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「笑い」で宮崎応援、寄付を 小学生落語家たちが寄席 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で被害を受けた畜産農家を応援しようと、落語に取り組む奈良、兵庫などの関西在住の小学生4人と家族らが手作りのチャリティー寄席を18日に大阪府富田林市の公民館で開く。昨年夏、宮崎県日向市で開催されたこども落語の全国大会に参加し、宮崎の人たちと交流した思い出を持つ“ちびっこ落語家”たち。高座で笑わせ、義援金への協力を呼びかける。 今月下旬に同市で予定されていた第2回全国大会は口蹄疫の拡大を防ぐため中止が決まった。「りんりん亭りん吉」の名で全国各地で落語を演じ、昨年の大会にゲストで招かれた奈良県大和高田市の小学6年、田村凜夏(りんか)さん(11)はショックを受けたと言う。「宮崎牛のハンバーガーを作ってもらい、とってもおいしかった。みんな優しい人たち、できることをしたい」 娘の気持ちを知った母親の幸恵さん(38)が同じ大会に出場していた家族たちに協力を呼びかけ、富田林市高辺台2丁目の金剛公民館で「がんばれ!宮崎 ちびっこチャリティ寄席」の実現にこぎつけた。4人のほかに、交流のある小学生と幼稚園児のきょうだい漫才コンビ「はるとかんた」も出演する。「池田家大吉」として全国大会で優秀賞を受賞した兵庫県伊丹市の小学5年、寺原大智(てらばる・だいち)くん(10)は父親が宮崎県出身。「少しでも明るく元気になってほしいです」と話す。 午後2時半開演。入場は無料。会場に義援金箱を置き、子どもたちが支援を呼びかける。(篠塚健一) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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