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石ころ館雑記帳

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[環境] カテゴリの記事

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田んぼの草

ハートの葉っぱがかわいいのは田んぼのやっかいな雑草とされるコナギ。雑草はイネに悪い影響があるというので、とにかく徹底的に排除されるものですね。でも、最近になって、田んぼという栄養いっぱいの環境にイネだけが育っているという環境は、大きな目で見て異常なのではないか、と考える人が増えてきました。雑草だって、いろいろなものが少しあっていい、と。もちろん、田んぼの目的はお米を作ることなので、お米が取れなくなってしまっては本末転倒ですが草も、虫も生きている環境で、一緒に元気にイネが育つ、そういうのを目指したいと思う人が増えてきたんです。コナギもてんぷらなどにするとおいしいのです。そして、写真に一緒に写っているイネは、実は幻の。。。龍の瞳という新しいお米なんですよ。。。

August 26, 2008

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国際カエル年

2008年は「国際カエル年」なのだそうです。カエルをはじめとする両生類がいま、世界中で激減しています。ツボカビのニュースがありましたね。こういった病気だけでなく、環境の変化もカエルたち両生類たちに負担をかけています。ということは、つまり、私たち全体に影響が及ぶってことですよね。なぜかというと、カエルは虫など小さな生きものを食べているということともっと大きな鳥などの生きものに食べられているということで命と命をつなぐ役割も果たしているからだそうです。どの命もそうですが、カエルたちは身近にいつもいて分かりやすいですね。食べ物の安全とか、環境保全とかいろいろ言われているなかでカエルたちの状態は環境のことをよくあらわしてくれていると思います。日本の動物園や水族館でもとりくみが始まっていて両生類の箱舟と言われていますが、いろいろな種類のカエルを飼って、保護や情報提供をしています。カエルは土や水に近い生き物。鉱物に近いところにいる生き物でもありますね。 ← 身近なかわいいグッズにはたくさんある。。夏にはコレ。

June 17, 2008

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翡翠とガーネット

翡翠とガーネットでできています。。。って言ったら、そう見えるでしょ？これ、マツモムシの子どもです。ホンモノです。もう少しすると田んぼに出てきます。田んぼにどんな生きものたちがいるのか、いないのか。意外と知らない人が多いようですが実は、田んぼの生きものたちとおいしいご飯にはふか～～いつながりが。たくさんの生きものたちが関わって育ったお米は味わいも深くなる。。もちろんお米の味を左右する要因はたくさんあるのでおいしいお米を作るのはカンタンではないんですが。でも、こんな宝石みたいな生きものが暮らしてる田んぼってそれだけで安全だろうと分かるしそういうところで取れたお米を食べたいなと思うんです。

April 21, 2008

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砂とのかかわり。。

砂は鉱物！（笑）先日、ブラジルの真っ白な砂丘、レンソイスの番組をNHKで見ました。それはそれは美しい、雪景色のような砂丘。絵のような風景でした。レンソイス（ポルトガル語で「シーツ」の意味だとか）の砂丘があんなに真っ白なのは、砂粒が透明な石英だからだそうです。石英！水晶の砂丘かぁ～～～！！！なんてステキ！！厳密には、石英と水晶は結晶ができているかどうかちょいと違うので、石英＝水晶じゃないケド。サハラとか身近なところでは鳥取砂丘とかああいった自然の砂丘の砂粒は、石英成分が多いようですね。顕微鏡で見ると、中心の粒は透明なのが多いです。赤っぽい砂漠が多いのは、鉄分のせい。その鉄分がなにかの原因で流されたりして、砂だけ残ると白い砂丘になったりするんですね。さて、美しい砂丘ですが、砂漠地帯では美しいだけじゃすまないことも。砂嵐ですね。オーストラリアの砂漠やサハラや、アリゾナやゴビなどなどあちこちで、砂嵐は恐れられています。春になると日本でも黄砂が観測されますね。細かい細かい、ダストという状態の砂？なんですね。最近、この黄砂によるアレルギーが報告されるようになってきたとか。砂自体がアレルゲンじゃないのですがいろんなものがくっついてきて、わたしたちの体に入るんだとか。こうなると、砂が美しいという以前に、脅威になってしまう。。う～ん、砂も好きな私にはフクザツ。砂が悪いのじゃない！でも黄砂アレルギーなんて言われると誤解が広がりそう。せめて、砂つぶが汚染されないように環境のこともっと考えよう。でも花粉症が辛いときはあれこれ対策が先決だよね。。

February 19, 2008

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炭素

炭素。石好きな人に炭素と言えば？そう、ダイヤモンド！！今の世の中、炭素と言えば、CO2。CO2削減は大きな課題になってます。炭素を土の中に固定して、空気中のCO2が急速に増えるのを助ける手段としてたとえば有機農業が改めて注目を集めたりしています。炭素を土の中に固定する。。。年月がたち、遠い未来、温度と圧力がかかると、ダイヤモンドになるじゃないですか！（※管理人注：理論が飛躍してます。まるまる信じないように！（笑））だったら、炭素を固定して、ダイヤモンドをいっぱい作れば、地球温暖化防止に役立つ！！（理論は飛躍しています）

