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三田のいのしし 見て歩き日記

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2017年10月19日
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カテゴリ:花と園芸

まえがき

 先日、ある方からその花は「オトコオミナエシ」ですよとお知らせいただきました。

  2012.10.26に載せたブログ記事に関することですからほぼ5年ぶりですが、心底感謝

  の気持ちでいっぱいです。有難うございました。  

1.  2012.10.26紹介した写真 3枚
    
    
ほんとうはオトコオミナエシだと今ではわかる黄色と白の花部分の写真です。 

    

    
    この古いタイヤを利用した狭い花壇には沢山の花が植わっていた。背景は朝鮮朝顔の葉で

    誤解されやすいが、この花の細長い葉は葉の陰にあり、対生です。

    

   根元が見えないまま、これらの葉には鋸歯がない・・・と判断して載せたが実際は根元か

   ら鋸歯のある葉がつらなり、花の部分で鋸歯が目立たなくなっている・・・が真相らしい。

  オミナエシの花は黄色であり、オトコエシの花は白なのに対してこの花は黄色と白色の花が

    入り交じっているのに全く気が付いていない。  

    種間雑種と表現するのが正しいらしい。

   私の保存写真の中にあるオトコシエの写真 これだけが見つかった。

     2013.09.23 四万十町の個人宅の庭にて

    

   同上の部分

    

    オトコエシ、男飯で白い米のめしを意味するとの説がある・・・とされている。

今回、教えていただいたコメントに基づき、我がブログの検証を行ったことに合わせて2012年

頃、オトコオミナエシに出合った国道176号線の「青原寺口」交差点角、篠山に向かって右の

角地、三角形の自動車部品用品販売店の店先、自動車タイヤ利用の花壇並びに塀沿いの細幅の

花壇の跡地(すべて閉鎖-空き地)から、川除地域、三輪、城山運動公園、大原の兵庫中央病院   
などを3時間かけて歩き回った。

 その結果  : 翼のある果を初めて観ることがで。

    (1)オトコエシ又はオトコオミナエシの花は終わり果実があった。

    (2)その場所は友が丘1丁目~青原寺口の公道の山側斜面で地面から2m以上に生えていた

             その果実-1
     
            果実は倒卵形で、翼状の丸い小苞がつく。「季節の野草山草図鑑」引用

            少なくともオミナエシはこの翼が無いので、オミナエシでないことは分かる。


    果実と葉

             

 

           根元に近い葉 切れ込みもある。

         

   同じ三田市内でも地域により、開花時期に差があると思いますので、念のために武庫川の

        上下や有馬富士公園、福島大池の周回道路などでも観察を続けてオトコエシとオトコオミ

        ナエシの有無について観察を続けます。

 

       今回果実が見つかった場所に関しては、来年春から観察してオトコエシかオトコオミナエシ

       の見分けが楽しみです。

ともかく、果実にできる小苞-翼が見つかっただけでも大きな成果だとよろこんでおります。

      参考

      オミナエシの花

      
      オミナエシの花と蕾 果実になってもそれに翼が無いので区別できるとされている。

     オミナエシの果実 

    

     オトコエシ、オトコオミナエシの果実に見られる「翼」が見えません。

     この点でもオトコエシ、オトコオミナエシと違いがあるようです。

   この項の文章を書きながらふと感じたことは、昔昔奈良平安時代の人々がオミナエシの名前

     にこだわり、その白い花を「オトコエシ、男飯」と区別したのか。

        今、武庫川の土手道などもアワダチソウや雑草に覆われておりますが、大昔はこの辺も今

      頃はオミナエシやオトコエシの花が群れを成していたと思われます。

      オミナエシ、花色 黄色、白色でも何等差し支えなかったのではないでしょうか。

          閑話休題

      オミナエシも今ではブログを書き始めてから約10年、市内の野原を観察し続けておりますが

      見ていないし、オトコエシもはっきりオトコエシと分かる花は三田市内では出合えていない。

      今回、松ヶ丘小学校にある林縁で道路沿いの路肩で翼のある野草に出合えて、あるいはオト

      コエシもしくはオトコオミナエシに出合えるチャンスが生まれました。

      いささかおおげさですが。

      オミナエシは我が家の庭の鉢にありますし、市内広野の、やはり鉢植えの株で観察が可能かも

      以上、やや蛇足ですが。

〇 § Δ

このブログの作者は野草について全くの素人であり、かつ年寄りで誤解も恐れず、ひたすらボケ

防止を念じて記事作成に猪突猛進の日々であります。

振り返ってみて、誤って紹介した記事、写真の修正、変更の機会を行いたい気持ちが次第に盛り

上がって来ております。

 (オトコエシと思い込んでいた可能性があるヒヨドリバナなど)

言わばこの項が修正の本格的取り組みの第1号とも言えそうです。

〇 § Δ

 

      






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最終更新日  2017年10月19日 11時28分42秒
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