4005757 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

三田のいのしし 見て歩き日記

三田のいのしし 見て歩き日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

さんだのいのしし

さんだのいのしし

カテゴリ

コメント新着

ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
ななちゃん@ Re:名前の分からない黄色い5弁の花について(05/23) コナスビではないでしょうか
青木 考@ Re:睡蓮の花とネナシカズラの話です。(09/14) ブログ主様、 (ニホン)ネナシカズラが生え…
く~ちゃん@ 心配してました 長らく更新されなかったので、心配してま…

フリーページ

お気に入りブログ

紫陽花が咲いている… New! グランパ3255さん

「しろうと自然科学… しろうと自然科学者さん

山野草 則利写真館 のりちゃん4752さん
猫のひたい nemuricoさん
路上観察 タマ君1144さん

カレンダー

ニューストピックス

2018年11月03日
XML
カテゴリ:花と園芸

初めに

丘陵の空き地で、初めて見る、興味あふれる野草に出合いました。
自転車で旧坂を上り、大原荘園町野外周道路をさらに登りながら左の空き地を左目の端に見ながら
伸びり続けた時に、一種異様と言うか見慣れない色が間に入ったのが最初の出合だった。

数日して、その事を思い出して確かめに出掛けて観察し撮った写真が最初で3,4回観察をくりかえ

して調べ、この四角な茎を持ち広線形と呼ばれる葉が元気に広がっている「ダキハアレチハナガサ」

でした。

日本帰化植物写真図鑑によると、南アメリカ原産の帰化植物らしいが最初の印象では違和感もあった

ご覧ください。

こんな花(2018.10.17) ダキハアレチハナガサ ほぼ間違いない


花弁は5裂したもので、5枚ではありません(日本帰化植物写真図鑑参照 204,205ぺ-ジ)

その株の様子 : ヤナギハナガサのごとく花がまとまって咲かない。

周辺は、日本の昔からある野草で、草丈が低い草がからかかっている景色の中で、緑が濃くて
茎は4角で、長い葉に大きな鋸歯が見られる野草が次第に繁茂していくらしい姿が見てとれた。

この全体像に出合った時 :
市内のどこかで見たことのある花に似ていると
かなり考え込んでおりました。
結果的に三輪四丁目の空き地花壇にて毎年開花するこの花である
と思い、確かめました。
2018.10.18 歩きました。
ヤナギハナガサ : クマツヅラ科


花笠に見えるのでこの花にこの名前が付くのは納得できる。

ヤナギの葉をしげしげと見たこともないが多分こんな細長い葉であろう。


葉腋からお花の茎が2本出ているので、対生している葉が茎を”やや抱き”・・・が見ずらいが

お花の花笠状からも”ヤナギハナガサ”であろうと特定できる。

1.   上の写真でもお分かりのごとく、茎は4角(4稜)です
2. 葉はいずれも広線形ですが、ヤナギハナガサは葉が無柄で基部はやや茎を抱き、対生する。

      ダキハアレチハナガサは、同じ無柄で、葉は広いまま茎へ接し、対生する。

3. アレチハナガサはこの三田市内では見ておりませんが、花の付き方はダキハアレチハナガサ

      に似ているが広線形の葉が茎に接する部分の幅が狭まる点が素人の見分け方かと思った。

ヤナギハナガサとその仲間であるダキハアレチハナガサやアレチハナガサの見分けのポイントは

1. アレチハナガサの葉の基部は、次第に細くなって茎につく

2. ダキハアレチハナガサは、茎に剛毛。葉は広いまま茎を抱くように2枚の葉の基部が接する。

   以上は松江の花図鑑で、ヤナギハナガサに似た花、アレチハナガサ、ダキハアレチハナガサ

       シュッコンバ-ベナなどの資料より

3.  ヤナギハナガサは、葉の付き方の比較ヲ待つまでもなく、花が花笠状に咲くので比較できる

ダキハアレチハナガサのあれこれ
2018.10.17、2018.10.24 2018.10.30
1. 花の形は、ヤナギハナガサに似ているが、花数が少ない
      
  花はこんなまばらな感じで付き、筒状になって見える。

     茎の頂で盛んに分岐して、穂状の花穂を多数つける  (日本帰化植物写真図鑑)

   
     この花の付き方は、いずれも似ているように見受けましたが花笠状には密集しない。

     お花とその付き方について、ヤナギハナガダサとダキハアレチハナガサ?らしい仲間の違い

     は上にご紹介させてもらいましたが、以下は葉と茎の接し方などについての資料です。

     

      共通して、全体に剛毛があって著しくざらつくらしい。

     

      ダキハアレチハナガサは、葉は広いまま茎に接している(松江の花図鑑で学んだ情報)

     
  対生している葉の上から花の茎?が2本出ているので紛らわしいが、対生している葉は

      広いまま茎に接している。

      アレチハナガサはその部分が細くなっているらしい。松江の花図鑑情報

      ヤナギハナガサはやや茎を抱く・・・日本帰化植物写真図鑑

     威嚇な茎と対生する葉の付き方

    

     空き地やその岸にご覧のとおり繁茂している
    

    蝶々が熱心に吸蜜しておりました。

    どうやら虫媒花?らしい。
    

    ベニシジミ その羽根を開いて。

   



※  なぜこの空き地にこのように南アメリカ減の多年生草本(日本帰化植物写真図鑑)の野草が

      繁茂しかかっているか? 新住宅地の開発が原因か?

      この丘陵のあるスぺ-すは、近年市街地の住人の住み替えの為、交換地を開発してできており

      イ)ノハラナデシコ                 少数の発生、出現時不明、未確認

      ロ) ハナハマセンブリ             一時期多数の発生を見た。 

      ハ) ジャノメギク     キク科       かなり多数の発生が見られた。
      ニ) ヒメコバンソウ    イネ科コバンソウ属  少数の発生、出現時不明、未確認
     など、三田市の従来の植生から言えば珍しい野草が、かずおおく見られます。
     ヒメコバンソウはヨ-ロッパ原産であり、いずれも海外からの渡来植物らしい。

   その要因として、大原、川除に接する丘陵を建設機械を入れて宅地開発したその事が関係して

     いるのではないか。

     推測です。  

〇 § Δ

後書き
1. ヤナギハナガサは花壇の花として三輪四丁目で初めてみましたが、それ以外では不明

       2018.10.18三輪四丁目をの谷川の川岸で自然に育つヤナギハナガサを初めてみました。
      

      草丈1m以上か。狭い敷地に2株育っているかに見える。
2. 日本帰化植物写真図鑑によると:

      ヤナギハナガサは第二次世界大戦後、東海地方で帰化が知られ、現在では全国的に市街地の

      道端などで見られるようになった。別名タチバ-ベナ
3. アレチハナガサ
      1967年頃から福岡県や神奈川県で見いだされ、現在では関東地方以西の市街地の道端、荒れ地

      や河川敷に大きな群落ををつくっている作っている。

同上の(注)

4.. ダキハアレチハナガサ

   葉の基部が耳状に茎を抱く、(V.incompta  P. Michael)も各地で増加している。

   ※ 日本帰化植物写真図鑑 2011年5月10日 ・引用と参照。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年11月03日 10時20分08秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X