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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年10月06日
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カテゴリ:花と園芸

ホトトギスの花 : ユリ科ホトトギス属

      その一 花びら、葯、柱頭が三段構造になっている。

     

      その二 園芸品? 中庭の株でミョウガやニラなど競争が激化知る中での花。

     



この花は、ご存じホトトギスの胸毛に似た花を付けるところから「ホトトギス」の名前がある。

      

      原産地は日本とある。

     5本の葯が合体して伸び上がり、その守られた通路を伸び上がった雌しべ(柱頭)が出て

     きて開く。

    


     

     写真の下に見える黄色い部分に蜜がある。そこへやってくる虫がその体に葯(下向き)の

     花粉を身に着けても、トップにある雌しべ(柱頭)には届かない。

     この後、柱頭が次第に湾曲して次の写真のようになる。

     

     蜜を吸いに来て、その体についた花粉を受け取りやすくする花の自助努力だと思います。

    葉っぱを次々に食べられて丸坊主になるホトトギス。

    長い間のルリタテハ蝶の蛹、毛虫との付き合いで? 葉が無くても開花に何ら支障がない

    仕組みを作り上げているらしい。

     

     ほぼ丸坊主の株も沢山あるが、写真写しが難しい。

      この花には「距」がある

  

      スミレやサギソウ、ヒメキンギョソウ、蔦葉海蘭など距により蜜を作り、貯める仕組みの

      野草 。

     もともと距(キョ)は鶏の脚の後側にある蹴り爪であり、その形状から言えばスミレや

     ツタバウンラン、ヒメキンギョソウの距がそのイメ-ジに近い気がする。

     この丸い、蜜の製造・貯蔵場所はその点異色の存在かもしれない。

      兎も角ルリタテハの幼虫、毛虫の活発な活動で生きのいい葉っぱが、日々丸坊主になって

      いくなかで、たんたんと、見方によれば健気にも次々に花を咲かせている。

◎ ▲

ルリタテハの幼虫、毛虫

     

      葉の裏側で、葉をかじるホトトギスの幼虫

      

      ほぼ一日中、葉の裏側に隠れてその先端から齧る。

      その証拠がこれ、ウンチ!

        
 

      このようにホトトギスの大きな葉っぱの裏側に隠れるようにしてしがみ付きその葉の

      先端から食べ始めて、丸坊主になると次の葉に移る。

      このようにして食べるから1株の葉を食べつくすのは時間の問題で、見事です。


      一定の成長を遂げると、このホトトギスの株を離れてどこかで蛹としてひっそり過ごす
      と勝手に思い込んでいた。  どうも違うらしい。もしかしてその場で???

      1. これまでのホトトギスとルリタテハの毛虫から、ルリタテハの蛹になる過程の勉強

             不足、不徹底が分かった。大失敗

       2. 例えばホトトギスで毛虫になったルリタテハはその場で蛹になり、羽化することが

             ネット検索で沢山見られた。

       3.   10月3日(月)庭に出てにわか観察を開始した。

             茂っていたホトトギスの株を見たら数匹の毛虫がいるが蛹になっている姿はなかった。
       4. 多くはこれまでに蛹になり、羽化したらしい。うかつでした。
             残りの数匹でもよいからこれから観察して蛹になるところから眺めてみたい。

      そんなわけで、さなぎになる過程の毛虫を探す気になって撮った1枚

      

       距の見える花序の下で、一休みしているかに見える。

       蛹になる過程をしらないので現在は時間があるとこんな姿を眺めるがどうして、どうして

       そう簡単に蛹になる体制には入りません。

       ▲ × ◎

       ルリタテハに関して、今一つの課題は蝶々の写真撮影

       出来ておりません。 
       
       ウォ-キングの途中でこのルリタテハに出合う事を願っているが、今までではその願いは
       かなっていないので、ルリタテハの写真はお借りした物をはめ込んでいる。

       はなはだ残念です。

       ルリタテハ

      

       ウイキペディア 引用。

      






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最終更新日  2016年10月06日 06時49分47秒
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