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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年10月14日
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カテゴリ:花と園芸

マメアサガオ(ヒルガオ科) 花の大きさは1.5cmぐらい。

普通のアサガオは約10cmの大きさで、最大20cmの大輪もあるらしいその中で、いかに

小さいかわかる。2016..9.21の写真です

     

      南ヶ丘のバス停(JR三田駅行き)があって、歩道を隔てて大きな建物が並んでいる。

      その隙間、約1.5mほどの間にフェンスにしがみつきながら元気に茂っていた。

      ネット情報によるとこの北アメリカ帰化植物は、しばしばこのような場所に生える

      らしい。建物と建物を隔てる仕切りに沿っても伸びていた。

      上から見るとT字型に茂っていて、勢力旺盛な感じがした。

      

      この写真は、葉の形が少し違いがある事に注目した。

      つる性植物は、どの種類でもこのような変異はしばしばみられるが、このマメアサガオも

      環境などに応じて変化させているのかもしれない。

      

     白い花と生きのいい葉っぱの写真で、ここでは全体でマメアサガオという感じである。

     長い葉柄も「マメアサガオ」の決め手の一つらしい。

    

     長い葉柄 花茎の方が短い。

      
     2016-09-21
     このバス停で、バスを待ちながらこの花の名前が何であったか思い出そうとして必死に
     なって考えた。

     結局「マメアサガオ」と分かったのは家へ帰ってからだった。

     写真の保存集からマメアサガオと分かり、ネット検索でもフォロウした。

     この写真のアサガオが「マメアサガオ」かどうか。

     その植物学的決め手? は「花柄」に小さなイボ(突起)があるかどうかにかかっている

     ことが分かった。
  

     10月 8日(土) 再び南ヶ丘バス停付近にて観察撮影。2回目

    

      花柄に付いてる小さな小さな突起、しかしその数は多い。

     

      小さな突起が無数についていることが分かった。なんでこんな突起が付くのか不思議です

      花の付け根のイボ

      

      4年前、2012年に天神町の畑で放置された果樹の畝にこのマメアサガオが無数に生えていた。

      その時も花柄に出来るイボが決め手との情報は知っていたので、撮影に挑んだが失敗。

      今回も腰に付けたコンデジでの撮影で、イボの撮影を疑問視しながらの作業だった。

      それだけに、この驚くべき数の多いイボには参った!

      なんでしょうね。

      植物の生き様のすごさ、懸命だみたいなものをつくづく感じたことだった。

      マメアサガオの花

     

      小さな花ですが、綺麗です。

      花は雄しべ 5個 雌しべ 1個 花弁は融合しているそうです。

     その2

    

     マメアサガオとは: 「日本帰化植物写真図鑑」 引用 245ペ-ジ

     北アメリカ原産の一年生草本。全体ほぼ無毛。茎はつるとなり、よく分岐して他物に巻き付き、

     長さ数mになる。

     葉は先の尖った長卵形から心臓形で、全縁又は3裂し、長い葉柄があって互生する。

     夏から秋にかけて葉腋に1~2本の花茎を出し、直径1.5cmほどの淡青色から白色のロ-ト状の

     花を1~2個着ける。

     花柄にはイボ状の突起が密生し、稜がある。

     1955年に東京近郊で帰化報告され、現在では東北地方以南で道端などにやや普通に見られる。

面白さを感じる話題 科名に続く属名(サツマイモ属)

     何も知識はありませんが、ヒルガオ科サツマイモ属でそうです。

     なんでサツマイモ属かという理由など分かりませんが、ともかくサツマイモ属。

     奈良時代か平安時代に中国からはいってきたらしい。

     その時はブル-一色で、漢方の薬として、下剤として用いられたのが発端とか。

     それが今日の花の色の変化、大きさ見事な展開になったきっかけは江戸時代にあるらしい。

     マメアサガオは北アメリカからの帰化植物ですから同じアサガオかどうかわかりませんが

     たぶん遠い祖先が同じなんだろう。






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最終更新日  2016年10月14日 07時20分18秒
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