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カテゴリ:花と園芸
7月29日(金)頃、妻から「伸び行く三田」誌に「福島ナツツバキ」が福島大池で発見されて 大変貴重だから、三田市指定文化財(天然記念物)になった情報が載っているよと告げられた。 1. 結果的にこの花は咲き終わっていて実物に接することは出来なかった。 2. 同事務所に掲示されていた写真から転載させてもらった。 福島ナツツバキ
県立有馬富士公園で沢山咲いていたヒガンバナ科の「ナツズイセン」の写真と共に、 補足説明情報を添えたい。 福島ナツツバキの花の情報をもらいに県立有馬富士公園へ向かったが、ヤマノイモとヒヨドリ Θ ▲ 〇 ヤマノイモの雄の花
雄花序は直立するとあるとネット情報に出ていて、初めて意識した。 つるが垂れ下がり、そこに対生の葉を伴った花が見える 雌の株に咲く花は下に垂れるので識別できるらしいがまだ出会っていない。
出来なかったが沢山撮影した。帰宅後花の資料からヤマノイモらしいと思った。 雄株の花であることも分かった
見分け方 : 雄の花 上向きに咲く(今回の写真) 雌の花 下向きに咲く(いまだ遭遇していない)
ヤマノイモとは: 1. 科 名 ヤマノイモ科ヤマノイモ属 多年草 2. 原産地 日本 3. 花 色 白 4. 草 丈 つる性 5. 花 期 7~8月 6. 環 境 山野、林縁
※ ヤマノイモ科の植物は11属があり、地下に多肉質を持つものと木質根を持つ物が ※ 「しろうと自然科学者の自然観察日誌」と名付けられたブログで主として野草の観察 日記が見られる。 過日、このブログで「ヤマノイモ科のオニドコロ」の紹介があり、楽しく拝見していた でヤマノイモの表現にはいささか抵抗がある)
ご存じに如くヤマノイモは地下にある芋を掘りあげて食べるが、雌雄異株となると雄株の地下に と崩れ落ちて、その根元が見えなくなります…と言い伝えられていた。
麦の種からその内芽が出て苗になると有難いことに「ヤマノイモ」が分かる。 自分に家の山を勝手に掘られた時、眉をしかめてもヤマイモ掘りの人々と喧嘩はしなかったと 思います。今は似たような芋を栽培しているのでヤマノイモ掘りのプロはいないかも。 以上は余談ですが、ヤマイモ科のつるに出合うと性懲りもなく思い出す「昔ばなし」です。
サワヒヨドリ(キク科フジバカマ属)・・・沢など湿地に生えていてヒヨドリの無く頃 に開花することからの命名とか。 ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)・・・・ ヒヨドリが実を食べる現象から命名とか。 ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)・・・ヒヨドリが鳴く頃開花することからの命名。 属名になっている「フジバカマ」は町内の歩道でも毎年沢山花を付けるし、大原町のある 花壇でも秋になれば花が見られるのでお馴染みです。 7月30日(土)国立兵庫中央病院横の道路ばたで出合ったヒヨドリバナ、久しぶりです。 その前に、昔もこの花の写真を撮っていたらしい。2012.09.20
蕾の時はすっきり見えるが、花が開くとこんな雰囲気になり、モヤッとした感じにる。 一見フジバカマそっくり。 以下は7月30日に撮ったもの
花へ接近して見るとフジバカマに似ていることが分かる。
対生している2枚の葉
ヒヨドリとはこんな鳥
2015.03.12 撮影 ヒヨドリとは: スズメ目ヒヨドリ科 全国で普通に見られるが、北方や山地の物は冬に暖地へ移動する。春秋には各地で大群の 渡りが見られる 「名前が分かる野鳥大図鑑」引用 り感じないが、昔 野草の命名に採用されたくらい目立ったのだろう。 ▲ 〇 1. 科 名 キク科フジバカマ属 2. 学 名 3. 別 名 5. 花 色 白 桃色(ピンク) 7. 花 期 8~9月 フジバカマの花
花のマクロ
フジバカマの葉 : 3深裂が特徴 見分けのポイント
2013.10.11 撮影 今回接した二つの野草は仲間が多くて、迷うことが多い分野だと思った。 遠い昔から日本に生息していて、それだけ仲間が増えたその結果かもしれない。 ないが、武庫川の土手は藪になっている地域が多くてヤマノイモ科らしい葉と花が数多くみ られる。 この土手では野鳥が数多くみられるので、鳥が種をはこぶのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月10日 06時43分18秒
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