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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年06月23日
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カテゴリ:花と園芸

はじめに:

 我が家から有馬富士公園までは1,2km、その片側は森や森に接しているし、公園の中では

森の小道を歩く。福島大池では再び右側にある森を感じながらあるいているが、花が咲いて

初めてこれまでに出合ったことのない品種だ知る機会が増えてきた。

 1. モチツツジもその例であり、日本の中でも地域限定の花と知って驚いた

     

 

    2. 途中の元の国立兵庫中央病院の敷地につながる森で、大きな木で葉の上に花がいっぱい

          シマトネリコと言うらしい。初めて見ました。

   

    3. また、有馬富士公園の森の中で「ネジキ」と呼ばれるそうですが、可憐な花を見ました。

      

           2.、3.はいずれも全くの初見で、情報がゼロですのでこれから勉強開始です。

           他の樹木もよく繁茂した中で、ネジキだけが特に目立つという工夫はなかなか難しい

さて:

ウツボグサ(靫草)です。

   先日来、開花の時期だと思って私が知っているその生育場所の一つ、錦幸園の傍で田んぼの

   土手を探しましたが見つかりませんでした。

   今回、日当たりのよい福島大池の周回道路沿いの土手で出合いました。その様子の写真と参

   考資料 を載せますのでご覧ください。ずいぶん伸び伸びと育っているな・・・が印象でした
 

  よく茂った草むらの中から1本がスーと伸びあがっている感じで草丈も30cm以上あるかも?

  変種に「ミヤマウツボグサ」があるが、本種より背丈が低く葉に粗いギザギザがある(季節の

  野草・山草図鑑、172ペ-ジ)・・・この情報に注目している。

 

   茎頂の長さ3~8mmの花穂に紫色の唇形花を蜜につけるが、花が咲いた後にすぐに枯れる

   そうだ。

 お花-その3

   

 茎と葉 その1

  

   茎は四角で基部からは走出枝が出て増える。
  葉は対生し、先が尖った眺めの卵形。
 
 四角な茎と葉(長い楕円状披針形との資料もあり、この写真の葉がそうだろうか)

  

   6月19日撮影の分ですが、「ミヤマウツボグサは背が低く、葉にギザギザがある」と資料に

   見えるので、更に勉強をつづけるようにしたい。

   全体に細かい毛がある(季節の野草・山草図鑑)

   

   この写真でも細かい毛が葉も含めて見える。

   群生するウツボグサの様子

  

     

     長さ3~8cmの花穂の下から咲きあがす唇形花の様子

    

      長さ3~8cmの花穂に下から咲きあがる花の様子。

      細長い楕円状披針形の葉と4角な茎も見てとれる。

     4本並んだウツボグサ。草むらから抜き出た茎が長い。

     

   
後でも書くように、参考資料によると7~8月が花期とあるが、この土手で見ると花盛りか、

もしくは峠をこしたか?

それにしても同じ土手の野草の上に出て咲いているので、最初は全く初見の花かもしれない

と思ったくらいですが、歩いている内にある程度まとまって生育している様子を見て、これ

まで数年見て来た「ウツボグサ(靫草)」だと確信しました。

    我が国の戦国時代以前、弓矢が武器だった時代に矢を入れて背負う袋、矢の入れ物のこと

を「靫 ウツボ」と呼んでいたそうです。

市内、三輪神社のお祭りにも道中行事で「靫」らしい物も見られます。

反省:

   こだわる暇はあまり無いのですが、このウツボグサにしても花芽が出始めて、花が咲き、

咲き終わっててねが出来、その実を手に取ってみる・・・このような努力をしないま別の物に

関心が移っているので、このウツボグサにしてもここまで咲きあがる姿とこんなに大きな姿を

見るのは初めてであり、最初の1株との出合では未知の植物だと思ったくらいです。

ウツボグサ(靫草)とは:

   1. 科 名 シソ科ウツボグサ属  園芸分野 多年草

   2. 学 名

   3. 別 名 カコソウ(夏枯草)

   4. 原産地 日本、中、朝鮮半島、シベリア

   5. 草 丈 20~30cm

   6. 花 径 1~2cm

   7. 花 期 7~8月

   8. 環 境 山野

◎ ▲ ×

従来見て来たウツボグサは背が低いのとその葉の形状、或いは鋸歯の有無など未知の部分も

あるのでこれから大原や錦幸園近い土手などで観察してみたい。

  
ふなれなパソコンの操作ミスに振り回されて、情報の整理に首尾一貫しないきらいもあり

反省しております。






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最終更新日  2017年06月23日 09時36分15秒
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