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カテゴリ:花と園芸
10月11日(日)初めて出合ったセンブリの花 子供の頃、お腹がぐずぐずすると「それならセンブリを振り出して飲みなさい」と 覚えている方も多いことだろう。 その生きた姿は現在ではそんなに自然には見られない状態らしい。 三田市内貴志の田んぼ2枚の間にある岸に自生している現場に「オカタツナミソウ」が あの独特の、潜望鏡のような花を咲かせているのに近づいてみたら、そこにこの5角形の 星形の花が咲いていて、センブリと分かった。
それぞれに2個の蜜腺があるはずですが、白い毛が茂り分かりにくい。
センブリの茎と葉 後で分かった話ですが、蜜腺と呼ばれるものが5枚の花びらに2個ずつついていて それから白い毛が出ていて、しかもかなり長いので花の根元が分かりづらい。 ウイキペディアに紹介されている花 改めてマクロでこの蜜腺と呼ばれる物を撮影しに出かける予定ですが、それにしても 白い毛が多くて長いのでウイキペディアの写真のように蜜腺がすっきり撮影できるか どうか、それは分かりません しかし、私自身の写真でも蜜腺らしい物が薄っすらと写っているので合計10個の蜜腺が 2年草であると言われている。2年草がこんな育ち方をするのを初めて知りました。 その初年度は、芽が出て根生葉が育ち其のまま越年するらしい。 根生葉のまま越年するその現物をこれまで見つけ出していないので、次回訪問時にしっかり 理解し、写真をゲットしたい。 貴志の2枚の田んぼの間には少なくとも数十株、花が咲いております。 様々な地域では見ておりませんので、市内で此処だけで無いにしてもやはり自生地は そんなに多くないだろうと思っております。 傍で咲いているオカタツナミソウと共に貴重な自生地と言えるのではないでしょうか。 センブリとは: ※ 薬 効 以上は、ウイキペディアの情報抜粋です。 白い毛について 雄しべ5、雌しべ1、花冠裂片の基部には2個(注 1枚の花びらに・・・私)の 蜜腺があり、それには毛状の付属物がある。 以上はe-yakusou. com情報 円形脱毛症にも効果があるらしい。 ともかく観察歴が浅くて、センブリの様子をつかむのはこれからですが、貴志の自生地に センブリは現在の姿からは草丈が約10cmで他の野草に交じって自生している。 ◎ ◆ センブリの仲間 ハナハマセンブリ : リンドウ科シマセンブリ属 ハナハマセンブリだと思われます。 その花 自家受粉を避けるとされております。 夜は花びらが閉じられてしまうこの花、様々な面白い性質があるようです。 ともかく三田市内では私の見る限りでは1か所で群落を形成しております。 自家受粉も十分考えられるようです。万一他花受粉が実現しなくても、この 帰化植物。 ウッディタウンでも見られるという情報もあり、新しい宅地開発と共に育っている 花の形はだいぶ違いますが、センブリの仲間だと思います。 尚、ベニハナセンブリも探しているのですが、今のところ見ておりません。 花弁の幅が広くて、花筒と呼ばれる部分が短いのが見分けのコツらしい。 花の色が一層濃いのだろうと思います。 ◎ ◆ 〇
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最終更新日
2015年11月04日 06時09分27秒
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