリ:花と園芸
毎年一回はこのブログでこの恐ろしい寄生植物、ネナシカズラをご紹介しております。 ことを思い出しましたので、このネナシカズラとの出合と合わせて展開させてもらいます。 と教えられました。 穂状に花が咲いたすがた。以前に撮影したネナシカズラ 沢山のネナシカズラ : 葉が無いので異様な雰囲気です。 4,5年前は青野川が武庫川に合流する下井沢付近の土手や川原で大きく成長した姿が ※ アメリカネナシカズラとの遭遇 : (写真を挿入していて気が付いた事) 福祉センタ-がある武庫川の対岸、川除(お殿橋付近)の右岸でお殿橋の上流側も ※ 川除付近はあまり背の高い草も無く、葛も少ないので普通の雑草の上にのしかかって アメリカネナシカズラが蔓を伸ばしている感じです。 寄生植物でその葉に葉緑素を持たないので、ご覧のように黄色い蔓が伸びて広がる ようです。 2014年9月頃、川除の武庫川右岸で広がったネナシカズラ ⇒ アメリカネナシカズラ? 蔓の長さが50cmぐらいと日本帰化植物図鑑で紹介されておりますが、写真のように アメリカネナシカズラ その2 緑はヒルガオ? この武庫川には、他にも寄生植物は存在します。 痩せ靫(ヤセウツボ) ハマウツボ科 2015.05.24 葉は退化してほとんどないはずです。 これも主として武庫川右岸川除地区のお殿橋から川上にかけてかなり密集して見えました。 御覧の通りでこれも葉緑素を失っており、これで開花状態ですからグロテスクですね。 ◎ ▲ 〇 また半寄生植物としは: セイヨウヒキヨモギ 但し、こちらは葉緑素を失っておらす、ごく普通の野生の花に見えて可愛い。 ◎ ▲ 〇 ネナシカズラとは : ヤセウツボやセイヨウヒキヨモギの如く、背の低い野草と異なり、蔓が伸びて樹木や 葛、あるいは葛が巻き付いた土手のフェンスを越えて寄生対象の植物に多い被さって 成長するように見えます。 寄生対象の植物から栄養を吸い取るとともにその上に多い被さることから葛なども 弱体化あるいは枯渇する可能性が高いことだろう。 今の勢いで広がったらこの武庫川の土手はどうなるのだろうか。 時々考えながら歩きますが、寄生する相手の植物には好みがあるようですから、それが なくなってしまえば、ネナシカズラも生存できないのでそんなに心配はいらないかも しれませんね。 ◎ ▲ 〇 アメリカネナシカズラ 日本帰化植物写真図鑑によりますと: 北アメリカ原産の1年生草本。 ヒルガオ科 ヨ-ロッパ、アジア、ロシアなど極東地方に帰化している蔓性の寄生植物である。 葉緑素を欠き葉は退化して全体に淡黄色を帯びる。茎は細く、分岐して左巻きに他の ◎ ▲ ネナシカズラ(昔から在る)の本年最初の出合いを書いていて、アメリカネナシカズラが 川除上橋付近に広く見えるようになったことを思い出し、その情報も挿入したので ブログは混乱しました。 あえて一から出直しをしないでそのまま進めました。 アメリカネナシカズラのほうが急速に広がるように思いました。 ともかくネナシカズラとアメリカネナシカズラという二つの葉緑素を持たない寄生植物の 存在をご理解いただければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月19日 06時03分45秒
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