|
カテゴリ:花と園芸
ウバユリ(姥百合)の花をご存じない方もいらっしゃることだろう。 姥百合とはこんな花 ウバユリの花として撮影日にかかわらず、ご紹介させてもらっている花の形。 このユリの変わっている点は、この花はこれ以上開かない点にある。 この花の下にある葉が枯れて花が咲くころには「葉が無い」⇒「歯が無い」⇒ウバ(老婆) に連想がつながる・・・と発想してこの命名となったらしい。 真正面から見た花の姿
この時期の株を見たらユリの株とは思えない姿と葉をしている。 葉は長さ15~25cm、基部はハ-ト形で先端がとがっており、ユリ属らしくない形をしている
ウバユリは最初蕾が真上を向いているが、やがて横に開くようになる。写真は開花の 3,4日前。ここは竹の深い繁みで薄暗いので花数が少ない傾向が考えられる。 2輪咲くのは多いかもしれない。
茎先に真横に向けて開く花、2輪だとこんな姿が見られる。雄しべ雌しべらしい物が 横からも見ている。 が咲きだしてみるとかなり多いので、どんどん写真を撮った。
種が落ちて芽が出てから花が咲くようになるまで、4,5年かかるらしい。 この大きな竹やぶに10株足らずのウバユリの株が見られるが、その草丈はさまざま
やや背が低い株の花。茎の上に直立していた蕾がこのように水平になって開花している。 しかし、このようにかすかに開いた状態の花だから、観賞したい方は真正面に回って腰を 落として身構えるのが肝心だ。 竹の根元、ウバユリの若い株?
よく見ると斜めの状態なのに開花している、ちょっとおかしい? いずれ真横になるだろう。 ウバユリとは: 1. 科 名 ユリ科ユリ属 多年草 2. 学 名 Cardiocrinum cordatum(Thunb.)Makino. 3. 別 名 カバユリ、ネズミユリ、ミズユリ 4. 原産地 日本、カラフト 5. 草 丈 60~100cm 7. 花 期 7~8月 8. 特 色 茎先に水平につく花 ここでは茎先に3個付いていて咲いている例もあるが、ほとんど1個乃至2個 開花する。 Θ ▲ 〇 その種を飛ばして今では庭中で見られる。 タカサゴユリの花
台湾の原産であり、今では日本の高速道路などの土手にはこの時期にはこの花が沢山咲い ている その線もあいまいになっているように思う
花の外側を走る紅紫色(紫)の線がはっきりしている。近年この例同様の花に出合う 機会を知らない。 間引き問題とは別に腹立たしい被害だった。 1. 科 名 ユリ科 2. 学 名 Lilium formosananum Wall. 3. 別 名 タイワンユリ 5. 環 境 日本帰化植物写真図鑑の情報 種子の発芽から半年で開花する為近年各地で野生化して道端や堤防の法面などで繁殖している (ウバユリも発芽から4,5年後に開花すると聞いていると聞いている 私) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年08月16日 06時44分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[花と園芸] カテゴリの最新記事
|