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カテゴリ:花と園芸
ヌルデハベニサンゴフシとはこんな物 最初の出合い : 9月3日 ヌルデの木とその先端にぶら下がった異物
9月03日 ヌルデの虫こぶとしては変なものだ…程度の認識だった頃。 以上の2枚 2017.09.03 友が丘2丁目の小公園の林縁で出合った。ヌルデ観察の賜物です。 2017.09.23 2回目の観察写真 このアブラムシは2次寄生を行うため脱出するらしい かなり若い最初の写真に比べると表面がだいぶあれている。アブラムシが飛び出し始めている かもしれないが、表面に色や形状の変化については単なる推測です。 ヌルデの枝・葉とヌルデハベニサンゴフシの黒く変化した表面
同上10月11日のヌルデハベニサンゴフシ 近影 表面に穴が開いていて「ヤノハナフシアブラムシ」と呼ばれるアブラムシが殻を破り、飛び出 して第二次寄生先へ移るその痕跡らしい穴があいている。 ネット検索情報によると、第2次の寄生により成長し変化する可能性も考えられるが、ネット 情報によるとこの辺までしかわかっていないらしい。 また、「ヌルデの虫こぶ」のようにその中に含まれるタンニンを利用するために回収することも ないそうだ。 で、この珍しい「ヌルデハベニサンゴフシ」はこの1個だけだった かなり珍しい存在らしい。 図書館の帰り道、このヌルデの株と「ヌルデハベニサンゴフシ」のその後を観察するために 雨中立ち寄った。 残念ながら、ヌルデハベニサンゴフシは無かった。 その(1) ブログ「かわ遊び・やま遊び」などの情報 1. ヌルデハベニサンゴフシ(ヤノハナフシアブラムシ)と似た仲間にヌルデハサンゴフシ (ハナフシアブラムシ)の2つがある。 虫こぶには2種類あって名前も似ているが、今回の物は翼葉に作られているのでヤノハナフシ アブラムシによって形成された「ヌルデハベニサンゴフシ」でしょう。 って作られるのだそうです。 ※ 正確にはアブラムシを見比べないとわからないらしい。 3. 別名 ヌルデハナフシ 4. ヌルデハベニサンゴフシ 日本語表記 「白膠木葉紅珊瑚五倍子」 だろうか?私の見方 この五倍子をフシと読むのには慣れない私など大勢戸惑いがある。 そこで インタ-ネット上に様々な質問と回答がある。その一つ ”ヤフ- 知恵袋” 回答 五倍子とはヌルデの若葉に寄生したヌルデシロアブラムシの刺激によって植物体の保護 成分であるタンニン酸が集中し、その部分が膨らんだもので、いわゆる虫こぶの一種で すから実の部分ではありません。 「虫こぶの部分が五倍の大きさになるところからこの名前があります」 もともと漢方薬の名前ですから日本で付けた物ではありません。 樹種+部位+形状+フシ ヌルデ+葉+紅珊瑚+虫こぶ(フシ) 2017.08.25撮影の若い状態 成長する過程で表面の色・形状の変化もあるだろう。
見分け出来る根拠 葉軸に翼がある。このことは本当に分かりやすい!
物を発見、出合いが出来たきっかけと経緯とは? 日々ウォ-キングの往復の中で、この友が丘2丁目の林縁でヌルデに出合い撮影をつ続けてい る内に枝先で葉に交じって奇妙な物がぶら下がっていることを発見。
取敢えず「ヌルデのこぶ」の一つとしてブログに載せて来たのがヌルデハベニサンゴフシ。 (日本語では白膠木葉紅珊瑚五倍子(又は附子)と書くかもしれない。) 情報に出合ったことで、 1. そんなにたくさん存在しない珍しいな物であるらしいこと。 2. 「ヌルデのこぶ」が「お歯黒」に利用されるのに対して、こちらは利用されないらしい 「ヌルデのこぶ」同様ヌルデに寄生しながら全く別の物が存在しることに強く興味を感じます。
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最終更新日
2017年10月30日 08時15分23秒
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