February 18, 2008

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田んぼに行ってきました

田んぼに行ってきました～。というのも、栃木県で水田環境鑑定士の認定セミナーがありまして仕事の一環で受講してきたんです。講義は。。。。大きな声で言うのはなんだけど、大学の先生の講義って私が学生だったころとちっとも変わっていないんだなあ。。。なんかなあ。。。研究者同士、専門家同士だったらよいと思います。難しい事柄を、難しい言葉で語るの。でも、今回は受講生は農家の皆さん。環境のことを伝えようと思ったら本当にわかってほしいと思ったら、伝えたいと思ったらあれじゃ～～～ねぇ～～～～！！もうちょっと工夫して、自分なりに理解を深めたいと思います。で、田んぼの実習がありまして田んぼに入ってきました。そこは農薬などの化学物質を何年も使っていない田んぼ。土はまるで、よーくあわ立てた石鹸の泡のようにトロトロ。クリームのよう。そしてひとすくいすればヤゴやドジョウやいろんな生き物たちがとれます。あぜには鮮やかなトンボたち。水にはゲンゴロウ。アメンボ。タイコウチ。カエルにクモにバッタに、た～くさんいました。水は微生物がいっぱいいるらしく、赤くにごっていました。あらゆる要素を満載した田んぼ。自然の循環ができている田んぼ。ここのお米、食べてみたいな～。お天気も素晴らしくて本当によい体験をしました。試験の結果発表は月末になりそうです。

June 20, 2007

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鉱物と微生物

微生物というとどんなものを思い浮かべるでしょうか？バイキンですか？何か、気持ち悪いものと思う人もいるでしょう。でも、わたしたち微生物との良いつきあいも長いんですよね。お酒も、味噌やしょうゆ、チーズとか漬物とか。最近は乳酸菌も注目を集めてますよね。微生物のことを調べ始めると、と～っても膨大な視野が必要になってきて驚かされます。ちょうどニュースで、生物が存在できそうな条件の惑星が見つかった、というのが出ていました。そこに生物がいるんだろうか、と。微生物のレベルであれば、いる確率の方が高いんじゃないでしょうか。微生物は文字通り、ちいさいちいさい生き物なので一見弱そうです。でも、高温でも、低温でも乾いていても、酸素がなくてもすごい環境でも、生き残ってきました。しかも、砂や岩といった鉱物にくっついているともっともっと生き残る確率が高くなるんだそうです。自力で動ける生命体としてはシンプルな微生物。鉱物との相性は人間以上にいいのかも知れません。つきあいも人間以上に長いんですから。そして鉱物はミネラル。ミネラルはすべての命に必要なもの。たとえば田んぼや畑では微生物がミネラルの循環を助けていて土と植物の関係をとりもっているんです。大きな循環のベースに小さな微生物。

April 26, 2007

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雨と黄緑色

関東はきょうは雨です。最近、ちょいとお天気が安定しません。春ですから。でも春ですが、ちょいと寒い日が続いているんですね。窓から新緑が見えています。いつもなら、新芽が出始めると、あっという間に伸びてくるんですが今年は寒いせいか、なかなか大きくなりませんね。朝、雨で、電車の窓がくもっていて外の景色がぼ～っと見えていました。ふと見ると、窓が一面、鮮やかな黄緑！みごとな色彩でした。大好きな黄緑。ふと、カドミウムグリーンという名称が頭をよぎりました。そんな色、あったかな？（カドミウムイエローは絵の具であるけどね）で、調べてみました。カドミウムなんていうとまず、毒っぽい響きがあります。かの公害病、イタイイタイ病の原因物質ともなりました。しかし、物質としては金属。鉱物ですね。ギリシャ語で菱亜鉛鉱を意味するカドメイア(Kadmeia)が名前の由来だそうです。で、菱亜鉛鉱といえば、スミソナイト。この鉱物は、コバルトでピンク色、銅で青緑色、そして、カドミウムで黄色になるんです。う～ん、あまり黄緑色との関連は出てこないみたいですね。^^;

April 25, 2007

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はしか

なんと、首都圏ではしかがはやっているそうです！びっくり。とくに、東京、埼玉あたり。東京と埼玉を往復している私はヤバイじゃん。私は小さいときにひじょーに重いはしかにかかり、死にそうになったのだそうです。（本人は覚えてナイ）だから、免疫はあると思うけど。でも、なぜ今、はしか？ウイルスだよね。理由は分からないけど、気をしっかり持って体に気をつけて過ごしましょう。

April 18, 2007

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漬け物

漬け物が好きなので、よく食べます。なかでも、ちょいすっぱくなったくらいの古漬けが好き。酸っぱくなったらダメになったと思っている人、多いそうです。でも、酸っぱくなったというのは、乳酸がたくさん出来ているからだそうで、これは有益とか。漬け物のメカニズム？を知ると、ちょいと感動します。そう、微生物の世界。昨年は、微生物についてずいぶんと勉強する機会があったんです。最近注目株のラブレ菌。コンビニでも乳酸菌飲料として売っていますね。腸までとどく植物性乳酸菌として知られるようになりました。腸まで行っても、胃散や腸の消化液にやられることなくたくましく生き続けて、さらに繁殖するのだとか。そのことで、腸の環境を整え、健康はもちろんダイエットにも、と欲張った期待から注目が集まっているようですね～。暮れから、ラブレ菌の飲料を買って、少し残して、そこに豆乳や野菜ジュースを足して本当に発酵するか実験してました。ヨーグルトなどの動物性乳酸菌とちがって冬なのに室温に置いておいてしっかりと発酵しました。豆乳は豆乳ヨーグルトに野菜ジュースは、しゅわしゅわの酸味を増して好みはあるかも知れませんがおいしくなりましたよ～。で、ラブレ菌は、もともと京都の伝統的漬け物である「すぐき漬け」の菌なのです。漬け物はたくさんありますがたとえばピクルスやザウアークラウトなどそれぞれに働く菌が違うんだそうです。いったいどれだけの微生物がいることやら。

