空からの贈り物
聖なる旅の最終日。呼ばれたような氣がして外を見ると海がピンク色に染まってました写真では少々わかりづらいですが、海もすっかりピンク色です。久しぶりに出逢う太陽。太陽に『ありがとう』を伝えたくなりました。太陽ってすごいなぁ。こんな隅っこまで照らしてるんだぁ。。。。って感動したのはいつだったろう?船旅を終えて、オスロの空港のカウンターでもうひとつの贈り物をいただきました。チェックインを担当してくれた現地の人が、私のパスポートを見て、話しかけてきました。 『見て!』その人は自分の名札を指差します。???言われるままに名札を見ると 『SANAE』え~っ!同じ名前!!その人もビックリした様子。感激のご対面です 『ノルウェーではポピュラーな名前?』と聞くと 『アラビックネームよ』と教えてくれました。お互い出逢えたことにうれしさが溢れます 『なんて読むの?』と聞かれ、 『 SA・NA・E in Japanese 』 ノルウェーの『SANAE』は『 SA・NA 』(Eは発音しないらしい) 『どんな意味?』と聞くと、 『SUN SHINE』 うれしいですね~。またまた太陽から贈り物いただきました そして。。。この旅最大の空からの贈り物。もうお分かりでしょうが、デジカメは寒さで風邪を引いてしまい、技術もないもので、こちらイメージ写真です。あしからず。。。オーロラが見えやすい時間帯は午後8時~10時といわれています。船での旅ではオーロラが現れると船内アナウンスがあります。それまでは最上階のラウンジでコーヒー片手にゆったりおしゃべり。ノルウェー語と思われるアナウンスはまったくわからないのですが、 『ノーザンライト:Northern Lights』 という語だけをキャッチして、ディナー中でも、部屋にいても、防寒具を手にデッキへと飛び出します。船旅初日、暗い夜空に雲のように白いものが漂っています。動いている氣がしてじっと見ていると、雲ではなくうっすら緑色のオーロラでした。旅行のパンフなどで色鮮やかなオーロラをあたりまえのように写真で見ていたので色が鮮明でないオーロラなんて、ちょっと意外でした。2日目は残念ながら見えず。3日目にややグリーンの強いオーロラに遭遇。何度も消えたりあらわれたりしながらやがて色は鮮明でないけれどどんどん形を変えて広がってゆき空の端から端までつながるほどの大きなオーロラとなりました。4日目、船旅最終日。今夜の真夜中に船を降りなければいけません。遭遇しやすい時間帯にほどほどのオーロラが現れました。夜も更けて12時近くなりもうこれで終わりかと思ったそのとき!この旅最大のオーロラショーが始まりました。天を仰げば、緑色のカーテンがゆらりゆらりと形を変えて広がっていきます。頭上で繰り広げられる不思議な現象はどんな言葉で表現できるのでしょうか?ただただ感嘆の声しか出ず、どんな言葉もなく『感謝』の祈りだけでした。最後の最後に見せてくれたすばらしい太陽から届いた贈り物でした。(オーロラは太陽風と地球の磁場の関係で起こります)満月の日に始まったこの旅。太陽の光には縁遠い真冬の北極圏で太陽の恵みをたくさん受け取りました。太陽の贈り物しっかりと受け取りました。ワタクシただいま【ハーベスト:収穫】です!!