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三田のいのしし 見て歩き日記

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2016年11月09日
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カテゴリ:花と園芸

今回ご紹介する二つの野草の内、「ツリガネニンジン」はかなりの日陰である大木の下で先に

咲き、日当たりのよい岸辺で遅れて咲き、「シロバナセンダングサ」は日当たりが誠に良い

国道沿いで先行して咲き、大木の下、日陰で遅れて咲きながらすごい繁茂ぶりです。

まったく同じ場所である大木の下、谷川の減りで二つの野草の違った展開に気が動きました。

ツリガネニンジンについて

三田のいのししが普段歩く先でツリガネニンジンの花が見られるのは限られている。

その一 :

大原地区で、国道176号線に接している谷川の岸でモミジの大木などにより日陰勝ちの草むらに

数株自生していたが、マムシが多いので対岸から眺める程度でした。

その中で、草むらに踏み込んで近づき、こわごわ撮った写真

いつも強い風も吹くし、撮影にはかなり不向きですが年中何か目を引く野草が多い場所です。

結果的に前ボケの写真

谷川へ降りて撮影できると花の内部まで撮れるが、薄暗い谷川に降りるのが怖いので乾いた

岸の草むらをかき分けて撮ったもの。 2016.09.03

(同じキキョウ科のソバナという花が大変良き似ていて、識別が難しいらしいが、鐘から下に

   突き出ている雌しべの花柱の長さで比較できるらしい。「ソバナ」は短くて鐘と同じくらい)

 

ふと気が付いたら、上流側の岸部ツリガネニンジンが数株芽生えて成長をし始めた。


何しろ今年も何匹もマムシを見ているので、用心が肝心とばかりに最近まで近づかなかった。

用水路の生っている谷川の水が減り、ツリガネニンジンの写真も撮りやすくなったので、

この度、長靴を履いて川におり、ツリガネニンジンの写真撮影に努めた。

花数の割には花茎が弱いらしくて、真上に立ち上がれず横に倒れて谷川を除いている、こんな

株もあったが、岸の中で頑張っている株もあった。

花の付き方

花一輪

ともかく花柱が突き出ているだけの印象。

茎と鋸歯がある葉



根出葉だろうか

茎の先端と花

鐘の内側の様子 ちょっとだけ見てみた。

鐘が長い筒状なので、内部の様子はほとんどわかっていない。

やはりこの長い花柱の先端と柱頭に雄しべの花粉を何者がどのようにして渡すのか、この辺の疑問

がわきますが、いまのところ不明です。

これだけ長い花柱を育てたこの野草の先祖達にとって、長い方が断然有利な生き残りのカギと思っ

にちがいありません。


ツリガネニンジンとは:

1. 科 名 キキョウ科ツリガネニンジン属  多年草

2. 学 名

3. 別 名 釣鐘人参

4. 原産地 日本、中国、朝鮮半島

5. 花 色 ムラサキ

6. 草 丈 0.4~1m

7. 花 径 1cm

8. 花 期 8~10月

9. 環 境 山野

  名前の由来: 朝鮮ニンジンの様な根と釣り鐘のような花が咲くことからの命名。

  大分朝夕は冷え込んできて、寒さに弱いマムシもおとなしくしているはずであるが

      矢張り怖いので長靴を履いて谷川の水の中へ入った。

◎ ▲ ×

コシロノセンダングサ   :  別名が多い

   国道沿いの敷地で、谷川沿いの約20mあまり、コシロノセンダングサが繁茂している。

  

   写真の背後は谷川ですがほぼ幅3m、長さ20mあまりがこんな花盛りです。

  この草むらに”ツリガネニンジン”も数株あり、”ナンテンハギ”も咲いているが、こうなっては

  お手上げの姿だろう。

 この花の姿

  

   白いのは舌状花、中央で最後にひっつき虫になる花が突起状になって育っている。

   

    

  この後、更にウォ-キングを続けたが、国道を越えて大原の広い田んぼにさしかかった時に

   出合ったアメリカセンダングサの株。

   すでに”ひっつき虫”に成長した花もあったが、上に載せたコシロノセンダングサの花の

   成長順序の参考になる姿

   アメリカセンダングサの花が咲き終わり、果実となってひっつき虫の育つ過程

   

    (  廻りにある葉に見える物は”総苞片”だそうです。沢山の花が集まり、あたかも1個の花に

    見えるキク科の花では、総苞片と名付けているらしい)

   

    昔、様々な動物が歩き回り、このひっつき虫をもらい、歩き回るうちにこの”ひっつき虫”が

    地面におちて芽生えることにより地域の広がりもあっただろうが、いまではこのような

    コシロノセンダングサの株に近付くものは、めったにいないので広範な地域にひろがるのは

    かなり厳しいと思われます。

    それでもかなりの広さのある国道の向こう側には歩道と舗装されて広大な敷地があり、金網

    フェンスが長く続いている。

    その根元には昔からコシロノセンダングサが花を付けるのですぐに気が付く。

    いずれが先かは不明ですが、種の移動により芽生えたものと思われます。   

  

    尚、三田市内で最も多くコシロノセンダングサが生えている場所は,JR福知山線の沿線で、

    その土手に多い。


コシロノセンダングサ(白花栴檀草)とは:

1. 科 名 キク科センダングサ属 
2. 学 名 Bidens pilosa var. minor  

3. 別 名 シロバナセンダングサ シロノセンダングサ
4. 原産地   北アメリカ

5.   花 期 9月~10月

6. 花 色 黄色の筒状花と白い舌状花(後に落下する)

6. 草 丈  60~100cm

7. 葉    羽状複葉で、3~5枚の小葉。  

8. 環 境  荒地、路傍、河川敷

9. 渡 来  幕 末 


コセンダングサの変種とされている。

いずれにしても紛らわしい野草が多いので、素人はその辺のついてあまり神経質にならないで

様々な野草がエネルギッシュに育ちあう谷川沿いやJRの鉄道施設の沿線などの様子を楽しみ
たいものです。


〇 § Δ

余談ながら :

次回は,10月23日(日)東京都の超有名なお寺柴又の”帝釈天”と”御朱印”の記帳の結果について
纏める予定です。

ついに柴又の地を踏み、参道の賑わい、味わいの深い境内の様子などについてお楽しみ下さい。






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最終更新日  2016年11月09日 16時09分10秒
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