4009134 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三田のいのしし 見て歩き日記

三田のいのしし 見て歩き日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

さんだのいのしし

さんだのいのしし

カテゴリ

コメント新着

ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
青木 考@ Re:睡蓮の花とネナシカズラの話です。(09/14) ブログ主様、 (ニホン)ネナシカズラが生え…
く~ちゃん@ 心配してました 長らく更新されなかったので、心配してま…

フリーページ

お気に入りブログ

種蒔きをしてみた New! グランパ3255さん

「しろうと自然科学… しろうと自然科学者さん

山野草 則利写真館 のりちゃん4752さん
猫のひたい nemuricoさん
路上観察 タマ君1144さん

カレンダー

ニューストピックス

2016年09月13日
XML
カテゴリ:花と園芸

2回前から文字サイズを中に変えてみた。81歳を越した立場からは見やすい面もあるが、

散漫な印象になるようで元に戻した

さて

日々の行いを「里山のつる性植物」探し主体の生活に置き、出かけることが多い。

また、その収穫が多いので驚いている。

1.  城山運動公園の根元にある溜池と県道の間で見た初めてのつる性植物
     アカネ : アカネ科 多年草

                       つるの伸びを棘(トゲ)、鉤(カギ)状のとげが下向きについていて助ける。

     


    

     写真で4枚見えている葉の内、正確にどの葉が托葉か断定できないがこのアカネの場合

     托葉もここまで大きくなる。主たる葉の成長を保護する役割らしいが、存在しない植物

     もあるらしい。

    

     花芽は本来の葉の側から発生するらしい。

     1. 茜色の染料として珍重されるイメ-ジとごつごつしたつるや棘が似合わない。

     2. つる植物や他の野草と込み合っていて、アカネをすっきり見る事が出来ない。

     3. 花期 8~10月 なのに花に出合わないのが残念だ。     


2.  ヤブガラシ : ブドウ科 別名 ビンボウカズラ

                            つると対生状に出る巻きひげで伸びる

                            スズメバチが花盤の蜜を吸うのが大好きで沢山来ていて怖い。 
     

      9月1日の場合は若い株で、ツボミしかないのでスズメバチなども来てなかった。

      

       自分の巻ひげで自分の蔓の花序に巻き付いた姿。

       大原荘園町から青原寺口交差点へ出る時に金網の塀に巻き付き10m幅に広がった

       ヤブガラシの咲き続ける花の群れを観察しているので、ここは参考程度。

       友が丘から大原へ向かう道路横の空き地にもヤブガラシが繁茂しつつある。

3. トキリマメ 吐切豆 : マメ科 多年草 別名 オオバタンキリマメ

                        対生で1つの葉柄に3つの小葉が付く、ヤブマメやクズなどと同じよう

                        幅広でしわが深い。 

      

      大きな旗弁が目立つ。長さ8mmほどの筒状 : 総状花序

      

   花: 今にも飛び立つ蝶のよう

                総状花序。葉腋から出る。小さい黄色い蝶型の花を数個、密集

                するようにつける。  

       トキリマメの花と蕾

       

        旗弁が大きい。

       トキリマメの葉: 似ている物との区別したい

       

        基部から伸びる3本の葉脈がしっかり目立つ(「里山のつる性植物」抜粋)

        

        非常によく似たマメ科の野草が大原の山の端にあり、誤った理解をしているかも

        しれないが。「里山のつる性植物」の情報を参考にして吐切豆とみた。 

        2016.09.16 タンキリマメの果実 挿入

       

        さらに熟れ切ると鞘がはじけて実が見える。しかし殻から落ちないでそのままついている

        らしい。さらに観察を続けてその様子を撮りたい。

    「タンキリマメ」と呼ばれる非常によく似たマメ科の野草もあるらしい。 

4. ナツフジ   夏藤 別名 ドヨウフジ 日本固有種 マメ科 落葉木本

                       他の藤より比較的低い位置に咲くので手に取ってみることが出来るのが

                        嬉しい。
      初めて花を見た。

      

