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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年05月24日
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カテゴリ:花と園芸

まえがき: 

庭や街のあちこちでシャクヤクがそのみずみずしい花を目いっぱい咲かせております

2017.05.20 我が家

市内貴志で出合った畑(元は畑だったらしい姿)花壇のシャクヤク、背景はアヤメ

私が勝手に「塀の外花壇」と名付けている例ですが、お屋敷の外、文字通り畑を利用して花壇に

しているご家庭が多い。

2017.05.21同じ貴志の一画でさらにまとまったシャクヤクの開花を自転車で遠望。

※市内の中心部ではなくて、郊外に属する街にはいわゆる旧家、邸宅構えのお宅が多くて、昔

 専門家が構えた庭園支度の庭になっているようです。

   今日、奥様方もいわゆる百姓仕事の量と時間が減り、園芸など趣味に時間がさける時代となる

   も、塀の中側はきちんとした庭仕立てで、そこにh名を植えるなどは論外…そんな雰囲気の街

   らしい。

   対して塀の外側の畑地などは自由に、何を植えても奥様の勝手・・・

◎ ▲ ×


お待たせしました! ヤマボウシの花に関するあれこれ!

ヤマボウシの花 : 2017.05.15 友が丘公園花壇にて

花びらに見える4枚の総苞片の上に実際の花が緑色にみえる。
(1個の花を包む物は萼(ガク)、沢山の花を包む物を総苞片と呼ぶらしい(例、タンポポ)

この花では、したがって総苞片が花びら状に変化し育った例らしい。

横から見るとこんな姿だった。5~10cm長さの花柄の先に花がつく。

上の写真でお分かりのように、広い葉っぱの密集したその上に花びらが乗っかっているが

ちょっと横から透かして見るとこんなに花柄が長かった。

友が丘一丁目、コナラなど大木の下で健気にも、懸命に花を付けて見えた。

ヤマボウシのお花が見えますか

そうなんです。この花は葉の上で咲きますが、その株は次第に大きな木に育ちますから、花は

たいがい人の目には触れません。数日前に偶然この藪に目が行き注目していたもの。

(ヤマボウシは樹高が10~15mになることもあるとの情報もあった、写真の株は樹齢は若そう

なのでそんなに高くないが、花が見えないので離れて望遠で撮ってこんな姿)

自然に、少なくとも立ったままの姿勢で楽にその花が見える枝を探して撮った1枚

この有馬富士公園にはおおよそ2,30株のヤマボウシを広場の花壇と小さな丘に纏めて植えら

れている事が初めて分かりました。

その中で、お花がまともに見える、写真が写せる枝葉がある株は数例ぐらいだった。

ここの株はみんな大きく育ってしまった・・・そういうことらしい。

1. 最初に友が丘公園にある6,7株のヤマボウシの花を観察・鑑賞 2017-05-15

     

      正確に数を調べておりませんが、少なくとも5,6株が植えられて、大きくなってあります。

      但し、一番下の枝でも花の部分は私の目の高さよりも上にあり、撮影には 汗をかきました。

      



     

    一番下の枝でも2m近い高さまで育っているので、目を上に向ける結果となりこの花の

    ように花柄が5~10cmもある事が分かった。

2. 有馬富士公園広場と道筋の株 2017-05-19

     

     人の目の高さで自然に鑑賞できる高さの枝。

     広場にある海の中の島に似た作りの花壇で、福島大池に向かって左側の枝に見た花です。

     比較的日陰側の株は右側の数本の株よりも枝が低い傾向らしい。
     右側の株には板に大きな字で「ヤマボウシ」と書いた札が掛けられていた。

     7,8月頃に熟れた実が落下するのでお気づきの方も増えてくるでしょうが、今はたぶん

     ヤマボウシの花が咲いていると気が付く方はほとんど居ない感じです。

   

     この広場では自然に、しかも近くで目に触れるヤマボウシの花はごく少なかった

     遊びの王国から陸橋を渡って有馬富士公園に入った所、右側の山陰に植えられた1,2株の

     ヤマボウシの花

     

3. 常緑ヤマボウシの花 

     本当の花は一見花びらに見える4枚の総苞片の中にある緑のボ-ル状の部分。

    

     花びらにみえる総苞片のなかにあるボ-ルが本当の花だそうだ。

     ヤマボウシの仲間の「ハナミズキ」アメリカドッグウッドは花びら状の総苞片の中にある

     花もそれぞれが開いている。

     2017.04-29 マクロでもた花

     ハナミズキの花 拡大図

    

     外の白い部分は4枚の総苞片の変化したものであることはヤマボウシと同じです。     
     

     友が丘で見られる個人宅の植木、ジョウリョク(常緑)ヤマボウシ

    

     ヤマボウシの花が白い色が多いのに大した、この総苞片の部分はいくぶん緑色が濃いように

     見受けた。この花も長い花柄の先に花がありますが、幾分太い花柄のように見える。

7月から8月にかけて黄色い色に色づいたその実が嬉しいヤマボウシ

    2016.08.11 有馬富士公園・広場

   

  「」

昨年8月、偶然有馬富士公園の広場で1粒地面から拾い上げて、フッ、フッと息を吹きかけて

その実を食べてみてから、今年の花が実になり、食べられることを ”今や遅し” の心境。

尚、ジョウリョクヤマボウシの実が熟れるのは2か月遅れらしい

  2016.10.07 撮影

 
  接近しての撮影、ヤマボウシの実よりやや大きい感じです。


ヤマボウシとは:主としてウイキペディアの情報を基に纏めたものです。

1. 科 名 ミズキ科ミズキ属 落葉高木

2. 学 名 Benthamidia japonica syn. Cornus Kousa

3. 別 名 ヤマグワ

4. 原産地 日本、朝鮮半島、中国

5. 花 期 6~7月 (5~7月の情報も)

6. 樹 高 5~10m (10~15mの情報も)
7. 果 実 集合果

8. 特 徴 花びらに見える4枚の総苞片に包まれて集合した花が咲く。

                  5~10cmの花柄の先に花を付ける。

9. 環 境 山地に普通に生え、本州から九州に及び、朝鮮半島、中国に分布する。

                  街路樹、庭園樹、公園樹。






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最終更新日  2017年05月24日 06時58分06秒
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