January 8, 2007

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びせいぶつ　その１

微生物。つまり小さな小さな生き物たちのこと。目に見えない世界なので、あまり興味がない人がほとんどではないでしょうか。でも昨年、エコプロや冊子発行の際、私がとてもたくさん学んでいたのがコレ。微生物っていうと、「バイキン」って思う人が結構多いようなのでちょいとびっくりしました。バイキンがついてるから、食事の前には手を洗いましょう。当たり前に言われることだし、これはこれで大切ですが微生物というと、もっと範囲が広いです。小さな生き物。実は、私たちは昔から、ず～っとこういうものと一緒に暮らしてきました。お酒。醤油。味噌。ぬか漬け。いわゆる「発酵」ですね。暮らしの中にたくさんいるんですが食べ物を作る現場、つまり田んぼや畑にもたくさんいて、それがおいしくてバランスのよい、健康的な作物を作るうえで欠かせない存在だった！ということが、最近明らかになってきたんです。てな訳で、少しこんな話も出していこうかと思っているところ。微生物は鉱物とも仲がよいのですし。

January 8, 2007

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巨大ダンゴムシ発見～実は。。猫なんです

巨大なだんごむし～。。。いや、実はおねむのちびちゃんです。（笑）ちょうど色がだんごむし色。しかも、トラ柄なので、しましま。こうして寝ていると、まあ、白い部分も多いんですがつい連想してしまうんです。ふわふわでなごみます～～。

October 30, 2006

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雷好き

未明から大雷雨。安眠妨害もはなはだしい～～＾＾；ですが、雷って、好きだなあ。。でも、こういう「好き」という感覚を表現するのはすごくすごくむずかしい。どういうところがよいか、とか説明したいと思うのだけど、言葉を尽くせば尽くすほど、何かが抜け落ちていく。自分だけの表現にどんどん凝り固まっていくような感じ、「いいな」と思う気持ちは変わらないのに、それを考えている頭が、言葉がどんどんつまらなくなってくる。で、言葉を放り出してぼーっとしていると「好きだな～」と感じている核心部分が、また出てくるのですね。でも、雷。夕立などで、まだ明るいときには、雲の様相が見えてそのダイナミックな動きに感動します。きょうのは、真夜中なのに一瞬、真昼のようにぱっと明るくなる不気味な空。迫力満点の音。嬉しくなってしまいます。夜中から朝まで、ずっと鳴っていました。

September 11, 2006

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宇宙授業

宇宙授業を知っていますか？私たち、一般の人に、とりわけ、子供たちに、大きな宇宙の不思議を知って、関心を持ってもらおうとする試みのひとつです。宇宙は、私達にとって、よく分からない神秘の領域。しかし、現在に至るまでの、長きにわたって受け継がれてきた人類の叡智というものは、最終的には、すべてこの「宇宙」を理解するために営まれたものなのかも知れません。果てしなく続く、知りたいという思い。新しいことにワクワクする気持ち。そして近年になって、飛躍的に深まった宇宙への理解ですが、理解すればするほど、実は私達の身の回りにあるあらゆることが、この宇宙という営みの中で繰り広げられていることが解ってくるのです。　特に、子どもたちにとって宇宙とは、最も好奇心を刺激されるもののひとつでしょう。宇宙について考える時、そこには無限のイマジネーションが広がっていきます。そして、科学的探求心が芽生えるきっかけともなっているのです。　宇宙授業は、このように魅力あるテーマである「宇宙」を通じて、科学のさまざまな扉を開き、これまでにない側面から科学への関心を呼び起こそうとする試みです。世界で一番分かりやすい宇宙授業

July 31, 2006

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地球が大変。。。

先日のラピュタに続き、やっぱりいつ見ても感動するのがコレ。1984年制作というから、古い作品と言ってもいいかもしれませんが、今だからこそ見たい！と思うんです。光あふれる新緑の5月のはずだったのに、まるで梅雨のような天気が続いたかと思っていたら、そのまま本当に梅雨に突入。今は雨の季節で正解なんですが、それにしても、いつからか、天気がヘンだよね～～、とは誰でも感じていることではないでしょうか。。。きょうはなんと、ススキが穂を出しているのを見ました！！ニュースでも、あちこちで起こる気象災害の話題には事欠きません。そして言われて久しいのが、地球規模の環境の変化。大規模な開発で森が破壊されてしまったからでしょうか。フロンガスなどでオゾン層がおかしくなっているからでしょうか。工場が汚染した排水や排気を出しているからでしょうか。車の排気ガス、黒煙。もちろん、そういう問題も大きいですが、一番大きな勢力は私たち、一般庶民。なぜなら、毎日の生活で便利に使っているものたちが、そこにあって当たり前の感覚になっていて、それがどこから来るのか、どういう加工をされてくるのか、そしてどこへいくのか、あまりにも知らないんですね。ナウシカの生きる世界に出てくる、虫たちや腐海。これができた理由は、今の私達のそんな意識の中に根をはっていることかも知れません。それを自然が、静かに、見えないところでバランスをとろうとして、大きな循環の中でいつもいつも働いている。。。今の、日常の景色としてこのアニメが見えてきます。

June 21, 2006

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日照不足

うっわ～～～、もう6月も半ば。すっかりこの雑記もさぼってしまって。。。。いや、実に先月以来、日照不足です。いつも自然光で写真をとっているので、こう暗い天候が続くと、なかなか写真が撮れません。新聞には、紫外線も少なくて、お肌にやさしい日々となっている、なんてのんきなことが書いてありましたが、そんなことを言っている場合なんですかね？だって、田んぼを見たら、稲が全然育っていないところが多いんです。いつもだったら、田植えをして、水が一面に張られた田んぼがとても美しいですね。でも、その鏡のような田んぼの景色は、稲が成長すると見えなくなってしまうので、あまり長い間見ていることができないものなんです。ところが。今年は水面がいつまでも見えている。つまり稲が小さいまま。ちょっとでも雲が薄くなり、空が明るくなるだけでなんだかほっとします。青空。風。太陽。本来なら5月にはたっぷりと注がれるもの。まだまだ緑が成長する時期なのに、なんだか空気がよどんで腐っているような気さえしてきました。水はけよく日当たりよく風通しよく。。。こういう条件って、やっぱり大事だなあ。。と思うのでした。

