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カテゴリ:花と園芸
キヅタの果実 : 3月8日(水) 現在 1株で数百? 或いは千個以上の果実か? 鈴なりと表現するのでしょうか、キヅタのつるにいっぱい実っている果実がいよいよ黒く ふくらんで見えます。 裏返しで考えてみました。 太古以来、このつたが毎年芽生えて生き残っていくのには、おそらくこれだけの果実が成る 必要性があったのだろう。 2016.10.24 常緑の緑の葉と沢山の花
大原・畑の地主さんの建物の敷地には数株キヅタがあり、こんなに花をつけていた。 真上から見る。 一つの果実には5個の種子が入っているらしい。
8~10mmの果実に約5mmの扁球型の種子が5個育つらしい。 斜め横から見た果実。
丸々と膨らんだ果実 斜め横から見た映像 これからも追いかけてその成熟した果実を見届けたい。 キヅタの花から果実までを振り返ってみて:
2016.09.30撮影
2. 数により、枝により開花時期が著しく異なるので早いものは10月上旬には花びらや葯が 落ちて果実が姿を見せる。 花盤と花柱が来年5,6月頃までそのまま残るそうだ。
2016.10.24 キヅタの果実の状況と蜂 12月まで花が咲き続けるらしいので、この写真でいえば上に葯が見えるので、その花へ 来た蜂かもしれない。 花柱から蜜が出ているらしい。
数ある写真の中から切り出したもので、花柱のマクロ写真ではありません。 それでも花柱が生きていて、蜜がにじみ出ていることをうかがわせる姿です。 2016.12.08 花盤のふくらみがなくなり、種子が育ちつつある部分が膨らんで現在の姿に 近づいている。
2016.12.25 若々しい全体として整った姿
2017.01.16 果実全体が黒ずんできている。
八つ手の花から果実が熟するまでの経過と花粉の交配に関してミツバチなどを呼び込む姿は かなり似た物が感じられます。 沢山の花が咲くのも似ておりますが、八つ手は「雄性先熟」型で、この点が違うのではないで しょうか。 昨年つる性植物紹介に関する優れた著書に図書館で出合い、ヤマノイモなどその生きざまに ついて大きな興味を覚えました。 キヅタもその「つる性植物」の一つです。 但し、常緑のつる性植物で、冬も緑を保つので別名「フユヅタ」 と呼ばれるそうです。 キヅタには「他人の空似」が少なくない。 秋に紅葉し冬に落葉するツタはナツツタ。常緑のキヅタはフユヅタとも呼ばれる。 八つ手と同じウコギ科で、ヤツデに似て,五弁の花がカンザシ状に固まって咲く。
§ Δ 〇 キヅタは気根を出して木の幹などにとりつき上に登っていくので、昨年の私の経験のように キヅタが茂っている場所を往復していても気が付かないし、とりつく木の頂上まで進まない ので、とりついた木を枯らすことはないそうです。 キヅタと柿の木 松ヶ丘小学校前の金網フェンスの貼り付いたキヅタは日当たりもよくてよk育っておりますが 大原のキヅタなどと花の進行具合にも差異があり、その進行具合の追いかけもこれまたバラツキ がある。 来年、また、キヅタの観察に恵まれたらもう少し精度が上がるように心がけたいし、この花や 果実の写真も何とかしたいものです。
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最終更新日
2017年03月09日 11時00分04秒
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