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カテゴリ:花と園芸
初めに
ちょっとした溝になっている。 その先は田んぼである。田んぼの向うは1~1.5kmでフラワ-タウンが丘の上にある。
この少し下流で武庫川はもともと左の大きく湾曲していたらしい。 その証拠に小さな排水路が県道三田-笹山線にまで斜めに伸びているが、このノ-ゼンカ ズラの植わっている場所などは貴志集落だろう。 その先はもともと右岸で川除地区だったので、川除の民家もあるし、田んぼもある。
元に戻って休憩所の棚の屋根から顔を出した花 花びらの上側に雄しべが見えている。 〇 § Δ 国道176号線が武庫川の右岸から1KM足らずの所を走っていてその歩道と田んぼの間が 少し落差があるが、金属の手すり沿いに茂る草木とノーゼンカズラが見える。
大原の里だろう。所謂”妻入り”の民家がこの辺も多いが、かやぶきではなく鉄板をはっている。 ノ-ゼンカズラは雄しべ、雌しべが花の中央には無くて、花びらの上部にある。 これはアメリカノ-ゼンカズラも同じだ。 私流の表現から言えば、その独特の雄しべ雌しべを写真で見てみたい。
雄しべは4個あり、雌しべの上に2個、下に2個ある。 雌しべはこの花では間にある。
基本的な在り方として、雌しべは上側の2個の花粉をもらって交配できる仕組みになって いるそうだ。仮に蜂等が花の奥にある蜜を求めて潜った時に、上の2個の雄しべの花粉が 落ちるのかもしれない。 この花は雌しべが真上に開いているように見える。 元来どの花でも雌しべの構造はこんな姿かもしれない 蜜が多い花らしい。 ハチドリなどがホバリングしながら吸蜜する姿も見られるらしい。 この蜜は毒がある…なんて説がまことしやか名が在れているらしいが真っ赤なうそらしい 垣根を越えて歩道に伸びたアメリカノ-ゼンカズラの花に蟻が沢山出入りしていた。 やはり、蜜が多いというのは本当だろう。 椿や吸い蔓の花は子供の頃、庭に落ちた花などをちゅっ、ちゅっと吸ったのが懐かしい。
ウイキペディアの情報を引用させてもらいますが、なぜ雄しべ、雌しべが花の中央に位置して ないのか、この疑問はのこったままです 。 中国原産らしいが、ハチドリなどが吸蜜するために中央をあけ、その代わりに羽ばたきで花粉 を落としてもらう相互扶助の姿かもしれない。 余談ながら近々開花予定の「サギソウ」は長い、長い距も名物だろうが、このために特定の管 を持った蛾しか吸蜜出来ないそうだ。 わざわざ厳しい条件を生み出すことで種族の生き残りは計るらしい植物の努力、驚きです。 ノーゼンカズラとは: ウイキペディア情報の要約です。 1. 科 名 ノ-ゼンカズラ科ノ-ゼンカズラ属 落葉性つる性草本 2. 学 名 Campsis grandiflora 5. 原産地 中国 平安時代に渡来 6. 花 期 夏~秋(7月~8月) 橙色或いは赤色の大きな花 〇 § Δ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月28日 14時36分37秒
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