June 14, 2006

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早春の田んぼ

天気がよかった土曜日。田んぼの方へ足を伸ばし、ぽかぽか陽気を楽しんできました。まだ春浅い風景、田んぼは枯れ野といった感じでしたが、あちこち田起こしもされていて、もうじき農作業も本格化、というところ。勤務している1Hz研究会でも、全国の農家の皆さんから田んぼに入れるミネラルの資材の注文がどっと押し寄せています。田んぼにでかけると、道から一歩入っただけで、空気がほんわかしていました。別に壁があるわけでもなく、吹きっさらしですがちょっとちがう空気。そして畦には春の野草たちがかわいい花をつけていました。野草の花は好き。日だまりでてんとうむしも動きだしていました。これから一斉にいろいろなものが芽吹いてくるんですね。いのち豊かな田んぼ。おいしくて安全なお米もここから！きょうの写真はタネツケバナです。

April 3, 2006

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私はコレで！

「お勉強日記」なるタイトルがあったので選んでみました。。。＾＾今日はまだ風邪で体調が思わしくなくおとなしくしております。（気持ちは元気！）ちょっと違った雑記を。。。I like learning English.Today I'll introduce my English learning story.. ^^I started to learn English at junior high school, like many other students.Our teacher was a middle aged woman, and what a shock, she spoke in English ONLY in our first lesson!We were surprised, impressed, didn't know what to do!But she had friends in the United States.And she introduced some American students to some of my classmates so that we could be pen friends.OOOOhh, it looked GORGEOUS!I was jealous! Ha ha.Next year, I became a member of another pen pal club at school.I was expecting a friend from the United States, too,(just because I didn't know much about other countries in the world!!)Finally, I got a friend.But she was Norwegian.Norway??? I had no idea what to do.. if I should write her a letter...but finally I decided to become her friend.I wrote a letter and went to the post office at once!It was very nice experience for me.I tried SO hard to write letters in English, and in some 15 years I got about 30 pen friends from many diffeernt countries.I didn't enjoy English lessons at school so much...ha habecause I had to learn many rules!Of course, I know it is important to learn grammar and other rules,it is actually really effective to master any foreign language.Especially for grown-up people, it is good, because the brain structure is already different from the little kids who can learn languages without knowing the grammar...Well, but I was lucky,because I had many friends who didn't understand Japanese and with whom I wanted to communicate.I was forced to use English. But I didn't hate it.It was great to find letters in my mail box every day.I needed to write back as soon as I can. Otherwise the letters would have been piled up immidiately.I kept writing English day after day.It means I kept reading English every day as well.Moreover, as I was so interested in learning languages and getting better,I watched the Sesame Street on TV, and concentrated SO hard to listen.Those days this program for the US kids has no Japanese version.It was good, too.Today, we have big choise to learn foreign languages, not only English.So many kind text books, CD's, DVD's, schools..... We can enjoy meeting new world.Listening to some unfamiliar sound is a good experience, indeed.(As my first pen friend was a Norwegian girl, I even learned Norwegian.)Just try hard and keep trying. And enjoy it.I don't have much chance to use English in my daily life any more (I still keep friendship with some of my pen pals.. wow, more than 20 years!), but I enjoy reading books (like Harry Potter) in English.It's wonderful.な～んちゃって＾＾；

January 2, 2006

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そうじ

きょうは、トイレと洗面所の掃除を念入りにやりましてピカピカです。＾＾掃除をするというのは正直、あまり得意ではありません。片付けものもヘタです。でもやっぱり掃除をしたあとというのは気持ちがいい！実は掃除をすることは自分のいる環境が物理的にきれいになるだけではなくてエネルギー的にもゴミを出しきれいになることに繋がるんですね。そう聞いてはホコリじゃ死なないから～。。なんて言っていられませんね！（笑）さて、よく、よいセンスを身につけたいな、なんて思いませんか？では、よいセンスって何でしょー？センス。感性。それを磨くって。。？本当は誰でもよいセンスを持っているんだそうです。でもせっかく持っているその感性を使ってないとやはりさびる。さびないようにするには使う。簡単なことは自分が気持ちいいという環境を少しずつでも作り、維持する。。。なぜ掃除のゆきとどいたところがゴミだらけで汚れたところより気持ちいいと感じるのでしょう？理由の説明は難しいですね。「だって、ゴミだらけのところなんて。。。」そう、あたりまえにそう思ってるようなことですがそれは無意識に何かを感じているからでは？？そのうまく説明できないけど、そう感じるってこと。それがセンスではないでしょうか？？簡単なことから。まず掃除して気持ちよいと思う空間を少しでもつくってみましょう。別に年末だからとか思わなくてもまず自分のために。いっぺんにしなくても、例えば引き出しひとつから。センス磨きにきっとつながります。さてさて私もやらなくちゃ！（笑）

December 30, 2005

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始まりましたね（追記あり）

展示用パネルの1枚です━あまり時間がなかったのですが奮闘した結果、手作り感覚でかわいいパネルができました。＾＾始まりましたね～、エコプロ200515日から17日まで、東京ビッグサイトです。私も知らなかったんです。こういうのがあること。今回は仕事で、出展する側になりました。ブースの展示と、講師の方をお招きしてセミナーを主催します。いかに今まで、自分たちの便利なようにだけ考えて人以外のもののことを考えなかったのか。。。なんて思ってしまいます。でもこういう、破壊的な流れになったのは最近のことなんじゃないでしょうか。特に日本人は本来、長い間、ほかのいろんなものと一緒に暮らしていたんではないか、と感じたりもしますが。今回のイベントにあわせて広報誌を作ったり展示用のパネルを作ったりとちょっと忙しくしてました。広報誌のタイトルは「未来農業」。未来なんて言うと、どんなイメージがありますか？結局、しばらく前に「未来」だと思っていた２１世紀はもう来てしまったのですよね。これが私たちの思い描いた世界？？ちょっと違うような気も。。。でも、違っていたら今、ここから直していけばいいんですよね。「未来農業」というと遺伝子操作や、工場のような環境で、土とも太陽とも無縁に生産される形の整った野菜などを思い浮かべる人もいるようです。でも、私たちの言う「未来農業」は人を含めた多様な生き物たち～鉱物や微生物、植物、動物みーんな～が共存してお互いがお互いの力を借りて生きて進んでいくような形のものなんです。さて今日は事務所でお留守番ですが明日から会場に行ってきま～す。

