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カテゴリ:花と園芸
星の瞳“オオイヌノフグリ”の花が元旦の前からあちこちで見られました。
一般に春先から秋にかけての開花と思い込んでおりましたが、畑の土手などを 何気なく見ておりますと正月になっても花が咲いていることが分かった。 ホトケノザの茎と葉に囲まれた花 (1月4日現在) この花が一般にオオイヌノフグリと呼ばれるもとになっている“イヌノフグリ”は この実の姿から犬のフグリ(陰嚢)の事に例えられたとされております。 オオイヌノフグリの種 (今では、”イヌノフグリ”はこのオオイヌノフグリに負けて姿が見えないとか) この4月7日の日付でもお分かりの如く春先になるとこのオオイヌノフグリの花がその辺に 咲き乱れています。 そんな時に畑の岸、我が持ち分の畝の直ぐ傍に腹ばいこのように何気なく実った種を見つけて 撮影したのがオオイヌノフグリの種です。 意識して写真撮影すればわかりますが、何げ無く花を観賞する分にはこの種も見分けがたい。
改めて、花全般にとっては今は開花は厳しい季節のはずですがこの時期にこの花に 念の為、パソコン検索”ウイキペディア” オオイヌノフグリの項を調べました。 その情報の抜粋です。 「秋に芽を出して他の植物が繁茂しない冬に横に広がって育ち早春に花を付けて 春に終わり枯れてしまう。 夏の間は種で過ごす」 「自家受粉もするが近交弱性はない」 以上ウイきペディア 以上の事から年中開花しているかもしれない…私の誤解でした。 そう言う事で今では年末も1月にも咲くのはこの野草としては、ごく当たり前のことと 分かりました。思い違いを正せてよかった。 同じ理由からでしょうか。 Θ ◆ 〇 この土手で、撮影したオオイヌノフグリの花の直ぐ傍で咲きかけていたホトケノザの花 そうですが、なぜかこの花は”閉鎖花”と言って開花しないのに実が成り立つ習性もあり こんなに真冬でも沢山花が咲き、実が生ってもまだ足りないとこの花は感じているので しょうか。この点もいささか疑問ですが、この野草の数千年、数万年の歴史の中で身に 着けた性質はそう簡単には変わらないでしょうね。 オオイヌノフグリとは: 2. 学 名 Veronica persica Θ ◆ 〇 余談ながら: 9日(土)このオオイヌノフグリの育つ畑へ出かけましたが、一段上の休耕田などでは 圧倒的に多くみられるのがホトケノザとその花でした。 やはり星の瞳オオイヌノフグリはごく少ない花でした。 ホトケノザの閉鎖花も観察してみましたが分かりませんでした。 この二つの野草の中での競争ではホトケノザが強そうでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月10日 06時26分15秒
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