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テーマ:こころの旅(60)
カテゴリ:瞑想
ゴパルが今年もやってきた。
彼はプーナのOSHOコミューン(いまではリゾートというらしい…)で、長年にわたって座禅やヴィパッサナといった伝統的な瞑想と催眠のテクニックを使ったグループを指導している。 ドライでストイックになりがちな座禅やヴィパッサナのような瞑想も、OSHOのガイダンスのもとでは、よりくつろいだジューシーなものになる。 それは修行と言うよりも遊びだ。 こんなにくつろいでいては求道者のエゴを持つこともできない。 そうしたくつろぎの中で瞑想は容易に花開く。 ゴパルのアプローチはいわゆるセラピーとはちがい、私的な問題に深入りすることはあまりない。 先日、ある友人が彼のワークはまるで禅問答で有名な「ガチョウは出ている。」のようだと言っていた。 うまいことを言うものだと思った。 確かに、問題の中にいると思っていたのに、気がつくともう問題の外へと出ているのだ。 くつろいだ雰囲気の中で瞑想はゆっくりと育っていく。 まるで木が育つように。 そうして座るとき、もはやゴールはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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