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三田のいのしし 見て歩き日記

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2015年12月27日
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カテゴリ:花と園芸

ムラサキツユクサの花?
ムラサキツユクサ?


花の真正面からの1枚
ムラサキツユクサ-2 ? 
花はよく似ているが雄しべに毛がない? 実は写り方でこうなったが毛はあった

⇒ ⇒ 1. この花は同じ仲間のムラサキゴテンだった・ツユクサ科
            ムラサキゴテン
            堂々たる骨格? 紫色の葉、異色ですね。

           2. 雄しべの根元に毛も沢山あったが白っぽい。
            ムラサキゴテンの花
            毛があるが短い。窪みにある。

茎や葉っぱの全てが紫であり、ごつごつ?或いは堂々とした構造が御殿の感じと命名者が

感じたことだろうか、「ムラサキゴテン」 別名パ-プルハ-ト

◎ ◆ Θ

12月26日朝、写真の保存の仕方に課題があり、9月撮影の写真が今頃出てきたので

戸惑ったがムラサキゴテンで、実はムラサキツユクサの仲間だった。

この事からムラサキツユクサの花を確認して、その広い情報を纏める行為につながった。

Θ ◎ ◆

私が普通のムラサキツユクサの花と認識している花
ムラサキツユクサの花
同じ紫色をした雄しべの毛が沢山見えている。2015.12.26 初めて知った話です。

そこで冒頭の、本当にムラサキツユクサらしい色をした花がムラサキツユクサかどうか?

調べるのにインタ-ネット検索を行った。

そこで、本来の調べとは別に

1. 「ムラサキツユクサ」とは別に「オオムラサキツユクサ」もあること。

        混同しやすい雰囲気がああるようだ。

2. 2番目は、ムラサキツユクサの花は雄しべに毛がたくさん生えており、観察しやすいが

      この毛は「細胞の原形質流動」が観察しやすいとの説明が画面に最初に出てきたので、

  保存中の写真に雄しべの毛がきれいに見える写真があるかどうか調べた。

◎ ◆ 〇

ムラサキツユクサや冒頭の本当にムラサキツユクサらしい色をしたムラサキゴテンも

この市内では、かなりかけ離れた地域のお宅の庭先でポツンと独立して見られるので、

後の事を考えて
写真撮影してきたようで、かなり写真が残っている。

葉が長いムラサキツユクサ
ムラサキツユクサ
これぞムラサキツユクサで、束生でしたし、茎も折れてはいない。

Θ

ムラサキツユクサ・3輪
雄しべの毛がうっとうしいくらい生えている。

ムラサキツユクサ
頂きに咲いている。

こうしてみるとムラサキツユクサは確かに雄しべに毛が沢山見られることが分かった。

この毛の細胞が1個1個連なって毛になっているらしい。

これを顕微鏡で観察したら細胞の様子が非常にわかりやすいという説明だった。

Θ ◎ ×

参考情報: NHK Eテレ 毎週火曜日 AM10:10~15

          NUK for school   ミクロワ-ルド

          http://www.nhk.or.jp/rika/micro/?das_id=D0005100125_00000  

          細胞の原形質流動が詳しく紹介されておりました。    
  

参考情報: その2

雄しべに沢山毛のある花に興味がわいた。

(1)イボクサの花 ツユクサ科
         イボクサ・白い毛

(2)センブリの花 リンドウ科
         センブリノ花・白い毛
         白い毛がたくさん生えている。

NHKの動画にて細胞の原形質流動に関するムラサキツユクサの観察はよくわかったが

このイボクサの雄しべの毛やセンブリの雄しべの毛がむいているかどうか

ともかく、細胞の勉強の為にこのような毛が役に立つところから、ムラサキツユクサの花

に強い興味を持った方が学校など広く居ることを知ったのは収穫でした。

Θ ◎

科名の元になっているツユクサ
ツユクサ・一輪
この花は花から突き出た雄しべとそれに隠れるように突き出ている雌しべが交配の

主役であり、虫を誘う「飾りの雄しべ」が派手に見えている。

種作りの仕組みには2重、3重の仕組みがあり、これはこれで一編の物語になっている。

が、花の根元、雄しべの付近に毛はないらしい。

Θ ◎ ◆

ムラサキツユクサの仲間1

1. ムラサキゴテン 別名 トラデスカンティア、シナモンタナ、パ-プルハ-ト

2. シマムラサキツユクサ

3. オオムラサキツユクサ

Θ ◎ ×

余談ながら、2015.12.28(月)三田市立図書館にて牧野富太郎博士の膨大な著書から

ムラサキツユクサとオオムラサキツユクサを読み、抜粋した。

(1) ムラサキツユクサ

           Trandescantia ohiensis Raf. ムラサキツユクサ属

           北アメリカ原産、明治初年(1870年前後)に渡来。観賞用に栽培する多年草。

           束生し高さ50cm位。茎は多汁、平滑で径1.5cm位。葉は散生、長さ30cm位

       多くは湾曲し、茎と同質 、花は晩春から夏、枝先に集まって咲き、径2~2.5cm

           1日花。外花比3片は柴緑色を帯び厚みがあり、内花被は広く質は弱い。

            雄しべ6本、花糸に紫色の毛がある。

(2) オオムラサキツユクサ 

           Trandescantia virginiana L. ムラサキツユクサ属

           北アメリカ原産。栽培される多年草。高さ70~100cmになり束生する。

           ムラサキツユクサに似ているが、全体に青緑色の程度が薄く、茎上葉は幅広く、

            幅2.5cm内外で2つに折りたたまれ基部付近が最大幅で茎を抱くことが多い。

            花は大輪で径3~5cm白、青、紅紫、多重などの園芸品がある。

          ※  この著書にて紹介されている植物はすべて写生である、写真はない。

               保存写真などで見分ける参考になると思った。

    






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最終更新日  2015年12月31日 15時28分19秒
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