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昨年から観察継続中のつる性植物「オニドコロ」についてにわかに関心が高まったので、県立有馬富士公園に出掛けたら、あまり見つからないでアカメガシワの株に次々に出合った。そこでアカメガシワの近況ご紹介です。
カテゴリ:花と園芸
Facebookである方が最近下記の樹木と蔓性植物の写真を載せて、コメントしていた 1. パイオニアツリ-のアカメガシワ(赤芽柏) トウダイグサ科
7月22日の記事。「パイオニアツリ-」なる熟語も今回初めて知りました。 2. ツル性植物「オニドコロ」漢字表記 鬼野老 7月26日の記事 勿論大勢の方々へ向けての記事ですが、たまたま野草と樹木の花、野鳥 などの観察とウォ- キングが日課の一つの私。この紹介情報に強く惹かれました。
7月30日(日)午前中。やっと県立有馬富士公園と福島大池めぐりが実現できました。 1. 林間の小路から出て自動車も走れる道路から大池へ下る。 その左側にヘイスブックで「パイオニアツリ-」の注釈付きの木 アカメガシワがあった。
パイオニアツリ-は漢字で「先駆性樹木」と名付けられているらしい。 その意味については後で触れます。 この株は雌株で、写真の物はその果実らしい。 開花期にこの樹木に関する知識、見識がなかったのでやむをえませんが、この公園にも沢山 育っていることも分かった。
荒れ地や林縁など明るいところに生育する落葉性高木で15mになるとのこと。 葉は互生で縁は全縁、又は浅く3裂する。 福島大池を一周して有馬富士公園の高台に戻る基部にて出合ったアカメガシワ その固有と言うか、代表的な葉
葉身の基部は、円形または切形、葉身の先端は鋭くとがる(「樹皮・葉でわかる樹木図鑑」) 160ペ-ジ引用
3箇所目の株 若い実と葉
この株の葉身基部は切形が多いように見える。 4株目の出会い、遊びの王国への通路の左側で、林に入る道路の付け根部分にて 自信はないものの、若い実の集まり?
られた道路からつる性植物「オニドコロ」の蔓と葉を遠くに見ながら歩いた。 その先にある兵庫中央病院の構内に入った。
30日のウォ-キングも、パイオニアツリ-(先駆性樹木)と言われるアカメガシワとの出合で 「オニドコロ」の観察は、後日、別の地域で行う事になってしまった。 雄株の花と雌株の花は、今年はもう見られないだろう。 雌株は花は無いが、その果実はご覧の通りで、10月頃熟するまで観察できるだろう。 荒れ地や崩壊地などに向く樹木。 私の個人的な体験では、杉、ヒノキや雑木林などの伐採後の山などでは、しばらくすると ワラビ、カヤ、松の木などが真っ先に進出して地面をカバ-する姿をしばしば見てきた。 ※ アカメガシワ(赤芽柏)とは: 「樹皮・葉で分かる樹木図鑑」引用 1. 科 名 トウダイグサ科アカメガシワ属 2. 学 名 Mallotus japonicus 3. 別 名 サイモリバ、ミソモリ、ゴザイバ 4. 分 布 本州、四国、九州、沖縄 5. 花 期 6 ~ 7月 6. 樹 形 卵形 7. 葉 序 互生 8. 葉 形 単葉 9. 樹 皮 深・浅裂 10. 樹 高 落葉高木
余談ながら: 7月30日(日)有馬富士公園 と福島大池のウォ-キングは沢山の有意義なものに出合った。 沢山の写真撮影になってしまった蓮の花やコムラサキと呼ばれる蝶々そしてギンヤンマなど トンボ類・・・素晴らしい出会いだった。 これらの写真をどうするか? 1. ひとまず並べてご紹介させてもらう。 2. コムラサキと呼ばれる蝶々は大変貴重な蝶々かもしれない。 トンボのギンヤンマやシオカラトンボなどは、この地域の写真に拘らずトンボの話題 としてまとめる。 3. 帰り道で国立病院機構兵庫中央病院の構内に接する森で未知の樹木に出合った。 大変な花盛りだった。 未知の樹木と沢山の花
花の部分 拡大
最近購入して、引用に利用したい目的の著書「樹皮・葉でわかる樹木図鑑」で調べて いるが、私の生活習慣では、花を見てその樹木を知る・・・でしたので、崖に生えて いるこの樹木も花の撮影が中心になっている。 ⇒ この図鑑ではなかなか見つけにくい。現状です。 ◎ ▲ × お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月02日 06時32分48秒
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