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カテゴリ:花と園芸
イボクサはツユクサ科イボクサ属の花 撮り方次第で美しさが素晴らしいが、ここはハ-ト型の仮雄しべをより鮮明、かつハ-ト型 この草の概要は後程纏めますが、この地方では田んぼが主な自生地であり農業にとっては 稲の生育を邪魔する悪者であり、今では主として農薬でなくする、できる存在です。 私も百姓の子供、子供のころは田んぼを這いまわって引き抜く。引き抜き後手で泥の中へ 押し込みながら排除した思い出があります。 仮雄しべが見えない花…こんな花もあるんですね 今は、このブログでも毎年秋の主たる登場メンバ-の一つ。 今年もこの花の開花をきっかけとして:主として以下の課題で観察を続けます。 1. マクロでその成り立ちをきれいに撮りたい。 2. 特にこの花には雄蕊3個と仮雄しべ3個がある。 仮雄しべはハ-ト型をしているのでこの写真を撮りたい。 ◎ ◆ 1. イボクサの花 綺麗な姿とは? 膨らんだ子房の上に柱頭があり、雄しべ、仮雄しべ、白毛のすべてがある花 この花は真ん中が白っぽいので花糸の傍から立ち上がる白い毛が見えにくい ひとまずこんなところ。 2. 雄しべと仮雄しべの姿 最近の写真 雄しべ、仮雄しべの拡大図 雄しべがブル-で、仮雄しべが紫色をしているのも意外ですが、分かりやすい。 同じ仲間の「ツユクサ」も確か雄しべが6個あり、其の内4個は虫を誘導する役目、 雌しべと並ぶ2個の雄しべが真の雄しべと聞いております。 何かこの種族の歴史の中でそうならざるを得なかった生き残りの選択と戦略が 潜んでいるように思います。 1茎のイボクサ 田んぼの岸辺や水田の中の花をマクロで撮るとなるとなかなか難しい。 むしろ大変難しいのが私の現状です。 これからも沢山咲いているこの花に通い、より美しくて、分かりやすい写真撮影の成果が 得られるようにしたい。 イボクサとは: 「松江の花図鑑」の記事から抜粋 1. 科属名 ツユクサ科イボクサ属 : 一日花(朝) 昨年は比較的イボクサが少なかった。今年はかなり多くみられるような気がする。 また、1か所毎年イボクサが猛烈に繁殖している田んぼがあり農薬のかけ方次第でイボクサ の増減も考えられます。 また、植え付けられる稲の種類によりあまりイボクサを気にしなくてもよい稲の作付に より農薬のかけ方の増減もあるかもしれない。 イボクサの写真撮りをしながらこんなことも考えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月01日 06時02分45秒
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