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カテゴリ:花と園芸
ネジキの花 その例 2017.06.22撮影 県立有馬富士公園発行の小冊子「有馬富士公園の木」31ペ-ジでは釣鐘状の花と紹介されている ので、それに従いましたが、むしろお祭りなどで出合う提灯型の花だと思っております。 花の小枝 真に可憐な花 2017.07.22、名前も分かったのでこの可憐な花の写真撮りを頑張った。 ネジキの葉
其処は「花の講堂」と名付けられている。 その「花の講堂」の右横から急坂の小路、木でできた飛び石状の階段を用心しつつくだり、三叉路 を右にとって歩むと木の囲いと板で出来た踊り場になっている。 そこが昨今度々ご紹介してきたアケビの大きな繁みが見られる場所です。 金網で出来た柵で見た「三つ葉アケビとの数の多い実」に関してこの次のご紹介出来る予定です。 ともかくこの木で出来た踊り場の右横の道に出て下り坂を歩くとやがて自動車など公園の作業車 が、通過できる広い道路に出る。 その手前の森、左側にこのネジキがある。 にやたら可憐なこの花に出合った時には、もちろん木の名前も分からないし、命名の由来 も知らなかった。
2017.06.19 ネジキとその花 初の出合
この写真ほどではないが、うっそうと茂った木立の中でこの木の枝が、偶然道端でその可憐さ を見せていた。 おおげさに表現すると自然から遠のくので遠慮したいが、こぶりの提灯みたいで可愛い! 自然の環境を大切にされているこの公園のモット-に沿っているのだろう、この釣鐘状の花に 気がつかなければ、ほぼ100%その存在には気が付かないだろう。 一度気が付いたとしても、このネジキの周りはコナラはその他の巨木や藪状の茂みの中にあ るので、うっかりするとその横を通過するかもしれない。 公園の事務所で「有馬富士公園の木」小冊子@200円を購入した際もお話したことでしたが、 許されれば、ボランティアでこのネジキの周辺の藪を切り払ってもよい。 そんな行為は許されるはずもありませんが、せっかくの可憐なこの花の木がもっともっと知ら れるように願っております。
「有馬富士公園の木」から引用 波打つのが特徴。 花や果実は常緑のアセビに似ている。花は5~7月頃、前年枝の葉腋から釣り鐘状の白い花が 一列に並んだ花序を出す。果実は朔果(乾燥すると縦に裂けて種が飛び出す)で、9~10月 頃に熟す。アセビと同じく有毒で、アンドロメドトキシンなどを含むため、シカなどの 野生動物の食害を受けにくい樹種である。ネジキの名前は幹が捻じれることに由来し、幹は 左巻きにねじれる。 樹皮・葉でわかる樹木図鑑 成美堂出版 : 引用 2. 学 名 Lyonia ovalifolia var. elliptica 3. 分 布 本州(東北地方南部以南)、四国、九州 4. 樹 形 卵形 5. 樹 高 2 ~ 7mになる楽黄低木 ~ 小高木 6. 花 期 5 ~ 7月 7. 樹 皮 幼木 若い木の樹皮は淡褐色で、細かく縦に裂け、薄くはがれる。 成木 成長すると樹皮は褐色または灰褐色となり、縦に細かく裂け目が入り 薄くはがれる。 命名の由来 和名は、幹が捻じれるようになることから由来する。 アセビは2月下旬から5月にかけて花がさきますが、幹が捻じれるらしいことや、花の形が も似ているように思います。 このネジキに関しては、資料によれば7月も開花期間の中に入っているが、この公園の1本は 丸い小さな果実が浅緑で沢山ついていて、花は終わりだった。 納得。 落葉低木又は小高木らしいが、見えにくい木のネジレも観察して撮影してみたい。 福島大池の周辺にある雑草の中で、「ウツボグサ」の群れを見つけて撮影してブログにも紹介 させてもらったが、ウツボグサには合計2種類あってこちらは背の高いウツボグサ。 草丈が20cmほどのミヤマウツボグサが生えているかもしれないと期待した。 結果的には無かった。 沼は草が猛烈に繁茂して、沼が見えないほど。 ヒクイナの写真が見事だった。 ごく小さな沼面でタイミングよく出合ったらしい。 ヒクイナですねとお知らせしたら、日本語は分かりませんとのこと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月15日 10時06分42秒
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