December 15, 2005

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いただきもの

きょうは、会社でおっきな大根としいたけを頂きました。ある農家の方がわざわざ送ってくれたものです。私の勤め先は、環境と農業を考える団体でして全国の数千名の農家さんとおつきあいがあります。より安全でおいしい作物を育てそれが作る人にも、食べる人にも、水や土、他の生き物たちにもよい環境を作り上げていくため、調査をしています。生き物が豊かな田んぼで育ったお米はおいしいそうです。先日、お米の味のコンクールがありました。うちの会員さんの中から優秀な賞を受賞された方が２名！！その方から世話になったからと野菜とお米が届いたのでした。いや～～、こういうの、本当に恵みって感じがする。テレビで子供の食生活が乱れていて、このままでは子供たちの体も心も危ない、という話をしていました。その中で、野菜が嫌いな子供たちでも実際に自分で野菜を育てる経験をすると食べられるようになり、給食も残すことがとっても減った、と紹介していました。残したらとてももったいない、と。学校が農家と提携してみんなで野菜やお米を作る。こういうのも循環っていうのかも。生きているものに実際に関わる。そこから恵みが得られることを肌で感じると心まで豊かになるんだなあ。

December 1, 2005

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言葉ではなんとでも

只今、来月発刊の冊子の編集・レイアウトにばたばたとしております。タイトルは「未来農業」。これからの農業は、地球全体、他とのつながりや多様性を考えたものでなくちゃ！という視点から専門家の話も交えて情報を発信していこうというもの。面白いです。そして、そこでやっぱり問題になってくるのが人の想いってことだなあ。。と感じてます。農業と言えば、私たちの食べ物を作っている現場。土、水、植物、そして目には見えないけど、他の生き物たちがたくさん、たくさん関わっている、と～っても大きな現場なんですよね。いのちの基本であるはずのその現場がいろんな問題を抱えていて、やっぱり、このままじゃマズイんじゃないか？？と思い始めている人が大勢います。「環境」という言葉もクローズアップさてれいます。どういう方向を選ぶにしろそれは「こうしたい！」と想う気持ちが先。もっとよいもの。もっと豊かに。明るい未来に。そう考えていると、どうしても全体とのバランスとか、人の意識とかそういう分野に入ってくるんです。スピリチュアルになってくるというか。で、生真面目な人たちは、ひとつ、これがいい！と思うと、そこへ突っ走る。それはそれで大事なことかも知れないけど、一歩間違うと、「こうあるべき！」というまた新たな枠組みをこしらえて押し付けがましくなるみたいです。。。多様であることが豊かなこと、と言いつつ、表面の言葉に捕われる。そしてまた狭くなっていく。う～～ん、なんかなあ。狭くしてしまう方に傾かないように行きたいぞ。そういう時の言葉って、まるで化学肥料で作られた作物みたい！色や形は立派だけれど浅いというか、硬いんだな～。編集作業にあたって文章の書き方ひとつにもそんな葛藤が出てきています。もっと広がる言葉、命のある言葉、そんなのが使えたらいいなあ。今回のことばかりでなく、今、あちこちにあふれている言葉だけのスピリチュアル。言葉だけにならないためには自分の芯をしっかりさせなくちゃ。よく見て、よく聞いてしっかり足を地につけて。

November 20, 2005

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出展します

１２月の１５、１６、１７日に、東京ビッグサイトにてエコプロダクツ２００５が開催されます。我が「１Hz研究会」も出展いたしますよ～。私にとっては初めてのことなので、なにがどうなるのか、さっぱり分かりませんが。。そもそもこんな大きなイベントに出展するなんてことが初体験。どうしましょ（笑）。主に、農業と環境についての展示になるかと思います。農業なんて、専門的な感じがしますが、結局は、私たちが日々食べるものを作っている現場なのですから、無関係な人はいませんね～。今、あらゆるところで「エコ」が叫ばれています。ハイブリッド車とか、もっと生活の質にこだわった住宅とか。どれも大事だと思います。私たちの研究会が関わっている分野は、田んぼを中心とした農業なんですが、その田んぼに生物たちの循環が戻り始めています。日本全国の田んぼに入る水、どのくらいの量になるでしょう。１町歩の田んぼ、１００メートル×１００メートル、つまり１万平方メートルに深さ１０センチの水が入っているとして、水の量はいくらでしょう。細かいことは分かりませんが（笑）、とにかく、どえらい分量になる、ってことは分かります。その水をきれいにする。それだけでも、日本の国土がきれいになるような気がします。浄化され、バランスを取り戻し、多様な生き物たちが帰ってくる。もちろん、魔法のようにそれがパパッとなされる訳ではありません。多様で膨大な背景があるので、すぐには目に見えないことも多いです。まるで人の意識のようです。あきらめず、根気強く、少しずつ。実践を続けている全国の農家の皆さん。事務、広報担当の人たち。研究者たち。心地よく暮らしたいと願っている生活者。みんなで作り上げるものかも知れません。見に来てね～。

