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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年10月16日
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カテゴリ:花と園芸

ヤブマメ  : マメ科

ヤブマメの花(総状花序)と閉鎖花の果実及び閉鎖花?

2016.10.09 撮影

パソコンで学んだ情報を基に大胆に推測すると:

      1. 画面の右側は解放花 総状花序につく・・3つほどつるが絡んでいるが花は纏まっている

      2.   真ん中が閉鎖花の実・・・パソコン情報でも目に触れる実はほとんど閉鎖花の実だろう

                                               と述べていて、ぱらぱら散らばって写っている。

      3. その左が閉鎖花・・・・・ 閉鎖花は1個1個独立した花柄の先に咲くので果実も1個

花の部分の拡大です。 面白い形をしている。
円筒状の萼に包まれて、蝶形花と呼ばれる紫色の花が突き出ているが毛がいっぱい見える。

1. 数年前大原の山の端、用水路の岸でポツンと1株生えていたのでその生態の不思議さを

      知った。

2. 子孫を残すために花が咲き果実が出来るのはごく普通だし、その周りに閉鎖花があって

      その果実も種として役に立つ例は多い。

      例 ホトケノザ、キキョウソウ、ヒナキキョウソウなど
3. このヤブマメのすごいのは、地下にも閉鎖花を作りそれが種として役に立っている事だ。

4. 今回、思い出した事は、この野草はさらにすごい能力を持っている事。

      それは、地上の茎から根が下りて地下の潜り、それにも閉鎖花が付き、結実すること。

概要以上のような話を学んだが、この紫色の花にはたぶん3,4年出合えなかった。

それが此処へ来て次々に見つかっている。

この街の周囲にある金網フェンスに生えている(絡んでいる)ヘクソカズラ、アオツヅラフジ

或いはフェンスに覆いかぶさるように生っていたアケビの実などを観察している内に、まず

「ヒヨドリジョウゴ」が2m高さのヘンスの上からアオツヅラフジ葉に交じってつるを出し、
数個の花に出合った。


ヒヨドリジョウゴの生えている場所、立ち上がったつるが分からなかったので、地面か上の

金網をキョロキョロ見て廻っている内に、ヒヨドリジョウゴの株と共にこの「ヤブマメ」の

葉が見つかった。2016.09.29

推測ですが、マメ科の多くの野草は、たいがい3出複葉の葉であるらしい。

その違いは1枚1枚の葉の形の違いにありそうだ。

この花を見てこのところ期待し続けていてなかなか見えなかった花と分かり\(^o^)/の心境

大原では用水路の縁でからむものが無い場所だったが、ここは金網という相手に恵まれて

のびのびと蔓が出ている感じ。家に戻ってヤブマメと分かった。

冒頭の1枚は草原でからむ物が草だけなのでお互いのつるに絡み合っている写真。

花の先端の姿

この花の筒の中を覗いてみたいが、下にぶら下がっているので、この程度が精いっぱい。

葉の形 つる性植物は葉の形に変化が多いので出来るだけたくさん見ることにしている



この金網フェンスはこの街を取り巻く道路の外にあって、山や藪と道路を仕切る役目ですが

多分、この辺に多いイノシシの市街地への進出を防ぐ役割でしょうが、普段この金網ヘンス
つる性植物の為に貢献していたのですね。

2016.10.07
再び、金網のフェンスのヤブマメを見た。

総状花序につく花…こんな咲き方だろうか

こんな咲き方をした花の果実例 花数から見ればもっと多いはずだが。

兎も角1つの花序に複数の果実が見える例。

おおくのhp、ブログでヤブマメの情報が見られるが、目に触れる豆の実は閉鎖花の実が

多いという観察結果が示されている。何が原因かわからないが解放花の花数の割には

結実する数が少ない現実かもしれない。

兎も角、ヤブマメの事は何もわかっていないが身近なこのフェンスやこの街の近くの草原

にヤブマメが沢山育つことが分かったので来年以降も観察はし易くなった。

(楽しみのポケットがそれだけ増えたという事だろう)

さらに驚きは、私が畑へ出掛ける道路沿いで、地主さんが木を除き草原にしている地帯にも

このヤブマメが数株生えていて、可憐な花を付けていたことだ。

冒頭に掲げた1枚です

ここでの課題・宿題

1. 地上に伸びる蔓から何らかの形で地面へ、地面から地下に潜った蔓の先の閉鎖花により

      つくられた果実探し

2. 地下の根茎の先につく閉鎖花の果実探し

ヤマとの境にある金網のフェンスにつくヤブマメは地面を掘るのは難しいが、ここでは地主

さんの了解が取れれば掘ることは可能だろう。

今後のお楽しみではあるが、まだ地主さんと出合っていない。


こんな出合いを書き綴っている内に、前に観察中に捉まえた「閉鎖花」の事を思い出し

閉鎖花の例 2013.09.20の例

ル-ぺで見るとこの閉鎖花の中に雄しべなど見えるそうだ。
今後、ル-ぺの携帯も考えたい。

あまり纏まっていないことを載せたので、時間が掛かる、内容が首尾一貫しない・・・

そんな代表例ですが。

      地下の閉鎖花ではないが、地下で出来る果実を食べる「ピ-ナツ、落花生」は、地上で

      咲いた花がしぼんで落ちた後、子房の部分(子房柄)が伸びて地下に潜り、そこに落花

      生が出来るこんなヒントを畑仲間からもらったので撮った写真です。

     