      葉の先がとがらない(里山のつる性植物)

      10月~11月 果実が熟すと柴褐色になり、2裂して種子を遠くへ飛ばす。(同上)

       ナツフジの花 花は蝶形花で長さは1.5cm前後

      


      ナツフジの葉とツボミ

     

     花房(花序)は長さ20cmほど

  この山にもヤマフジが生えており、花時には沢山の花を付けて見事ですが、だいたい

      高い木に絡まり伸びる。今回の現場のナツフジは全体が山肌に触れる程度で、その

      違いが大きいのに驚く。

5.  アオツヅラフジの美しい果実 ツヅラフジ科 別名 カミエビ

       夏の盛りに、土手や山裾で小さな花を見せるこの木は、晩秋の頃にはつややかな藍

       青色に熟したブドウの様な果実をつける。

        「万葉集」には黒葛の名で登場する。このつるに鳥もちを塗って鴨猟に使った。

       (「里山のつる性植物」46ペ-ジ引用

      

      熟れ切った時が楽しみな果実、9月12日現在でも綺麗な色の果実があちこちで見られる。

      後日、アオツヅラフジの果実の特集を考えております。

 
6.  つる  藤のつる

       
      
7.  ママコノシリヌグイの花  :  タデ科 1年草
           杉が丘の側道と県道三輪~後川線の間の藪に自生しているママコノシリヌグイ

           を長年観てきたが、近年カナムグラや笹などの挟撃にあいほぼ消えた。
           その県道の通る山裾が今回の現場で、何かの為に窪地になっている。
           此処でもカナムグラと猛烈なバツルを繰り返しているが、かなり生き残っている。

           ※ つるにつく下向きの硬い棘(トゲ)を引っかけて伸び上がる。
     

 

      仲間にイシミカワがあり、かなり見分けが難しいらしいが、イシミカワには出合っていない

      ミゾソバ湿田の横や谷川の水の流れる土手などで数多くみられる。タデ科

      この県道沿いの現場は窪地であり、歩道まで雑草がはみ出し危険なので観測も難しかった。

      それが歩道沿の草刈りでにわかに見やすくなったので纏めて撮影できた。

      別途、その写真を纏めて載せたい。

      カナムグラは雄株でしたが沢山開花しました。(これも別途記載予定)


8. サルトリイバラ : ユリ科(サルトリイバ科) 落葉木本

            五月の節句に関東ではカシワの葉で柏餅を作るが、西日本では「サルトリイバラ」の

            葉で作る。ジグザグに伸びた枝、つやつやした葉、芽吹くと同時に咲く淡い黄緑色の

            花、真っ赤な花火のような果実、姿かたちの端正な木(「里山のつる性植物」引用)

      

           

     果実に白い粉が見られる。主として保湿のためらしい。アオツヅラフジの実も白い粉を

     ふいていた。みんな保湿の為だと理解した。

     「里山のつる性植物」引用の文にも見られるように、西日本ではこれの上にもち米を
     こねた物とあんの団子を載せて、せいろで蒸して黐を作った。

      5月のある日、このサルトリイバラの葉を切り取ってこい…と母から声がかかる。

      それは勇躍勇んで山際へ取りに行ったことでした。

      三田では友が丘から大原の里へ通じる道路の山際にも数株サルトリイバラがあって、
      これを使った餅を食べたい…何度思ったか知れない。

      「里山のつる性植物」の著者が書いてくれたので、グッと胸にきました。
   

Θ ▲ 〇

9月1日(木)は以上のように城山運動公園から下の道路沿いの500mあまりのつる性植物を

ご紹介しましたが、この日は国道176号線などを利用して歩き続け、帰りは大原荘園町から

道路沿いのつる性植物を見て帰った。

私の住環境から言えば、自転車や徒歩で移動すれば「つる植物の観測」が必然だし、この日

松が丘小学校前で正しい「キヅタ」の葉と花を見て、大収穫だった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年09月16日 15時03分46秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X