October 27, 2005

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ハスモンヨトウ大事件

様々な環境汚染が深刻な問題になっているということは、誰でも多少は認識があります。そのためか、最近、お店に行っても、作った人の名前や顔写真を出して、野菜を売っているコーナーが増えているように思います。こういう人を応援したいな～と思ってしまいますね。無農薬の野菜づくり。素晴らしいんですが、大変でもありますよね。今までたくさんの化学的な成分を使って、なんとか病害虫を予防しつつ、収穫量を上げていたところへ、その薬をいきなりやめるというのは、リスクも伴うわけです。生活かかっている農家の方にとって、この決断は勇気のいることと思います。ところで、ハスモンヨトウという虫を知ってます？？ヨトウガというガの幼虫、イモムシであります。この間、しばらく暑い日が続いたとき、大発生したんですね。とある畑で。大変な被害。薬をかければ虫は死にます。でも、かけない。で、なお恐ろしいことに、畑から逃げた虫が、近隣の民家に押し寄せ、家庭菜園や花壇の植物に襲いかかったんです。無農薬のリスク。すさまじいですね。。。それでもなお、被害と環境保全への意気込みとの間で調整をしながら実行されている人たちが大勢います。農薬は使わなかったけれど、ミネラルと微生物の資材を使ったのでした。それで虫が逃げた。（この現象で起きる被害のことは、もっと詰めて考え、対処しなくてはいけないんですが、私は今そこまで分からないので、とりあえずコメントしません）虫が逃げるということは、何か起ったんです。そこで、会社の事務所で急遽、素人ながら検証開始。イモムシをごっそり持ち込み、作物の葉っぱをごっそり持ち込み、ホラー映画のような景色に。。。！容器に葉っぱと虫をセット。液の濃度もいろいろと準備。微生物資材を噴霧。すると、葉っぱから、シュワシュワと刺激性のものが立ち上り、ハーブとカレーとアルコールとを混ぜたような香りが立ち上ってきます。うわ～～、植物体が何かしている～～！！次の朝、見ると、液の濃度によって、あるところでは、虫はまだ元気で、葉っぱが丸坊主になっていました。一晩で、すごい食欲です。畑が全滅するのもうなずけます。ところが、また別の濃度のところでは、葉っぱがほとんど残っていて、虫が死んでいるか、かなり弱っているのでした。（濃い濃度のものが効くというワケではありません。ちょうどよい濃度があるんですね）おそるべし、植物。まだ人が知らないメカニズムをたくさん持っているようです。薬ではない何かが、植物に作用して、何かさせた結果、虫を撃退してしまいました。（このガス状のもの、もしかして、大量に出たら、兵器にすらなるかも、と思ってしまいました。う～ん、それは間違った使い方だけど。。）野生の状態では、あらゆる生き物がこうした手段を持っているんでしょう。科学とか、知恵とか言うのなら、そういうものを応用した上、地球を破壊しないで、なおかつ豊かに人が暮らすことができそうなんだけど。。そこを目指す無農薬の野菜作りなんですね。

September 24, 2005

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ごはん

田んぼでは稲が穂を出していますね！田んぼの景色、暑いこの時期、とても好きです。青々として、風が吹くとこれまた美しくて。。。稲といえば、ごはん。体によいもの、おいしいものを食べたい。それは誰もが持っている一番基本的、当たり前の気持ちですよね。でも、その当たり前のことが難しい世の中。素直な気持ちが素直な流れにのって広がりを見せる、そんな気運が芽生えているような気もしますが、大規模に展開される工業的な流れ対してどんな動きをしていくんでしょう。私たちの想い次第、でしょうか。。。以前、埼玉県でダイオキシン問題がクローズアップされ、ニュースでも取り上げられましたよね。あのニュースで、ホウレンソウの産地は痛手を被ったわけです。こういうことがあると、ますます安全性について考えさせられます。それ以来、ダイオキシンといえば、焼却炉から発生するという印象が強くなりました。でも、実は、それだけではないんですよね。化学的な農薬などなどによって、もう土の中にしっかり入り込んで、蓄積されているものなんだそうです。今、そういうものをやめてもすでに土が汚染されている。農薬だって、最初は、豊かな収穫のため、という目的だったと思います。しかし、私たちが知らなかったために、長期使用することによって、地球そのものに害を与えてしまう結果となりました。その結果、こんなに美しく見える田んぼから生き物たちがいなくなり、米という形はできていてもその中身はどうか。。。という状態になってしまったんでしょう。収量を確保するためにあらゆることがなされていて、土も疲れきってしまい、肥料も大量に必要となり、その経費も大変です。しかも作物の出来にはムラがあるんだそうです。食べ物の非常に大切なところは、お腹がふくれればよいということだけじゃないことなんですね。たしかに、お腹がいっぱいになるのは大前提です。それなくして他の活動は成り立ちません。しかし、本当の意味でお腹がいっぱいになる、満たされるというのは、もう少し違うところにもあるように思うんです。体も満たされる。しかし、本当においしいものを食べると、それが、体の隅々に行き渡って、しみ込んで、心がほっとする。そんな体験ありませんか？もしかしたら、食べ物のエネルギーって、そういうことじゃないかな？と思ったりします。味はよいけど、体にしみ込む感じのしない食べ物は、残念ながらたくさんあります。水もそうですね。もしかして、食べ物や水に力がなくなっている？？？？（個人的印象です。）もしかして、人が無理に作物の収量を上げようとして、土から（鉱物から！）搾取し続けた結果？？？収量が上がる＝豊かになる、という構図、でもその土台が危なくないか？？？そして、いかに体によい作物を作ろうとしても、膨大な経費がかかったり、労力がかかったりしたのでは、生産する側はやっていけませんよね。地球との循環ができて、生産する人も豊かになって。。。そんな方策があるのか？？？まだ微力ではあるんですが、取り組みをしているところがあります。ここだけではないかも知れませんが、私のいるところは1Hz研究会です。（あ、HPは、生産者向けになっているので、私たち一般の人にはちょっと解りづらいです。。これも、もっと美しく（笑）改訂する予定ですのでヨロシク）生き物たちが帰ってきている田畑があります。虫たちを求めて鳥たちも帰ってきているそうです。農薬を使わなければ収量を上げられなかった昔の状態に戻るのではなく、何か、これからのあり方ってあるんじゃないのかな。。と思いつつ、全国からの報告を待っているこの時期です。