      黄色い部分が落下生の花です。いかにもマメ科の花に見える。

     この花が咲き終わり、落ちると子房の部分が伸びて地下に潜る。潜った先が落花生になる。

    

     この写真の上部に萎んだ花が一部残っている感じの子房の部分が伸びつつあるかに見える

     そんな感じもします。(全部推測です、間違っていたらごめんなさい)

     この例を載せたのも野草は子孫を残す方法に花の部分であれ、地下に潜った方が果実がで

     きやすいとなれば、ちゅうちょせず潜る・・・こんな生き様が見てとれたからです。

     ましてやヤブマメの枝が潜り、大きな豆を地下に作ることがごく自然に見えてきました。

     全て推測ですが、地上の花が地上で実をつけることが無くて、地下で落花生が出来るという

     事実は変わりません。

  

◎ ▲ ×  

最近参考にし続けている著書「里山のつる性植物」59pによると、「地上と地下の両方

から豆が収穫できる特殊能力を持つ植物。飢饉に備えた保存食でもあった」

こんな紹介情報が添えられたいたので心底驚いた。

単に

ヤブマメが子孫を残す為の種造り・・・のみならず、量的にかなりの量が予想された出来

だったらしい。

日本の歴史を見ても祖先たちが飢饉に会い、木の根、草の根もかじって飢えをしのいだ話は

枚挙にいとまがないくらいだ。ましてや美味しいだろうヤブマメ、喜んで食べたことだろう。

そうなると、このヤブマメ。解放花の実や地上閉鎖花の果実のみならず、地下閉鎖花の

二つのタイプの実も掘りあげて食用にされたかもしれませんね。

私の課題、懸案

   閉鎖花に出来る豆探し 豆の大きさ 約10mm (地上の豆は5mm)

   1. 地下の茎に出来る閉鎖花に実るマメ

 

   2. 地上のつるから地下に伸びて閉鎖花を付けて結実した果実(約10mm)

   無相談で掘り返す場所もないので今のと頃自前の写真は無い。

   掘り返す候補の地面は、この街の西側の出口から4,50m離れた草原で、これからイノシシが

   鼻先でその辺を掘り返すので、できればその前に掘り返してみたいが、イノシシと違って

   夜行性でもないし、地主さんの御了解がもらえてない。

   万事がこれからの課題です。

 

   地上の豆よりか大きくて、発芽率から育ちも良いらしいので江戸時代以前、飢餓に苦しまれた

   祖先の皆様もひそかにこの地下の豆を掘りあげて、食用にされる一方、春先まで置いて種まき

   用に利用されたかもしれない・・・そんな想像をたくましくしている。

畑へ通う道路際の数株の一部を掘り返しても地主さんも起こりはしないだろうが、たぶん
そこまではしませんが、またまた植物の営みのすごさを教えてもらった心境です。

マメ科の葉の特徴 特異性

1.ノササゲの葉

      

  ノササゲの葉(と思われる?) 葉脈が真ん中からずれている。

      基部に近い所の幅が一番広い。 先端に向けて直線的に細くなっている。

2.  トキリマメの葉

       

3.    ヤブマメの葉

       

      葉の中央から下の部分が一番広い。

4. タンキリマメの葉

      中央から上の部分が一番広い

帆の付き方、形が種類により異なるらしい。

黒豆や大豆、小豆、ササゲなどの葉を比べてみたことはないが、たぶん3出複葉と呼ばれる

葉の付き方。葉の中の幅や先端の尖り方などに差異があると思われる     


ヤブマメ(藪豆)とは:
1. 科 名 マメ科

2. 学 名

3. 別 名 ギンマメ 

4.   原産地

5. 花 期 9月~10月 果期 晩秋

6. 分 布 北海道~沖縄 
7. 環 境 林縁
8. 特 徴 明るい開放的な場所と閉鎖的な場所が混在する林縁を生活の場所にしている。

                 

ヤブマメの仲間たちについて

著書「里山のつる性植物」によると次の通りです。

 「ツルマメの近縁種」 つるで巻き付くタイプ

  ツルマメ     花や果実の写真 ナシ

  ノササゲ     花や果実の写真  無し

  ヤブツルアズキ

  

     ヤブツルアズキの葉

     

      印象としては、先端までの長さが短く、幅はより広い。

     
     
ヤブマメ

      冒頭に掲示

    

「タンキリマメの近縁種」 つるで巻き付き伸びるタイプ

      タンキリマメ

      トキリマメ 

◎ ▲ ×

ヤブツルアズキは藪の名前が冒頭に付けられているが、実際は草原に生えている方が多い

かもしれない。

 

     1 JR新三田の車庫土手沿いに無数にはえているが、JRと農道を隔てる境の金網の

           フェンスに絡みついて伸び上がっている点が「ヤブツルアズキ」を証明している。

     2. 県道三田~篠山線沿いで、三田消防署近くのヤブツルアズキは、草むらに見えるが

            フェンスにも数多く進出している。

     まだ、藪では見ていない。  

ヤブマメは藪や藪の傍だけで出合ったいるので、この名前がふさわしいと思った。







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最終更新日  2016年10月16日 08時48分28秒
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