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カテゴリ:花と園芸
ヤマボウシ (山法師 山帽子) ミズキ科ミズキ属花の中央の部分が正味の花。白い部分は花びらに近い総苞片が4枚という事らしい。 こちらは紅葉するタイプのヤマボウシらしい。 落葉高木だそうです ウイキペディア所蔵我が家の庭にあるヤマボウシ(山法師、山帽子)の花 少し花の形に違いが見られるが、こちらもヤマボウシ。 もしかしたら我が家のヤマボウシは”常緑山法師”ジョウリョクヤマボウシ。
※ 毎年秋に花芽をつけ、翌年4,5月頃かいかするので、剪定する場合は花芽を残して 不要な枝葉を選定するのがコツとか。 納得。 さて、 今年は、私にとって結構印象的な年になった。 1. 県立有馬富士公園で地面に落ちている実を見て、これがヤマボウシの 実である事を知ったこと
この実を持って事務所へ行く、尋ねたら「ヤマボウシ」山法師の実です。 食べられます
8月11日の時点では我が家の庭、南の角に植えているヤマボウシの名前を忘れていて 地面に落ちていた果実から、名前を教わって初めてみた果実の親しみを感じた。 この実に手で触れていたので、最近町内で出合ったヤマボウシの大きな実に出合っても すぐにわかった。 自然の山間をこの街の為に切り開き、道路や学校を建てたために失った林間もヤマボウシ の自生している森を眺めると理解できる巨木の列。道路のすぐそばに生えていた。
地面にも沢山の実が落ちていたが、すでに県立有馬富士公園で落ちた実にふれていたので 地面の実の撮影はしなかった。 四方に伸びる大きな枝、その葉の間から見える実を見てまた撮った
街路樹や庭の植木の観察も良いけれど、やはり林に入り、森に沿って樹木やその果実の有様を 眺めることが出来るのは、今となっては贅沢なことだがついつい林に踏み込まない生活が続い 低い位置だったので、際立って見えた。
有馬富士公園やこの街の林の実よりか、実が大きい印象、そして熟れるのが遅いと思った。
その実に種らしい突起が窪みから出ている姿だと思った
その拡大
正味1個に見えるこの果実も、独立した沢山の果実の集まりであると思った。 どの部分が違ったのか、参考までに見る気になった。
ヤマボウシの仲間 ハナミズキ(ミズキ科) 別名 アメリカドッグウッド 日本の桜をアメリカに寄贈、そのお返しとして送ってもらったハナミズキ(ミズキ科) ご承知の通り、街路樹としてどこにでも見られるようになった。
こうしてみるとなるほど似ている。萼の部分は似ているが、花の部分は分離している。 したがってこの実の成立ちもこんな姿となる。
このようにこの果実も別になっている。 その横に、白いものが見える。今回の勉強?で、これが来年用に蕾だと教わった。 ここがヤマボウシと大きく異なる部分で、基本的には同じように年内に花芽も出来る が、その時期がずれるので分からなかった。 また、このハナミズキの蕾がなぜこのように突き出ているか、これは今回の勉強では ないが不思議ではある。 勿論、我が家のヤマボウシの剪定に際してこの花芽の出来た事を確認し、その部分を 避けながら不要な枝を切り取る事が肝要だと理解できた。 花の外観は似ているのに、果実の方はそれぞれの実が離れて独立している。 ヤマボウシの実も1個1個の実がくっつきあって1個の実になっていることを考えると 遠い祖先の時代、あるいは育った環境などで生き残りやすい姿勢、姿に変えていった 結果、ハナミズキとヤマボウシの同じ点と違った部分が現在の姿であろう。 ◎ ▲ × 余談ながら: 近年その花と果実を見たことが無い。不勉強のまま剪定を強行したのが原因でした。 その原因は、あまりにも成長が早くて大きくなる木を、知識不足のまま隣家との境に 移植した結果、毎年剪定の必要が出てきたこと。 花芽の知識がないまま、わずかな葉を残して丸坊主に近い形で剪定する道を選んだ。 その事により当然花が見られない有様。 今回の事により花芽が出る時期も分かったので年末まで、或いは年明けでもよいから 花芽が出来る枝を残して不要な枝のみ剪定して、形を整える道を選んでみたい。 落ちていた所に行き合わせたこと。 町内の山にヤマボウシが自生していてそのきれいな熟れ具合を見たことからいろいろ 勉強できたことにあった。 大変良い結果を得たと喜んでおります。
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