August 21, 2005

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天然繊維

繊維業界の人の話を聞く機会がありました。肌に優しい天然繊維。何を思い浮かべますか？コットン？シルク？コットンは確かに、アクリルなどの化学繊維よりも肌にチクチクしないし、優しい感じがします。化学的に合成された繊維は、静電気も起きやすく、それが肌の表面から細かい粒子を奪いとるんだそうです。しかーし。実は、綿花は栽培の段階で、びっくりするほど薬づけなんだそうです。。。業界では、石油から作られる合成繊維と呼ばれるものの方が、よっぽど「天然」だよね～～、と言われてるそうです。。。それってヒドイよね。栽培の現場、流通の間に何が起こっているのか。これからはそういう情報もどんどん出てくるでしょう。知らないことは怖い。。

August 1, 2005

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遠ざかる過去

過去を振り返るなんて無意味！と言ったら、異論もあるかも知れませんね。。かく言う私も、え～～、そうかな？？と一時期思っていたりしたもんですから。＾＾；最近、自分の体の中の感覚として、不思議なことが起きつつあります。過去のことが、急にかすんで、遠ざかっているような感じなんです。それは、記憶がなくなるというのとも違いますが。。上手く言えませんね。あなたの過去はどんなでしたか？（なんて、振り返らせてはいけませんな）マイナスのイメージ、プラスのイメージ、様々。しかし、過去がどんなものであろうと、現在の自分がどう生きるかによって、過去の持つ意味は変わってくると思うし。。つまり、ダメだった自分、だから今もダメなんだ、という方程式を成り立たせてしまっては、本当にダメになってしまう。でも、過去にまあ、ダメと思えることもあったけど、今の自分はこう行くんだ！と思えれば、ダメだったことも今の中に活きてくることもあるんではないか、と。で、そんなこんなで、過去のことを考えていると、どっとその時に浸かってしまう自分がいたりして。。だって、こうだったんだもの。。とか、言い訳にもなったりして。でも、もう浸かっている意味を感じなくなってしまったし、興味が薄らいだというか、かすんできたんです。振り返って浸かるべき場所が。そんなことより、もっと自分が楽しくありたい、と思う方が強くなってきたんで。。今日、選んだテーマは「自分らしい生き方・お仕事」でも、何が自分らしいのか、それは自分が何を楽しく心地よいと思えるか、だけかも知れません。例えば、今までの経験からあれがよかったとかこれがよかったとか考えるのは、ひとつのテですが、すでに古いテですよね。自分らしさとは何かを考えたとたん、過去のことや様々な枠組みが絡んで来そうです。そんな枠組みを少しでも取り払い、後ろを振り返らないで行こうと思うとき、あまり「自分らしさ」を考える必要はないのかも知れませんね。

July 30, 2005

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そして大切なこと

なははは～～～。また続きになるんですが。。昨日のような話をされると、どよよ～～んと気が重くなったりしませんか？「最大勢力」の１人として、私は気が重くなりましたね、正直。積極的な活動に参加したり、大きなことにど～んと挑んでいかれる人は、誰から見ても「やっている」と見えていいもんです。しかし、私は必ずしもそうじゃない。むしろ、う～～～～～ん、分かっているけどなあ。。。というくらい。で、思うわけです。そうは言っても、誰でも同じように行動できるわけじゃない（言い訳でなく）。みんなが同じ方向に進むことは、大きな力になるし、流れをつくるけれど、それは必ずしも同じ行動として現れるわけじゃない、と。では、起点として、まず何が大事か。表面的には様々に見えることの、根幹に何かある、と思ったのです。そこを忘れると、実は環境にとっても負荷が大きくなってしまう、大事なポイント。それは、「自分を大切にすること」自分が大事だから、自分が身に付けたり、口にしたりするものは、当然よい物であって欲しいわけですよ。自分にとって大切な人の体や心にとっても、害になるものは断固拒否したいわけですよ。「環境が大事！」と言って、環境のためならどんなに自分の生活が不便で快適でなくてもいい、我慢しなくちゃ。エコでないことをしている人を見ると、もう、むかついちゃう！なんて、ちょっとヘン。そうしてためこむストレスこそがエコじゃないですね。。＾＾；エネルギー的に。すごく様々な要素が複雑にからんで、難しい環境問題。自分が心地よく、という基準から始めてみるの、意外といいのでは？と思います。自分が心地よく暮らすと考える。そのとき、自分や家族の口に入るかも知れない作物を育てている田畑に有毒なものが入ることをよしとします？自分が毎日暮らす町の通りに、あたりかまわずゴミを捨てたりします？自分が大切だったら。

