アメリカ生活101

今日は義父側のファミリーリユニオン(日本語なに？親戚同窓会？）がありました。

そこで以前に義母について以前にも日記を書きましたが、今日も義母のホームレス用の袋(この袋にシャンプーだとか石鹸とか入れて一人一人に渡す300枚をファミリーリユニオンがあったときに親戚皆で作るのをお手伝いいたしました。後300枚はまた義母がホテルとか回っていらなくなった枕カバーをもらって来てその枕カバーに穴を開けて紐をとおしてバッグを作りをする予定です。

以前に義母がケアーセンター(お年寄りだけでなく、介護が必要な人老若男女関係なし）へボランティに言っていた時に知り合った男性の話です。

彼はアフリカからアメリカへ留学へ来ていました。アメリカの大学も卒業し後1週間でアフリカへ帰る事になっていたのですが、彼はご近所の木を切るお手伝いをしていてそのまま木から落ちてしまい、首から下が動かなくなってしまいました。

動かせるのは顔の中だけ。目と口(少しだけ言葉が聞き取れる程度できちんとは口が動きません）でなんとか意思を伝えるようになった物の、彼はその体で一生をすごくことになりました。もちろんケアーセンターから動かすことも出来ないので母国へ帰ることが出来なくなり、彼は一生をアメリカの医療介護つきのケアーセンターのベッドの上ですごさなくてはいけなくなりました。

義母の性格すぐに彼ともお友達になり、色々と面倒を見てあげていました。そうして彼の大学の友達の関係から一人のアメリカ人白人女性と事故後ケアーセンターで知りあいなんと2人婚約したんです！！！

もちろん結婚しても一緒には住めません。子供も作れません。

そこである人が彼女に

”どうして彼と結婚したいの？”

”もしあなたが彼のことをもっと知ればあなたが彼と結婚したいはずよ”

って言ったそうです。（T_T)愛ですねぇ。

そこで義母クジョー(木から落ちたアフリカ人）のために色々しました。

その中に一つはダイヤの指輪！

ある日義母から電話で相談があるから家に来て！

とのこと。ハニー君と一緒に行くとテーブルの上には5つほどダイヤの指輪が！

”どうしたのこれ？！”

ってびっくりして聞くと、

”クジョーに婚約指輪をプレゼントしようと思って。ジュエリーやさんから借りてきたの。”

全部ダイヤの指輪である。借りる方も借りる方だけど、貸す宝石やも宝石やですごい！何を考えているのか？？？

そしてどの指輪がいいか選ぶのを手伝って。ということだったのだが、私はシンプルなデザインがいい！といって石が1つのったのでリング部分もシンプルなのを選んだ。

後日クジョーに5つのリングを見えると、小さなダイヤがこれでもか！！！って付いた1cmくらいありそうな、かなりゴッツイのが自分はいい！ということになり私たちの意見は却下。それを義母クジョーへプレゼントしてか彼がフィヤンセへプレゼントしたそうです。

これを読んでどうしてそれじゃ彼が買ったのじゃないから!って思う人もいるかも知れませんが、彼はお金を持ってません。アフリカのどこかの部族の部長の息子さんらしいですが、でもその部族は一夫多妻。兄弟がうんさかいます。アフリカの家族にとってもどうしようもない状態なんです。ちなみに義母彼の結婚式に彼の両親を呼ぶために友達に声かけてマイレージもらってクジョーの両親をアフリカから呼び寄せました。

義母の人の良さはよく知ってましtが、これまでするとはびっくりしました。

後日クジョーはベッドと沢山の器具につながれて、ドクターと看護婦さんに付き添われて、教会へ行き結婚しました。
病室には沢山の花を飾ってその晩はのみ新婦さんが彼の病室で泊まってもOKって許可が出て二人で過ごしたそうです。

この義母から育てられたハニー君なのでお節介焼きの私が今日はXXXさんにご飯作ってもって行く！とか○○さんが病気だからちょっと行って来る！っていきなり走っても、ハニー君が会社から家に帰ってきたときに私が家に帰ってきてなくても何も文句言わない。ハニー君そう言う女性に振り回される運命だったんだね・・・。はははは。