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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年05月31日
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カテゴリ:花と園芸

セイヨウヒキヨモギの花

2017.05.24(水)撮影 今年2度目の観察

まえがき:

このブログを書き始めた頃、約10年前からの数年のことですが

   1) 武庫川の川除上橋左岸から川上の瀬戸橋の間

   2) 同じ川除上橋の右岸川下から西谷川の間(河口土手上にはいまでも見られますはず)

特に多かった。特に右岸の川下のある区間は爆発的な発生ぶりでした。

ブログの書き方の模索とはなとは? の勉強が並行して進む間の事でしたが、付随して沢山の

野草も観察できたことと、完成した武庫川改修工事後の野草の種類が少ない時期の地面が時間

の経過とともに野草間の競争激化によりみるみるセイヨウヒキヨモギが減少して行きました。

この二つの区間のセイヨウヒキヨモギの観察はその後行ってはおりませんが少ないか、ほとんど

見えないか・・・だと思います。

今回は武庫川の右岸で東野上の土手と大原町が武庫川に接する地域の2か所でした。

東野上にて  2017.05.23 14:23 西日を受けて。



この間「キツネアザミ」の株に遭遇久しぶりでしたが、昔熱心に調べ学んだので近いうちに

再訪しようと思った(武庫川から離れて農道をしばらく歩いたので)。

大原の土手にて 2017.05.23 15:42

東野上からの折り返しで瀬戸橋の下まで帰ってくるのに1時間以上かかっている。

東野上で熊野神社とその石造りの灯篭に彫り込まれた献納年代を調べたりしたのが原因らしい。

文政7年 申とあった。西暦1824年

大原町の土手で1株のセイヨウヒキヨモギを見つけてから、次次に見つかるかもしれないと土手

茂る草むらを注意深く見て歩いているうちに「コバソウ(小判草)」と呼ばれ未知の野草に初

めて出合いましたので一層印象的なひと時でした

小判草



とにもかくにも歩を進めている内に次々にセイヨウヒキヨモギの株がみえましたので、その

写真と花を沢山撮ってみました。

3株集まったセイヨウヒキヨモギ

半寄生で、セイヨウヒキヨモギ自体も葉緑素を持っていると聞いておりますが、このように

一見、1本の株から分岐したように3本が近くに集まって見えた。

24日(水)改めてセイヨウヒキヨモギの花を訪れました。 

斜めになっている花の2枚目 ともかく近づいてみて。



唇形と呼ばれる花の形で、上唇弁の下に空洞があり下唇弁は3つに分かれている。

空洞の中を見たいという誘惑?が強くなって撮った。


今回初めて上唇弁から突き出た物がある事に気が付いた。

まだまだ、マクロの写真がお粗末なので、鮮明には見えないがこの突き出た物の存在を初めて

知り、驚いております。

空洞の中には3本の雄しべ(葯)らしい物が見えているので突き出た物は雌しべかもしれない。

別の角度から:

上唇弁の先端からつきでたものとその上部などに腺毛なども見える。




先の尖った狭卵形の葉(鋭鋸歯あり)は茎を抱き、その葉腋から花が咲く形の様です。


昔見た時には、比較てみその草丈が低かったように記憶しておりますが、今回は周辺の雑草も

かなり草丈が高い株が多かったので、このセイヨウヒキヨモギも自然にその草丈が高い株が目

立ちました。また枝の分岐も見られましたのでその辺と花のマクロ写真の撮影を楽しみました。


セイヨウヒキヨモギとは : 「日本帰化植物写真図鑑」の情報を引用 

   1. 科 名 ゴマノハグサ科  半寄生の1年生草本

   2. 学 名 Parentucellia viscosa Caruel   英語名 yellow baltasia
 3. 別 名

 4. 原産地 ヨーロッパ西部

 5. 草 丈 40cm

 6. 花 期 春~夏

                     茎の上部の葉腋に長さ2.5cmほどの黄色い唇形の花を一つずつ着ける。

 7. 特 徴 全体に白色の毛と腺毛を布き、粘る。

                     茎は直立して分岐せず、高さ40cmほどになる。葉は先の尖った狭卵形で縁には

                     鋭鋸歯があり、無柄でやや密に互生する。

 8. 環 境 道端、堤防

   9. 発 見 1973年に千葉県船橋市。

◎ ▲ ×

   「茎は直立して分岐せず」とあり、事実これまで長い間その通りの印象でしたが、今回

   出合った株の中には枝が分岐していると思われる株もあり、念のため今一度確認したい。

   2017.05.29 10:37 買物の途中で現場である武庫川の土手で再び観察した写真。 

   

    分岐した枝 :部分

   

    素人であり、セイヨウヒキヨモギの観察例もそんなに多くないので、或いはこの野草は

    セイヨウヒキヨモギではない・・・かもしれません。

    花と共に葉もご覧願います。

    2017.05.29(月)

    この日、セイヨウヒキヨモギの枝の分岐があるかどうか、観察も行いましたが、別の場所で

    少し纏まった開花に出合いました。

    当地の辺りでは今がもっとも花盛りかもしれません。

◎ ▲ ×

   今回のウォ-キングでは瀬戸橋から川下に向かって歩いたが、小判草、セイヨウヒキヨモギ

   の次に、ヤセウツボ(ハマウツボ科)にも出合い、先日に次いで写真をとりまいした。

   この花は、1年生の寄生植物

  

   葉緑素を失っており、褐色の姿が目立ちます。

   寄生できる相手白詰草、赤詰草が繁茂しているので次第に広がっている感じです。

  

   このところ毎年ご紹介しておりますが地域が広がっているのが気になります。

   今年もやがて出現するアメリカネナシカズラや、在来のネナシカズラなどと共に異彩を放つ

   野草の一つだと思います。河川を管理される当局の悩みもいかばかりかと推察しております

◎ ▲ ×

余談ながら、タツナミソウについて
タツナミソウと呼ばれる野草が谷川の土手に咲いておりますが、田植えが始まると草刈りも

しばしばですから刈り取られない内にと撮影も試みました。

いつも失敗するのはこの一方向にのみ向いて咲くその背中の撮影を忘れる事。

今回は必ず撮りたい。






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最終更新日  2017年05月31日 06時39分43秒
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