July 26, 2005

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最大勢力

環境の話の続きというか、ちょっと違う視点を。環境破壊というと、どんなことを思い浮かべるでしょうか？大企業の工場？車の排気ガス？森林伐採？農薬を多用したシステム？そういったものは、まとまっているし直接的なので分かりやすい？ですね。そういうものには「反対～～！」と異をとなえることができます。しかし、ちょっと分りにくいけど、実は破壊の最大の勢力があります。それが私たち、ひとりひとり。しばらく前ですが、ちょっとびっくりの文章を見つけたので、きょうはそれを引用することにしました。以前にも紹介した、好きなマンガのパームシリーズからです。『あちこちで環境保全の必要性が叫ばれている今環境問題に無関心であることには気が引けますでもわたしは積極的に行動することには気乗りがしませんでしたなぜわたしが生活を変えたり自分の時間を割いたり時には不愉快な思いをしたりというリスクを背負ってまで祖先のおかした間違いや自分が始めたわけでもない破壊のために自分を犠牲にしなければならないのか？自分は普通の人間で何も悪いことはしていないのに「普通の人間」何も悪いことをしていないこれほどわたしたちを安堵させる言葉はありません責任は他の誰かにある問題を起こしたのも解決するのも他の誰かに違いないわたしたちは気づかない何が起こっても決してそれが自分のせいだとは思わない今わたしがお話しているアイデアを、地球上の誰もが好きにならないことは間違いありません自分達が邪悪な存在だと誰が喜んで受け入れられるでしょうか？しかし人間として普通に生活することがすべての汚染や環境破壊多くの死滅を招いている以上このことは否定できない直接的に戦争や差別や環境破壊を起こす人々は大きな自信をもってこれを行うことができる彼らはわたしたちがそれに対して何もしないのを知っているからですそして無言のうちに彼らを受け入れ手を貸してきた我々は潔白だと言えるでしょうか？わたしたちがこの世界に対してこれほどの影響力を持っている限り中間の立場などは存在しないある行動に対してイエスと言わない限りそれは否定となりノーと言わない限りそれは肯定となるそして破壊に対してイエスと言いつづけて来たわたしたちは明らかに有罪ですわたしたちは悪いもし今わたしたちが邪悪であることを認め邪悪でないものに変わらなければわたしたちは間もなく自分たちの惑星を滅ぼし破壊した惑星に殺されるでしょう自分を守りながらこの問題と向かい合うことなどできない。。。』ディープですな。（笑）もちろん、今の私たちが全ての文明の利器を捨て去って、原始時代に回帰すればいい、などとは思ってませんヨ、わたしも。それは方向としては違うと思うのです。ただ、今の状態から、現代の英知を持ってすれば（まあ、たいした英知でもないかも知れないけど）、もうちょっとマシなことができるんじゃないかな、とは思いますね。せめて、ひとつでも関心の持てる分野を探しましょ。そして少しずつでも、知ること、小さいことでもやってみること。それを、最大勢力の私たちがやることは、大きな意味を持ってくると思います。

July 25, 2005

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環境農業

おお、何だかカタいタイトルですが。。＾＾；農業のことは全く知らない私。住んでいるところは、郊外なので、近くに田畑があり、景色としての田んぼや畑は知っています。しかし、そこで何が行われているのかは、何も知りません。環境問題に注目が集まっている昨今。誰でも環境を良くしたいという思いは大なり小なり持っていると思います。ことに都市生活者、消費者は、自分達の口に入るものが、美味しくて安全であって欲しいと思っていますよね。心ある生産者も、自分達の作ったお米や野菜が、自信をもって販売でき、消費者に喜んでもらえるものであることを願っています。ところが、その間をつなぐものがほとんどないのが現状のようです。。まず、情報の循環がない。情報を出されると、困る人たちもいるようですが（どの業界も同じ）。景色としての田園風景は美しいもので、青青とした田んぼが広がっている景色など、癒されますよね。しかし、数ある産業の中で、もっとも環境を破壊しているものの第２位が、なんと農業なんだそうです。＠＠びっくりです。「汚れているのは、土なの！」アニメ「風の谷のナウシカ」の中で、ナウシカが言った言葉です。これは事実なんです。生産性を上げるため、大量に使用されてきた化学肥料や農薬。今、有機栽培や無農薬にしているところも増えていますが、土そのものに大量の化学物質が、すでに入り込んでしまっています。数年前、埼玉県でダイオキシンの問題が出ましたよね？ダイオキシンという猛毒の物質は、焼却場の問題だけのように思っていませんか？実は、田んぼの土そのものに、そういう物質が入ってしまっているんです。でも、そんなこと公表すると、多分、大変なんでしょうね。汚染された土をどうしたらいいでしょう？重いテーマに、ついつい気が重～くなります。はあ～～、どうしよ～～。。。しかし！自然界には素晴らしいものがあるんですね！それが微生物たち。東京都でも、汚水処理に微生物の力をかりる水の浄化に効果を認めているということですよね。微生物には様々なヤツがいて、他の生物には毒にしかならない硫化水素をエサにしているのとか、石油のような、後処理どうしたらいいのか分からないものを分解するのとか、すごいらしいです。そして土に入り込んだ化学物質を分解してしまうのがいるんです！おお～、希望の光！微生物とミネラル（お、鉱物が出てきた！）を使って土壌の浄化をする。それは、すなわち、日本の国土の浄化に繋がる。。（話がでかくなってきた＾＾；）それを推進中なのが、今、私の勤めている団体なのですね。田畑の浄化、国土の浄化。それに繋がって水も、微生物も、虫も、植物も、人も、全部関係してきます。そして素晴らしいのは、全国の心ある農家の皆さんが２０００名以上、実際に田畑でそれを実践しながら、成果を上げていること。土もきれいになるけど、それだけではなく、それによって作物がより健康に育ち、病害虫に対しても強くなり、収穫量、品質が上がるので、生産者の収入アップにも繋がるんです。デメリットと言えば、化学薬品のように、効果がすぐに分からないことがあるし、天候などの複雑な要素が絡んでくるので、判断が難しい部分があることかなあ。。タイミングによっては雑草も元気になってしまったり＾＾；でも、だからこそ、そこで大切になってくるのは、人の想いだなあ、と改めて思うのです。きれいな環境で暮らしたい。美味しくて安全な食べ物が欲しい。それを届けたい。健康に豊かに暮らしたい。生産者と消費者の信頼関係を作りたい。そういう気持ちがなければ、環境農業なんて成り立ちません。もっと情報の循環を豊かにするために、今年は情報発進にもっと力を入れようとしている私たちです。

July 24, 2005

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