馬券会計学という本
を買いました正月、帰省してその帰り道電車までの待ち時間がかなりあったため、移動時間含めなにか暇つぶしはないかな~とふと手に取ったのがこの本別に、馬券必勝法とかに興味はないんですよ競馬関連の読み物としてたまにはこうのも面白いのかなと内容の方は新馬・未勝利戦に絞り、穴狙いに徹し、勝負レースを絞るというものなんでも馬主経済学的に、古馬条件戦などと違い新馬・未勝利戦はガチンコ勝負の傾向が強く調教・直前情報であるパドックを間違いなく判断する能力さえ身につけることができれば確実に収益を上げられるそうです確かに興味深い部分も多く読み物としては面白いものでした中でも、セゾンがビッグレッドファームで調教するようになったのでうんぬん…etc馬券的側面からでは中々考えもしない領域まで把握してるあたりちょっとハンパねえっすただ、この本のオビの部分で謳っている年間578万円の利益を上げた男の方法論これがクセモノでしてこの本の巻末あたりに過去5年の収支決算なるものが載っているのですが~2006年~資本投下 :5922万回収 :6500万3100円差し引き :578万3100円回収率109.8%…あ~そうですかとしか言えませんねはたしてこの本のターゲット層って一体しかもコレを巻末に掲載しておいて、本文中で~馬券を買うのはあくまでも「それがなくなっても困ることのない金」であるべきだと私は思う。~だってさ…さらに言うと、578万も利益があれば税金かかるんでは?この方、元会計士のようですししかも有料予想も公開されていて、入会金3000円 開催8日間分の予想で15000円仮に、スワンの馬鹿かなにかで言ってた おこずかい3万円の人がこれを実戦したら…開催8日分を1ヶ月としても3万-1,5万残り1,5万で毎月勝負して12ヶ月回収率110%として年間収支18000円-入会金3000円…まあそんなもんですまあ私のような薄給リーマンは馬券で夢を見るな という教訓的な本ということですなくなってもいいお金を5000万円お持ちで、そのお金で1年で600万ぐらい儲けたいという方にはオススメの1冊ではないでしょうか馬券会計学