|
カテゴリ:花と園芸
ナツズイセンの花 : ヒガンバナ科 今年は同じ科に属する「キツネノカミソリ」の花観察を例年に比べてはやくから行えた 大原など個人のお宅の塀の外や他の縁などでも見られるが、何といってもこの公園は誰 でも行けるし、数多く育っているので今年も多くの方々が観賞できたことだろう。 花時に葉が無いキツネノカミソリ(ヒガンバナ科) ひっそり咲いている点が違う。
こうして観ると同じヒガンバナ科ではあるが、キツネノカミソリは花弁の反り返りが少ない し、狐火を連想させる花の色も違いが分かる。 時代に行基和尚の指導で開設したと伝えられる福島大池が満々と水をためている。 水鳥の憩いの場所であり、県民、市民の散策の場所ですが、そこに向かう有馬富士公園の広場に 今回(7月30日)見たその数々 島状の花壇が庭を二つに分けているが、その森の下がナツズイセンの盛り場
最盛期に比べると球根は減っているらしくて、花数もぐっと減ったがそれでもこんな感じ。 通りがかりの方々もここでの撮影が一番多かった
花が咲く時は葉が無いが、1本の茎には5個の花が付くようです。この茎は満開だ。 キツネノカミソリもこの点はほぼ同じらしい。
木の下の茂りを左側から見ている。 小さな丘と通路を隔てて丘が仕立てられ、その前の道からも福島大池の方面へも進める
7月30日はこんな感じですが、その後もあまり数は増えていないかもしれない。 この花は6本の葯と1本の柱頭で成り立っている。 尚、8月11日(木)祭日「山の日」とかでしたが、ナツズイセンの咲き加減を確かめに行ったが 残念ながら今年はほぼ花は終わりで数輪見られる程度でした。 せっかく有馬富士へ来たので、現在の有馬富士の山を撮ってみようと思いその辺を歩きまわる際 気になる実が生っているのに気が付きました ヤマボウシの木とその実
事務所の関係者から「食べられますよ」と教えられた。
写真はピンボケですが、一部分皮をむき、中を見せた状態。いい味でした。 この木は6月~7月にかけて、一見大きな白い花が咲く…と見える花の咲き方をするらしい。 実際は4枚の総苞片が大きく広がった中央に多数が球状に集まり花だそうだ。
三田市がおおよそ標高200m、従ってここから頂上まで残り180mぐらいだろう。 この山の右すそには古墳が沢山あり、かつては古代人が暮らしやすい土地として好んで 暮らしていたと思われます。 また、 この近くの志手原の辺りをかの源平の戦いで源義経達が通過して行き、鵯越の戦いで平家 を破るに至った時、さまざまな史跡を残している地域でもあるようです。
渡り鳥の越冬地としてもその観察が楽しめますが、年中散策向きの景勝地です。 やがて大池川となって武庫川へ流れ込みます。
上に掲示した福島大池の左奥付近の山地の生えていることが分かったそうだ。 山地で何の備えも無しに現地へ出かけることはやや危険かもしれないが、一度はその姿を 生の形で見てみたい気もします。 インタ-ネット情報: 福島ナツツバキ個体群について 大変貴重な物として三田市指定文化財(天然記念物)と認定された事。 1. ナツツバキは元来六甲山(標高 おおよそ1000m)北側の高海抜域で、比較的冷涼な 土地に生えている事 2. 有馬富士公園のように温暖照葉樹林帯には珍しい事 が評価されたらしい。 尚、当事務所のご説明ではこの花の開花期は6月から7月上旬のことらしい。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月12日 06時39分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[花と園芸] カテゴリの最新記事
|