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カテゴリ:花と園芸
そもそもヌスビトハギの花は大原の山陰で、田んぼの小さな用水路にさしかかるように 咲いている花に出合ったのが最初で、小さな下向きの花が疎らに咲く様で撮影泣かせだ。 なぜこんな小さな花を咲かせる道を選んだのか、いつも思いながら眺める。 蝶形花 低い台地の宅地の塀から伸びた枝の花。これだけの花を見る事が出来て良かった! ご参考までに最近撮ったヤブツルアズキ(同じマメ科)の花、変わってますね。 小さな可愛い小豆の実。今のアズキのそせんだそうだ。 小さな花が集まったヌスビトハギ。 どの株を見ても、小さな花が沢山付いているがこちらを向いて咲いている例は見られない。 果実の姿 右下の果実の形が盗人の忍び足のすがたであろうか? 以下はヌスビトハギについて、最近喜び勇んで?(これは本当の話ですよ) 写真撮影にいそしむので、これまでよりはましましな写真の成果が得られたのではないか。 ヌスビトハギの全景 大原の畑で、柿の木の下に雑草と共に見えるヌスビトハギ。沢山咲いていた。 白い花の周りがモヤッとしているのは下向きに咲いた花の下側にピンクの花びらがあるから。 何故下向きに咲くのか、その習性を身に着けた花の遺伝的理由は分からない。 兎も角。この花の素顔と言うか、雄しべや雌しべなど成立ちを知りたいが今もって掴めない。
2輪が枝を挟んで並んでいる。
だいたい人の目にはこんな小枝の姿が見える。 茶摘みのように白い手袋?をはめた先にピンクの指が見えるイメ-ジ、おおむね花はこの部分 が出ている。 小枝から短い柄が出て花が付くのも上から見ると分かりやすい。 高い場所に生えていると下から撮れるが、多くは小枝を動かして花の正面を見ることになるが マクロだとぶれやすいので苦労が多いと思う。 花には短い柄がある。
歩くとこんな足跡が残った? そんなたとえにぴったりだ! この1株がこの場所では先行して咲き終わったらしい。全て果実に変わっていたのでその先頭 の小枝を撮ったもの。
多分、人の目にはこんな可愛らしい花の素顔は拝めない。 きっと小さな虫だってわからないだろうが、匂いなどこの花独自の工夫により虫を呼んで いるのだろう。小さな蜂なども居ます。 1. 山蔭げ、用水路の縁(日陰)で窪地、足の位置より低い。 2. 谷川沿いの梅の木の下(日陰)、 3. 故郷のある家の庭先(ここだけは陽光燦さん) 4. 個人宅の南向きの塀、鉄格子から突き出ている。撮りやすい高さ (この野草が好むやや日陰ぎみの環境ではないが、多くの部分は庭木の下) ある宅地の木陰で発見。このヌスビトハギが3箇所に分かれて咲いていたのに出合えた。 2. 学 名 Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum 3. 別 名 ドロボウハギ 4. 原産地 日本 5. 草 丈 60~90cm 5. 花 色 赤、ピンク、白 花の形 蝶形花 6. 花 期 7月~9月 7. 特 徴 花径は5mmほどで小さい。互生して付く葉は3出複葉で、小葉は卵型。 8. 環 境 山野、林の縁 ※ 「季節の野草・山草図鑑」引用 Θ ▲ 〇 風が吹きがちな谷川の縁や藪など泣かされてきたので、このヌスビトハギは観察の苦手な 花の一つだった。 今回、偶然住宅の塀で高い位置に存在し、塀で体を固定できる環境下、撮影できるので そこそこ写っているとホッとします。 マクロとカメラの固定の因果関係について思い知らされております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月15日 07時05分40秒
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