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カテゴリ:花と園芸
関西(或いは西日本)は主として赤紫の花が咲き、東日本は白い花が多いと聞いている。 幸い、ここは友が丘町のごく身近に白い花が毎年元気よく咲いてくれるのが嬉しい。 元気に紅紫の花が咲きだした。
これまで何度も載せたように東日本に多いはずの白いゲンノショウコの花が友が丘町 の一画で咲き続けている。 きっとこの咲き方、種の付き方から見るとその自生地は広がり続けていることだろう。 白い花のゲンノショウコ 雄性期の花
雄しべの葯が10個揃っている。開花直後の花と思わる。 花の右横に「ミコシグサ」の異名をもらった槍の様な果実の一部がみえる。 目いっぱい育ったゲンノショウコの枝、その先につく白い花。場所によってはまるで 別の花の印象だった。
雄しべの葯のブル-が白に生えて見事だから、少し離れた草むらでこの白い花を眺めると 本当にアレッ ? よく見ると柱頭が開き始めている。 役割の終わったらしい葯が残っていた。
推測ですが、同じ日に一斉に咲いた雄性期の花が花粉の放出を終わり、雌性期に移行する のもほぼ同じと見えてこの日の3つの雌性期の花には、葯の残りが2,3あった。 但し、この葯には交配できる花粉はないだろう。 茎に生えている毛
蕾の毛 「」
茎の大部分は地を這う。3~5の掌状(しょうじょう)に深裂した葉は、長さ24cmで 対生する東日本は白、西日本では紅紫の花を付ける。両方とも薄紫の筋が入る。 花後には槍の様な形の果実をつける。熟するとはじけて種子を飛ばす。 ※ 名前の由来 : 薬用ですぐに効くため 2. 別 名 ミコシグサ 3. 原産地 日本、朝鮮半島、中国 4. 花 色 赤、白 5. 草 丈 30~50cm 6. 花 径 1~1.5cm 7. 花 期 7~10月 8. 環 境 山 野 Θ ▲ 〇 余談ながら ゲンノショウコの存在感? この花に限りませんが、皆さん、あまり花の存在を意識して暮らしていない印象で 家庭菜園の横や水汲み場の土橋に咲いている紅紫色のゲンノショウコの存在すら 感じてないように見受ける。 ましてや白花のゲンノショウコのように道路に面したヤブで、大きな電柱の根元に あるこの花、全く気が付いていない、そんな風に思う。
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最終更新日
2016年09月21日 06時53分59秒
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