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カテゴリ:花と園芸
これまでにモチツツジの花については、これまでその写真などを見てもらいました。 モチツツジの花
その観察の過程で、虫がしっかり押さえこまれて、悲しげな?姿が印象的でした。
←で示した甲虫類の姿の他にも、虫の残骸らしい物が写っておりますね。 この日、写真に写っている虫がその場で動きかけているものの動けない様が目に入りました。 花びらが虫たちに好んで食べられる”美味しさ”があり、それを虫から守りたいモチツツジ。 この木に来た虫を食べる専属の食虫昆虫まで育てているとあってこの木の必死さが分かった。 上の写真の虫の部分・拡大図
右横につかまった蜂も写っている。 ある小山は有馬富士の山(374m)が千丈寺湖につながる地区と別の存在とも言えます。 分かりましたが、捉まえた虫たちから養分を吸収するのでしょうか。 今のところは疑問段階です。 モチツツジのアウトライン: 1. 科 名 ツツジ科ツツジ属 落葉低木 2. 別 名 餅躑躅(モチツツジ) 3. 分 布 静岡県 山梨県~岡山県・四国 (但し高知県は除く・・・別の情報) 4. 特 徴 粘毛について 花の萼、花柄、葉(両面)、若枝、、果実に腺毛があり、そこから分泌される液滴 によって粘着性を持つ。 粘毛の目的について 花を虫に食べられるのを防ぐことにあるらしい。試しに腺毛を削って置くと花が虫に 食べられた実験結果もあるそうです。 同じ町内の道路と排水路の境、目地に沿って毎年沢山の花が咲く。10m余りの長さでも あり、町内会主催の一斉清掃でも抜去は免れているようです。2017.05.15撮影
ウォ-キングに際し、有馬富士公園に向かう時にこの花が咲く道路を通過するが、近年は 慣れっこになって、撮影の気持ちも失せていた。 今年は、有馬富士公園とその一部の福島大池の周りに「モチツツジ」の株とその花の観察 に出掛ける機会が多かったので、このムシトリナデシコにも関心の目が向いた。 市内では三輪四丁目の花壇で沢山の株があり、花盛りでした。2017.05.22撮影 今回はWikipediaなどのネット検索を通じて、粘着力のある分泌物とその分泌位置などに ついて学んだのでその意味はよく理解できたが、アリの捕獲された写真はありません 。 「モチツツジが虫取りの為に粘着力の機能を発達させたのは花びらを食べられないためと学んだ このムシトリナデシコは花に現れるアリが雄しべ、雌しべの交配に寄与しないので、アリの花 への侵入を防ぐ為である」らしいことが分かった。
特に「モチツツジ」の萼や枝などに触る機会が多かったが”花びら”を食べられないためとの情報 にはちょっと意外だった。従って花びらの破れ具合の観察はしてこなかった。 間に合えば今でも観察してみたい。 2017.06.09 午後 有馬富士公園と福島大池で観察を実現。 1. この現場ではすべての株で花は終わりでしたから、花の食害は不明です。 2. 帰り道、ムシトリナデシの花と「粘る」場所を観察 粘る場所探し:
これまで長い間、道の目地に咲くこの花の観察と撮影を行っておりましたが、情報により 粘りつく場所を探しました。 花に近いこんな場所にありました。 花
1. 科 名 ナデシコ科マンテマ(シレネ)属 4. 原産地 ヨーロッパ 江戸時代に観賞用として導入、後野生化 5. 草 丈 30~60cm 6. 花 期 5~7月 (この現場では6月9日現在、終わりかけている) 7. 特 徴 茎の上部で葉に粘液を分泌する部分が帯状にある。食虫植物ではない。 交配に役立たないアリなどが花に上がってくるのを防ぐのが目的らしい。 8. 環 境 野原、道ばた、河原 6月9日は3時間余りのウォ-キングでしたが、ウツギ、オオバギボウシ、ビヨウヤナギの花などに 今年初めて出合いです。 又、”ヘビイチゴ”が遊びの王国への道端、日陰の草原で見事に育ち、鮮やかな赤い実が沢山眼に 着きました。 全く味が無い(たぶん人間にとってだろう)らしいが、ジャム造りのブログなどがいくつかあり こんなに大きくなることに興味を持つ方の多さが感じられました。 帰り道、「ヘラオオバコ」と呼ばれ、「土星の輪」の別名を貰った花の咲き方に強く惹かれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月10日 06時36分45秒
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